イグノーベル賞
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2020918日に、イグノーベル賞が発表されました。

京都大学のワニの研究が受賞し、14年連続で日本人が受賞することに。

この記事では

  • イグノーベル賞はどんな賞?
  • ヘリウムを吸ったワニは、どんな鳴き声か(動画)
  • 過去14年間の日本人受賞者の名前と研究内容

についてまとめました。

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イグノーベル賞はどんな賞?

https://www.instagram.com/p/CFUIHYUjrdx/?utm_source=ig_web_copy_link

イグノーベル賞は、1991年にイギリスで創設された賞です。

ユーモア系科学雑誌『風変わりな研究の年報』が発刊されるにあたって、創設されました。

ノーベル賞の創設者「ノーベル」に、否定の意味になる接頭語「Ig」をつけて、「イグノーベル賞」とされています。

ノーベル賞のパロディ版という位置づけで、知られています。

毎年9月か10月に、

  • 人々を笑わせ、考えさせてくれる業績
  • 風変りな研究

に対して贈られます。

イグノーベル賞の常連国は、日本とイギリスです。

創設者によれば、日本とイギリスは「奇人・変人を誇りにする風潮がある」とのこと。

良い表現に変えると、日本人とイギリス人には、ある意味ユーモアのセンスが似ているところがあるのかもしれませんね。

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2020イグノーベル賞】ワニがヘリウムを吸うとどんな声?

2020年にイグノーベル賞を受賞したのは、京都大学霊長類研究所の西村剛准教授らのチーム。

ワニにヘリウムガスを吸わせて、鳴き声の変化を実験した研究が、「音響学賞」を受賞しました。

霊長類研究所なのに、ワニの研究をするんですね。

もともとは、テナガザルにヘリウムガスを吸わせて、実験したそうです。

そうしたところ、ワニの分析も頼まれて実験したとのこと。

  • 絶滅危惧種のヨウスコウワニ(中国固有種)で実験

  • ワニが声をだすメカニズムについて調査

  • ヘリウムガス(無害)を使用

ワニを入れた水槽に、ヘリウムガスがある場合と、ない場合で、鳴き声がどう変わるか実験したそうです。

結果、ワニは人間や鳥と同じ発生メカニズムを持っていることが分かったそう。

そのことから、「恐竜も同じかもしれない」という予想がたったそうです。

ヘリウムガスを吸ったワニは、どんな声なのでしょうか?

動画では2分14秒あたりです。



ワニの鳴き声は、変化はしてますが、思ったほど高くないですね。


テナガザルの方が、顕著に鳴き声が高くなっています。

サルも、鳴いてて自分で驚いたかもしれませんね。

実験は大変だったようです。

西村さんは「うれしい。実際にワニにヘリウムを吸わせるのは大変で、労力をかけて実験した姿勢も評価されたのではないか」と喜びを語った。

引用元:https://www.yomiuri.co.jp/science/20200918-OYT1T50097/

ワニは水に潜ったりするから、ヘリウムをなかなか吸わなかったのかもしれませんね。

苦労が報われて、良かったです!

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【イグノーベル賞】14年間連続で日本人が受賞!

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#イグノーベル賞

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イグノーベル賞は、1991年に創設されました。

翌年の1992年から、多くの日本がさまざまな部門で受賞しています。

あのドクター中松さんも、2005年に受賞していますね。

34年間、自分の食事を撮影して、脳や体調への影響を調べたそうです。

個人的には、

  • 1995年の「鳩を訓練して、ピカソとモネの絵を区別させる」
  • 1999年の「浮気発見スプレー」
  • 2007年の「ウシのうんこからバニラの香りを抽出」

