
2020年はコロナ禍で、各TV局でドラマの撮影が難航しました。
通常は12月に最終回を迎える大河ドラマですが、『麒麟がくる』は年をまたぐことが決まっています。
この記事では、
『麒麟がくる』の最終回はいつ?
『麒麟がくる』の今後の展開は?
について、まとめました。
『麒麟がくる』の最終回はいつ?
2020年大河ドラマ『麒麟がくる』の最終回(本放送)は、2021年2月7日です。
例年とくらべ2カ月近く押してしまいました。
理由は2つ。
一つ目は、信長の妻・帰蝶役だった沢尻エリカさんが降板したこと。
急きょ代役の川口春奈さんが第1話から撮影しなおしたため、初回放送が1月19日と、2週間ずれ込みました。
二つ目は、コロナ禍により撮影ができず、6月7日放送の第21回「桶狭間」でいったん休止したこと。
8月30日に放送再開しました。
8月の時点で、予定通りに全44回放送すると発表されていました。
その分、2021年の大河ドラマ『青天を衝け』が短くなると思われます。
ちなみに、『青天を衝け』は2021年2月14日からの放送予定です。
『麒麟がくる』の今後の展開は?
直近で放送された第33回「比叡山に棲む魔物」では、信長が比叡山延暦寺を焼き討ちし、光秀も参戦します。
それまで光秀は、できるだけ戦さを避けようとする平和主義者的な立場をとっていました。
しかし、幕府の政所頭人の摂津晴門の謀略に業を煮やした光秀は、一変したかのように自ら「戦はまだ終わってはおらぬ」と言いました。
結構、大きな変化ですよね。
さて、延暦寺の焼き討ち以降、光秀の人生はどのように展開していくのでしょうか。
大河ドラマでは、放送は残すところ後11回。
最終回は、日本人なら誰もが知る「本能寺の変」でしょうが、簡単な光秀の年表で今後のストーリー展開を確認してみましょう。
1571年 | 比叡山焼き討ち |
1571年 | 滋賀に5万石拝領し、坂本城を築城 |
1572年 | 信長と足利義昭が対立 |
1573年 | 義昭が挙兵するも、光秀は信長の家臣として参戦 |
1573年 | 2度目の挙兵で、義昭が都から追放(室町幕府滅亡) |
1573年 | 朝倉氏が滅亡後、光秀が越前の行政担当となる |
1575年 | 光秀が日向守に任官される |
1575年 | 光秀は、高屋城の戦い、長篠の戦い、越前一向一揆のせん滅戦に参戦 |
1575年 | 信長の命で、光秀が丹波攻略 |
1576年 | 石山本願寺と天王寺の戦いに参戦し、過労で倒れ療養 |
1576年 | 正室の煕子が病死 |
1577年 | 信貴山城の戦いに参戦、各地で転戦する |
1578年 | 毛利攻めの秀吉の援軍を務める |
1578年 | 三女の玉子(ガラシャ)が細川忠興と結婚 |
1580年 | 光秀、丹波国を拝領 |
1581年 | 『明智家中法度』5箇条を制定 |
1582年 | 織田と武田の最終戦(甲州征伐)に参戦 |
1582年 | 本能寺の変(6月2日) |
1582年 | 坂本城へ落ち延びる途中、落ち武者狩りに遭い自害(6月13日) |
戦国時代の武将の人生は、これが普通なのでしょうが、実に戦に明け暮れてますよね。
そして、光秀はどんどん出世していきます。
「信長や秀吉との関係が変化していく」というのが、ラスト10回の見どころではないでしょうか。
個人的には、テキストが入ります。
- 秀吉の毛利攻めの援軍についたときの光秀の心境
- 正室の煕子が病死後の光秀
- 甲州征伐から本能寺の変までの、光秀の心の変化
辺りを楽しみにしています。
甲州征伐からは、話が一気呵成に展開しそうです。
『麒麟がくる』の最終回はいつ?のまとめ
帰蝶役・沢尻エリカさんの鋼板や、コロナ禍で大幅に放送次期がずれこんだ大河ドラマ『麒麟がくる』。
最終回の放送は、2021年2月7日(本放送)
全44回は、短縮せずに放送される
ラスト10回の見どころは、「信長や秀吉との関係の変化」
というのが、この記事のまとめです。