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わたしは読書会を4年ほど主催していますが、参加者の中にはとても上手に本を紹介する人がいるんですね。

そんな「本の紹介が上手な人」を観察した結果、いくつかの共通点があることが分かりました。

この記事では、自分のオススメの本を人に紹介する場合に、どうすれば上手にプレゼンできるか解説します。

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読書会で上手に本を紹介する方法

人前で話すのは緊張するから苦手と思う人は多いのではないでしょうか。

特に初めての参加で、周りが知らない人ばかりだと余計緊張しますよね。

ビジネスの場ではないので読書会は楽しむのが一番ですが、本の紹介が上手な人を見るとやはり「すごいな」とうなってしまいますし、「自分もあんなふうに紹介できたらいいのに」と思ったりします。

そういう人が紹介した本は、やはり聞く人の記憶によく残るし、読んでみたいと思わせます。

人の意識を引き付けて上手に本を紹介するポイントを、8つ紹介します。

大きなところで言うと、「つかみ」と「オリジナリティ」を大切にすると良いと思います。

一度に全部はできなくても、1つ2つを取り入れることから始めてみると、数か月後にはだいぶプレゼン力がアップしていると思いますよ。

仕事でも活かせる力ですので、ぜひ試してみてください。

読書会で本を紹介する目的を思い出す

読書会に「参加する理由」は人それぞれだと思いますが、読書会で本を紹介し合うのは、「この本はとても面白かったのでオススメです!」と伝えて、他の人の参考にしてもらうためです。

もう一歩踏み込んで「自分のオススメ本を他の人に読んでもらうため」と考えてもいいかもしれません。

日本では、新刊が1日約200冊発売されます。すごい量ですよね。

誰しも「自分の好みの本や、面白い本を読みたい」と思います。

大量にある本の中から面白い1冊と出会うために、読む前にAmazonのレビューをチェックする人も多いのではないでしょうか。

読書会では、自分の好きな本や読んで面白かった本の何がどう良かったのか、しっかりと他の人に伝えてください。

ごく当たり前のことのようですが、この意識が薄く、何となく本を紹介してしまうと、本の良さもうまく伝わりません

本のジャンルを伝えよう

わたしの場合、一番最初に「これは作家の○○さんが書いた小説です」というふうに、必ず本のジャンルを伝えるようにしています。

ビジネス新書は、本を見せれば装丁からすぐ分かりますが、そうでないものが多数です。

特に小説とエッセイは、タイトルや装丁だけでは区別がつきにくいです。

説明の仕方によっては、内容を聞いてもどちら分からないことがあります。

読書会では本の紹介が終わった後に「それは小説ですか?エッセイですか?」という質問が出ることが、ままあります。

「これは小説だろうか?エッセイだろうか?」と思いながら、プレゼンを聞くのは意外とストレスになりますので、気を付けましょう。

本のキャッチコピーをつくる

自分が本を紹介するとき、人の意識や注意を引き付けられるかは、プレゼン開始の15秒くらいで決まります

わたしはいつも、本のキャッチコピーを作って最初に伝えます

自分の体験や感想をまじえてコピーを作ると、オリジナルでパワフルなプレゼンになります。

例えば、「これは作家〇〇の自伝的小説です。わたしが年に1回は必ず読み返す、自分の葬式の時に棺桶に入れてもらいたいくらい好きな本です」と紹介したことがあります。

「棺桶に入れてもらいたいくらい好きな本」というのがキャッチコピーですね。

この読書会の後、本を買って読んでくれた人がいました。ほとんど知られてない本ですし、紹介した側としてもとても嬉しく、手ごたえを感じました。

最初に「これは△△な本です」とキャッチコピーで短く説明すると、聞く方も「△△な本なんだ」という意識をもって聞いてくれます

どこに注意を向ければいいのか分からない話を、聞き続けるのは結構大変です。

プレゼンの最初に、意識を向けるための「とっかかり」を作ってあげると親切です。

自分が何を伝えたいのか決めて、一番最初に伝えましょう

あらすじを伝える時の注意点

本を紹介する時、簡単にあらすじを説明しますよね。

一番難しいのはミステリー小説だと思います。

まず「ネタバレ」は、これから読む人の楽しみを削ぐのでやめましょう

そうすると、一番面白いところを紹介できないのでちょっと難易度が高いですよね。

ミステリー作家は、トリックだけでなく、登場人物や物語の展開などに、何かしら「新しいもの」を入れようと工夫します。

そういう他のミステリーにはない「新しさ」を紹介するといいと思います。

文庫本だと一番後ろに解説が載っているので、それを参考にしながら「新しさ」を探ると、自分でも本の理解が深まると思います。

自分の感想も忘れずに

本を紹介する時に、どういう本か伝えようとするあまり、あらすじの説明ばかりで自分の感想をほとんど言わない人がいます。

参加者は、どちらかというと「どう感じたか。どこらへんが面白かったのか」という感想の方が、参考になるんですね。

あなたのオリジナリティが強く出るところですね。

「自分が主人公の立場だったら、こういうふうにすると思った」というような感想があった場合、「みなさんだったら、どうします?」というふうに話が広がって、読書会も盛り上がります。

数字を入れる

数字を使って紹介すると、人の記憶に残りやすいです。

「この本を読んで、一番心に残った場面は〇〇です」

「この本は、6つの短編小説が収録されている短編集です」

「登場人物は4人しか出てきません」

「文庫本で600ページの超大作です」

数字があると、客観的に具体的に内容が伝わりますし、聞く方も「とっかかり」として意識しやすいです。

時間は長すぎず、短すぎず

読書会は、2時間くらいで行っているところが多いと思います。

わたしの読書会の場合、最初の「アイスブレイク」と「本の紹介タイム」、「総括と写真撮影」の3つの時間帯にわかれています。

本の紹介タイムは、参加者の人数によって変わります。

参加者10人だと、110分が目安です。これは本の紹介と質問なども入れて、ということです。

別に「一人〇〇分で紹介してください」と参加者にお願いしているわけではなく、ファシリテーターが時計を見ながら、その場を調整します。

基本的に2~3分程度で紹介する人が一番多いように思います。

実際やってみると分かるのですが、3分は意外とたくさん話せます。人によっては長いと感じるかもしれません。

逆に、「あまり長くなって、他の人の時間がなくなってはいけない」と気を遣うのか、1分以内で紹介を終える人も結構います。

そういう場合は、あれこれ質問をして本の内容をくわしく聞く形になりますが、あまり短いと本の良さが伝わりにくいと思います。

本の紹介は、長すぎず、短すぎず、2~3分程度を目安にすると良いでしょう。

場数を踏む

読書会に参加する人の中には、驚くほど上手に本を紹介する人がいます。

職業を聞いてみたところ、学校や塾の先生でした。

要点をコンパクトに、順序よく、流れるようにテンポよく話すんですね。さすがですよね。

「どうしたら、そんなに上手に話せるようになりますか?」と質問してみたら、「とにかく場数を踏むことです」との答え。

場数を踏むことで自分の話し方のクセも分かるし、相手の反応を見て伝え方を工夫することで、どんどん上手になっていくそうです。

たまに読書会に参加するよりは、毎回参加する方が上手になっていくと思います。

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まとめ

今日は、読書会で上手に本を紹介する8つのコツについて解説しました。

このポイントを意識すると、分かりやすく伝わりやすいプレゼンができます。

自分の紹介をきっかけに、その本を読んでもらえるとやっぱり嬉しいですよね。

良かったら、読書会で8つのコツを試してみてくださいね!

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