マスクをした犬
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202084日に、中国で新型ブニヤウイルスに60人が感染したというニュースが報じられ、話題になっています。

新型ブニヤウイルスの感染源や症状、いつ発見された感染症なのか、通常のマダニ媒介の感染症(SFTS)との比較、ヒトからヒトに感染するのかをまとめました。

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中国の「新型ブニヤウイルス」とは?

ウイルス

2020年8月4日に、ANNが報じた新型ブニヤウイルスが話題になっています。

ニュース内容を転載します(赤字は、当ブログ運営者)。

中国で「新型ブニヤウイルス」7人死亡…60人が感染

「新型ブニヤウイルス」というウイルスに感染し、中国で7人が死亡していることが分かりました。

中国メディアによりますと、江蘇省南京市に住む60代の女性は40度の高熱が続いてせきとだるさもあったため病院に行ったところ、新型ブニヤウイルスに感染したと診断されました。

同じ病院では今年に入り、合わせて37人の感染が確認されているということです。

安徽省でも4月以降、23人が感染してそのうち5人が死亡し、浙江省では2人が死亡しています。

専門家は新型ブニヤウイルスに感染した場合、白血球の減少や体内の出血などが見られるとしています。

引用元:https://news.yahoo.co.jp/articles/ecd54fb17f1c44edc44d8401d7a775fa95b1992e

2020年の年始早々、中国の武漢から始まった新型コロナウイルスで、世界中が苦しんでいる中、新型ブニヤウイルスの報道にショックを受けた人も多いのではないでしょうか。

新型ブニヤウイルスの感染源(原因)は?

過去の報道ではブニヤウイルス感染症について、次のように報じています。

ブニヤウイルス感染症は多くの場合、マダニにかまれることで感染する。

引用元:https://news.biglobe.ne.jp/international/0805/rec_180805_5876753625.html

今回は「新型」とのことですが、ANNの報道で黒いダニの写真が使われていたので、やはりダニが感染源と思われます。

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新型ブニヤウイルスの症状は?

聴診器をもつ医師

202084日のANNニュースでは「40度の高熱が続いてせきとだるさ」「白血球の減少や体内の出血などが見られる」と報じています。

また、過去に中国で新型ブニヤウイルスに感染した患者については、次のように報じられていました。

患者は発熱し始めてから3日目で下痢や嘔吐(おうと)、全身の筋肉や関節の痛みがある。

血小板も白血球も数が低下しており、ウイルス性の感染症とみられるとの説明だった。

引用元:https://news.biglobe.ne.jp/international/0805/rec_180805_5876753625.html

まとめてみると、以下の症状が出るようです。

新型ブニヤウイルスの症状
  • 40度くらいの高熱

  • だるさ

  • 下痢

  • 嘔吐

  • 筋肉痛や関節痛

  • 体内の出血

  • 血小板数や白血球数の低下

インフルエンザの症状におおむね似ているように思いますが、体内で出血もあるということで、怖い病気のように思います。

新型ブニヤウイルスは2011年に中国で発見された感染症

新型ブニヤウイルスは、2020年に初めて発見された感染症ではありません。

2011年317日の新華ネットは「中国で新型ブニヤウイルスを発見 ダニにかまれ発症の元凶を特定」という見出しで報じています。

以下は、東京大学医科学研究所アジア感染症研究拠点のHPからの引用です。

ここ数年、中国の一部地域でダニにかまれることで発症する病気が相次いで発見されている。中国CDCの研究により、新型のブニヤウイルスがその元凶だと特定された。

引用元:https://www.rcaid.jp/archive02/news/individual2011.htm 

いずれにしても、中国で最初に発生した感染症のようです。

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新型ブニヤウイルスと重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の違いは?ヒトからヒトに感染する?

新聞とメガネ

ダニが媒介する病気はたくさんあります。

マダニが媒介するウイルス感染症は83種、細菌感染症は14種、リケッチア感染症は20種、原虫感染症は32種も確認されている

引用元:https://news.biglobe.ne.jp/international/0805/rec_180805_5876753625.html

新型ブニヤウイルスと「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の違いは?

国内でも西日本では毎年のようにマダニに刺されて感染症を発症し、亡くなる方がいます。

しかも、死亡者数は年々増加しているようです。

以下は、2019年の日本経済新聞の記事の引用です。

国立感染症研究所は17日、マダニが媒介する致死率の高い感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の今年の感染者の報告者数が初めて100人に達したと発表した。

これまでは2017年の90人が最多だった。

引用元:https://www.nikkei.com/article/DGXMZO53465030X11C19A2CR8000/

今回の「新型ブニヤウイルス」と、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は違う病気なのでしょうか?

国立感染症研究所によると、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは次のような病気です。

重症熱性血小板減少症候群(SFTS
  • SFTS2011年に中国の研究者らによって発表された

  • ブニヤウイルス科フレボウイルス属に分類される新しいウイルスによるダニ媒介性感染症

  • 潜伏期間は6日~2週間

  • 主な症状:発熱、消化器症状(食欲低下、嘔気、嘔吐、下痢、腹痛)

  • その他の症状:頭痛、筋肉痛、意識障害や失語などの神経症状、リンパ節腫脹、皮下出血や下血などの出血症状

  • 白血球減少、血小 板減少も多く見られる

  • 致死率は6.330

  • 主な感染経路はマダニ(フタトゲチマダニなど)

  • 血液等の患者体液との接触により人から人への感染も報告されている

  • 治療は対症的な方法しかなく、有効な薬剤やワクチンはない

これを読む限り、「新型ブニヤウイルス」と「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」は、ほとんど同じ病気のように思えます。

しかし、「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と報道せず、「新型ブニヤウイルス」と報じるのには、理由があるのかもしれません。

新型ブニヤウイルスはヒトからヒトに感染するの?

もしも、「新型ブニヤウイルス」が「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」と同じ病気だった場合、最も気になるのは次の2点ではないでしょうか。

  • 血液など体液の接触でヒトからヒトへ感染する
  • 薬やワクチンがない

空気感染や飛沫感染ではなく、体液の接触による感染とのことですが、気になりますね。

今後のニュースに注目したいところです。

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新型ブニヤウイルスが2011年に発見されたなら、どうして今になって報じられているの?

2011年に発見された新型ブニヤウイルスが、2011年の今になって日本で報じられているのはどうしてでしょう?

次のような理由が考えられます。

  • 今年になって60人が感染している

  • 死亡者も7人出ている

  • 同じ病院で、今年になって37人が発症している

  • 同じ場所で感染者が増加しているということは、ヒトからヒトへの感染している可能性がある

いずれにしても、今後のニュースを注視したいところです。

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まとめ

新型ブニヤウイルスのニュースに驚いた人も多いのではないでしょうか。

第2報に注目したいと思います。

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