というイグノーベル賞が、とても気になりました。

受賞者を調べていたところ、北海道大学がダントツで受賞者が多かったです。

この流れで、イグノーベル賞の連続受賞の記録が、今後も伸びるといいですね。

部   門 受賞事由受賞者
1992医学賞「足の匂いの原因となる化学物質の特定」研究資生堂研究員6名
1995心理学賞ハトを訓練してピカソの絵とモネの絵を区別させることに成功慶応義塾大学の渡辺茂教授ら3名
1996生物多様性賞体調0.3mm以下の「ミニ恐竜」などのミニ種1000種以上の化石を発見岡村長之助(岡村化石研究所)
1997生物学賞ガムの味によって脳波はどう変わるのか」という研究柳生隆視(関西医科大学講師)
1997経済学賞「たまごっち」で、数百万人分の労働時間を仮想ペットの飼育に費やさせた横井昭裕(ウィズ)
真板亜紀(バンダイ)
1999化学賞夫のパンツに吹きかけることで浮気を発見できるスプレー「Sチェック」を開発牧野武(セーフティ探偵社)
2002平和賞犬語翻訳機「バウリンガル」の開発によって、ヒトとイヌに平和と調和をもたらしたタカラの佐藤慶太氏ら3名
2003化学賞ハトに嫌われた銅像の化学的考察廣瀬幸雄(金沢大学教授)
2004平和賞カラオケを発明し、人々が互いに寛容になる新しい手段を提供した井上大佑(会社経営者、大阪府)
2005生物学賞131種類の蛙がストレスを感じているときに出す特有のにおいを全部嗅ぎ分けてカタログ化早坂洋司(オーストラリアワイン研究所)
2005栄養学賞34年間、食べた物が脳の働きや体調に与える影響を分析中松義郎(ドクター中松)
2007化学賞ウシの排泄物からバニラの香り成分「バニリン」を抽出した研究山本麻由(国立国際医療センター研究所研究員)
2008認知科学賞単細胞生物の真正粘菌に、パズルを解く能力があったことを発見北海道大学の中垣俊之氏ら5名
2009物学賞ジャイアントパンダの排泄物から採取したバクテリアで、生ごみを90%以上削減田口文章(北里大学名誉教授)ら
2010交通計画賞真正粘菌を用いて、輸送効率に優れた最適なネットワークを設計する研究北海道大学の高木清二氏ら
2011化学賞緊急時に眠っている人を起こすのに適切な空気中のわさびの濃度発見滋賀医科大学の今井真氏ら6名
2012音響賞自身の話した言葉を、ほんの少し遅れて聞かせることで、その人の発話を妨害する装置「スピーチジャマー(Speech Jammer)」を発明産業技術総合研究所の栗原一貴氏ら2名
2013化学賞たまねぎで涙が出てくる仕組み研究ハウス食品の研究員など
2013医学賞心臓移植をしたマウスは、モーツァルトよりもオペラ『椿姫』を聴かせた方が、生存期間が延びたという研究順天堂大学の内山雅照氏ら5名
2014物理学賞床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさを計測北里大学の馬渕清資ら4名
2015医学賞キスで、アレルギー患者のアレルギー反応が減弱することを示した研究木俣肇(開業医)
2016知覚賞前かがみになって股の間から後ろ方向にものを見ると、実際より小さく見える「股のぞき効果」を実験立命館大学の東山篤規教授ら2名
2017生物学賞雄と雌で生殖器の形状が逆転している昆虫(トリカヘチャタテ)の研究北海道大学の吉澤和徳準教授ら2名
2018医学教育賞自分の大腸検査した論文「座位で行う大腸内視鏡検査―自ら試してわかった教訓」堀内朗(昭和伊南総合病院消化器病センター長)
2019化学賞典型的な5歳の子供が、1日に分泌する唾液量の測定渡部茂(明海大学保健医療学部教授)ら5名
2020音響学賞ヘリウムガスを使うとワニのうなり声も高くなることを発見西村剛(京都大学霊長類研究所准教授)
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イグノーベル賞(2020)のワニの研究&過去に受賞した日本人まとめ

2020年も日本人が、イグノーベル賞を受賞しました。

この記事のポイントは、

  • イグノーベル賞は、「風変わりな研究」などに送られる賞
  • ワニにヘリウムガスを吸わせると、鳴き声が高くなる
  • 日本は14年連続でイグノーベル賞を受賞している
  • 受賞者は北海道大学が多い

です。

来年は、どんな研究や業績が受賞するのでしょう。

今後も日本人には、連続受賞の記録を更新してほしいですね。

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