
シリーズ3作目となる『カイジファイナルゲーム』。
前2作の登場人物も登場し、目まぐるしくストーリーが展開します。
この記事では、1・2作目の『カイジ』の内容も交えながら、
- ネタバレ相関図
- 登場人物のキャスト・経歴やあらすじ
を分かりやすく解説します。
【カイジファイナル】ネタバレ相関図
劇場版『カイジ』シリーズ3作目の『カイジファイナルゲーム』。
前2作は漫画が原作ですが、『ファイナルゲーム』はオリジナルストーリーとなっています。
ネタバレ相関図はこちら。
カードは、関係性によって色分けしています。
- ブルー:東郷滋の人間秤チーム
- ピンク:政府の預金封鎖プロジェクトチーム
- グリーン:カイジの知人(前作登場)
【カイジファイナル】登場人物のキャスト・経歴やあらすじを解説
登場人物について、前作や『ファイナルゲーム』のあらすじを交えて
- キャスト
- 経歴や役回り
を解説します。
ネタバレを含みますので、ご注意ください。
伊藤カイジ(藤原竜也)
1・2作のカイジ
定職につかず、怠惰な生活をしている。
1作目『カイジ人生逆転ゲーム』では、友人の連帯保証人となって、多額の借金を背負った。
借金の取り立てに来た遠藤凛子からギャンブルクルーズを勧められ、「限定ジャンケン」で勝利するも、仲間のミスで強制労働についた。
強制労働を抜け出すためにカードゲームに挑戦して、利根川幸雄に勝利し、5億円を手に入れる。
しかし遠藤凛子に睡眠薬で眠らされた隙に、金を奪い取られてしまう。
2作目『カイジ人生奪回ゲーム』では、カイジは帝愛グループに借金をして、地下で強制労働に従事。
イカサマ賭博の「地下チンチロリン」で、班長の大槻太郎に金を巻き上げられてしまう。
ある日、前作でカードゲームに勝った利根川幸雄と再会。
ホームレスになっていた利根川は、カイジに裏カジノを紹介した。
カイジは知り合った坂崎孝太郎から、「沼」と呼ばれる一攫千金の巨大パチンコを教わる。
カイジは利根川や坂崎と協力してパチンコに勝利し、賞金を山分け。
しかし、カイジは利根川に金をすり替えらてしまう。
結局カイジは、利根川にだまされたことに気づかなかった。
『ファイナルゲーム』のカイジ
失業率40%でスーパーインフレの不景気に、カイジは派遣社員として働いていた。
大槻太郎に誘われた人生逆転の休載イベント「バベルの塔」に勝利して、主催者の東郷滋と出会う。
政府の預金封鎖計画をつぶしたい東郷に協力して、ギャンブル「人間秤」に挑む。
対戦相手は、カイジの派遣元「良善興業」の社長で、「日本の派遣王」と呼ばれる黒崎義裕だった。
カイジは、ギャンブル「ドリームジャンプ」で賭け金を増やし、「人間秤」に勝利したものの、預金封鎖は止められず。
撤回を賭けて、首相主席秘書官の高倉浩介と「ゴールドジャンケン」をする。
カイジはジャンケンに勝つが、高倉は応じなかった。
預金封鎖は発令されてしまったものの、カイジは裏をかいて、封鎖を阻止した。
カイジは報酬を受け取るも、またしても出し抜かれて遠藤律子に金を奪われてしまう。
桐野加奈子(関水渚)
大阪での人生救済イベントに参加し、優勝。
強運の持ち主として、東郷滋からカイジとともに「人間秤」への協力を依頼される。
明るい性格で、「人間秤」への挑戦も、「生きてきた中で一番おもしろいかも」と前向きにとらえる。
東郷滋(伊武雅刀)
余命いくばくもない不動産王。
自身を「今まで多くの人を蹴落としてきた。褒められない生き方をしてきた」と評する。
一方で、「最後くらい国のために尽くしたい」と、政府の預金封鎖と新通貨発行の阻止計画を立てた。
各地で「救済イベント」を開催し、野心と運のある伊藤カイジと桐野加奈子に協力を依頼する。
