選挙
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2020年6月27日に、津田大介氏が司会を務め、「わたしの一票、誰に入れる?都知事選候補に聞く10の質問#都知事選候補討論会」がyoutubeで中継されました。

今回はその10の質問に対する候補者4人(小池百合子氏、山本太郎氏、宇都宮健児氏、小野泰輔氏)の回答を一覧にまとめ、討論会の中で議論された内容を紹介します。

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【都知事選2020】候補者の「10の質問」政策一覧

10の質問は、津田大介氏が事前に一般募集した中から選んだそうです。

小池山本宇都宮小野
新型コロナの抑え込みはうまくいってる?×××

コロナで住まいを失った人に住居提供は?

東京五輪・パラの開催に賛成?××
同性パートナーシップ制度の導入に賛成?
東京にカジノを誘致する?××
築地の地元経済は守られていると思う?×××
都立病院の地方独立行政法人化に賛成?×××
罰則付きヘイトスピーチ禁止条例に賛成?××
原発は重要なベースロード電源?××
水道の民営化を進める?×××

こうして10項目に限ってみると、山本太郎氏と宇都宮健児氏は考えに違いがほとんどありません。

ただ、やはり山本太郎氏は、全都民に10万円給付と消費税廃止を公約にしているところが、他の候補者と大きく違うところですね。

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【小池氏回答】同性パートナーシップとカジノ誘致

10の質問に対して、小池百合子氏は△を3つつけました。

そのことについて、司会の津田氏から△をつけた理由について、個別に質問がありました。

同性パートナーシップについて

小池氏は、東京都はオリンピック憲章に基づいて人権条例を制定したことを説明。

病院で告知や手術の同意などの意思決定をするときは、同性パートナーでも家族とみなすなど、すでにいろいろな分野で改善されていることを強調。

パートナーシップ制度自体については、住民票を担当しているのは基礎自治体なので、区と都との役割の検討が必要と、慎重な姿勢であることを示しました。

東京都のカジノ誘致について

小池知事は、観光産業としてのメリットと、依存症などのデメリットの検証を重ねているところで、まだ結論に達していないため、△を選んだと説明しました。

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【都知事選2020】選候補者がお互いに質問

討論会の後半は、候補者がお互いに質問し合いました。

東京都のロストジェネレーション雇用は?

山本太郎氏から小池百合子氏への質問。

他の自治体では、積極的に40代のロストジェネレーションを雇用しているところもあるが、東京都は雇用を検討するか?という質問でした。

これに対し小池百合子氏は、コロナの給付金の事務作業に、学生を含め600人採用したと説明。

山本太郎氏は、パートタイムではなく、正規雇用することが重要であると指摘。

就職氷河期だった「ロストジェネレーション世代」は、山本氏と同じ世代。

演説でもたびたび話が出てきますね。

立憲民主党に離党届を出した須藤元気氏も、ロストジェネレーションつながりで応援しています。

「ロストジェネレーション」は、山本太郎さんの都知事選のキーワードと言えるでしょう。

東京都のwithコロナの景気回復は?

こちらは小池百合子氏から宇都宮健児氏への質問でした。

宇都宮氏は、「新型コロナの無症状の感染者を早く発見しないと、安心した経済活動はできない」として、まずは「PCR検査数を徹底的に伸ばすことが肝心」と訴えました。

これに対し小池氏は、次のように述べて現在もしっかり対応しており、今後はより拡大していく予定であることを説明しました。

  • 東京都のPCR検査数最大3100
  • 実際は12000件近く検査している
  • 今後1万件まで増やす予定

小池都知事の公約「築地を守る」はどうなった?

宇都宮健児氏から小池百合子氏への質問。

4年前の都知事選の時に、小池氏は「豊洲は活かす、築地は守る」と公約したのに守っていないと指摘。

「築地を守る」というのはどうなったのかとの質問でした。

これに対し小池氏は、高級魚の売上は減ったものの、外出自粛で自宅で食事をすることが増え、スーパーでの魚の売上は上がっていると説明。

今後もそれぞれの市場が活発化するよう東京都が応援すると述べました。

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【山本太郎公約】10万円給付の財源確保は?

小野泰輔氏から山本太郎氏への質問。

全都民に10万円を給付するために15兆円が必要だが、財源を確保できないのではないかとの質問でした。

これに対し山本氏は、財源調達について次のように説明し、問題ないことを強調しました。

  • 総務省に尋ねたところ、東京都20兆円を資金調達する余力がある
  • 国や日銀の介入がなくても市中で消化できる
  • 一度に15兆円を調達するのではない。だから「総額15兆円」
  • 補正予算のような形で、必要な資金を順次投入していく

東京オリンピック・パラリンピックは開催するの?

こちらは、司会の津田氏から候補者への質問でした。

山本太郎氏の回答
  • 五輪を安全に開催できる約束ができない
  • IOCに中止を呼び掛ける
  • 違約金が出ても、保険で担保できる

東京都が積極的に中止の方向で動くつもりのようです。

宇都宮健児氏の回答
  • 五輪の開催や中止を判断するのはIOC
  • IOCが開催困難と判断したら、中止を働きかける
  • 延期にかける予算が浮くので、新型コロナの都民の救済に充てたい

宇都宮氏は、中止になった場合に費用が浮いた場合は、社会保障の分野に使う意思であることを示しました。

小池百合子氏
  • 中止の権限はIOCにあり、東京都にはない
  • オリンピック開催は、コロナに打ち勝った証になる
  • 安心安全な大会になるようにしっかり準備を進めていく
  • 無観客開催は、経済波及効果やサンクコストを考える必要がある

小池氏は、開催・中止の判断はIOCがするものであることを強調。

現時点では、オリンピックの開催準備を余念なく行うつもりであると述べました。

ダイバーシティとしての東京都の取り組みは?

こちらも司会者の津田氏から候補者への質問でした。

ダイバーシティは「多様性」という意味ですね。

山本太郎氏
  • 自分以外の人たちを認めるために、経済的安定は絶対必要
  • 経済的安定が担保されてからの多様性になると思う

本氏は、世相を多様化の中で安定化させるには、経済安定が必須の大前提と考えているようです。

そのためにも都民への10万円給付は必要という考えですね。

宇都宮健児氏
  • 渋谷区と世田谷区は同性パートナーシップを認めている
  • しかし他の区へ移転すると認められない
  • 同性婚は世界的な潮流なので、制度として取り組まなければいけない

弁護士の宇都宮氏は、同性パートナーシップについて、都政レベルで制度制定する意思を示しました。

小池百合子氏
  • 多様な方が自己実現できる東京を目指してきた
  • 女性政策もこれまでにないスピードで進めて来た

小池氏は、自身の政策の実績をアピールしました。

また、小野氏も同性婚が費用なしで届け出ができるようにならなければいけないと、前向きな姿勢を見せました。

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まとめ

Youtubeでの都知事選候補討論会の内容から、各候補者の政策の違いをまとめました。

この討論会は約1時間と時間が短かったため、再度行われるようです。

都知事選まであと1週間。

現職有利と思われますが、投票率が少しでも上がるといいですね。

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