自身の全財産を賭けて、帝愛ランドのギャンブル「人間秤」に挑んだ。
しかし、あてにしていた友人たちの裏切りや、黒崎義裕のイカサマで追い詰められ、ゲーム中に倒れて運ばれた先の病院で死亡する。
廣瀬湊(新田真剣佑)
東郷滋の秘書を3年間務める青年。
真面目だが暗く、ニコリともしない。
実は、東郷滋がかつての愛人との間につくった実子だった。
廣瀬は、母親を捨てた東郷を恨んでおり、復讐するために秘書になったのだった。
東郷を裏切って、「人間秤」では黒崎義裕に協力する。
その際、東郷が母親を捨てたわけではないことを知り、苦悩。
東郷の死後は、自分を見つめ直して、これまでとは違う人生を生きることを決意する。
黒崎義裕(吉田鋼太郎)
帝愛グループの「良善興業」の社長で、政府の預金封鎖プロジェクトのメンバー。
「日本の派遣王」の異名を取る。
不動産王の東郷滋と、全財産を賭けるギャンブル「人間秤」で対戦する。
帝愛グループであることを活かして、さまざまなイカサマで東郷やカイジを追い詰めたが、最終的に欠けたコイン1枚の差で、「人間秤」に敗北した。
高倉浩介(福士蒼汰)
「影の総理」の異名をとる首相主席秘書官。
国と地方が抱える1500兆円の負債問題を解決するために、政治家を利用して、預金封鎖と新通貨発行を推し進める。
強引に預金封鎖を決行しようとするが、カイジに新通貨を差し押さえられ窮する。
カイジから預金封鎖を賭けた「ゴールドジャンケン」を持ち掛けられて敗北したが、応じず強引に預金封鎖を決行。
しかし、さらに裏をかいていたカイジに出し抜かれて、完敗する。
大槻太郎(松尾スズキ)
『カイジ』シリーズの1・2作目に登場する、カイジの元上司(E班の班長)。
自身が主催する「地下チンチロリン」でイカサマをし、カイジらから金を巻き上げていた。
『ファイナルゲーム』では、生活苦のカイジに、人生を逆転する救済イベント「バベルの塔」の話を持ち掛ける。
遠藤凛子(天海祐希)
『カイジ』シリーズ1作目に登場する、帝愛の元幹部。
1作目では、カイジの借金を取り立てギャンブルクルーズを勧めて、最終的にカイジの賞金5億円をだまし取った。
『ファイナルゲーム』では、帝愛ランドのギャンブル「ドリームジャンプ」に勝つ方法の情報を提供。
その報酬を主張し、カイジに金の入ったトランクを選ぶ余地は与えたものの、結局カイジの取り分を横取りした。
坂崎孝太郎(生瀬勝久)
2作目の『カイジ2人生奪回ゲーム』では、カイジと共闘して「沼」と呼ばれる巨大パチンコに挑んで勝利した。
『ファイナルゲーム』では、東郷滋に金塊を賭けて、カイジを応援した。
渋沢総一郎(金田明夫)
自分の資産を守ることしか考えていない総理大臣。
【カイジファイナル】ネタバレ相関図と登場人物の経歴まとめ
『カイジ』シリーズの3作目『カイジファイナルゲーム』は、前作のキャラクターも登場し、目まぐるしくストーリー展開します。
『カイジ』シリーズを初めて観る人が、より映画を楽しめるように、前作の内容も盛り込んで、相関図と登場人物の経歴をまとめました。
- 1・2作目でカイジの班長だった大槻太郎が、カイジに「バベルの塔」の話を持ち掛けた
- カイジは「人間秤」で、派遣元「良善興業」の黒崎社長と対戦
- カイジは「ドリームジャンプ」で賭け金を増やして、「人間秤」に勝利
- 秘書の廣瀬湊は、東郷滋の実子だった
- 廣瀬湊は父親に復讐するために裏切り、「人間秤」で黒崎に協力
- カイジは「ゴールドジャンケン」で高倉浩介に勝利
- 高倉浩介は強引に預金封鎖を決行したが、カイジが裏をかいて阻止
- カイジの報酬は、1作目に続き、遠藤凛子が横取りした
というのが、この記事のまとめです。
1・2作目の『カイジ人生逆転ゲーム』『カイジ人生奪回ゲーム』はhuluで配信されています。