
2020年6月からドラマ「探偵・由利麟太郎」が始まりました。
主人公を演じる吉川晃司さんがカッコイイと評判です。
全体的にクラシカルな雰囲気のドラマですが、由利麟太郎が劇中で乗っている車や、第1話のロケ地、原作について解説します。
探偵・由利麟太郎が乗っている車の車種は?
由利麟太郎が乗っているのは、1949年型のフォード・カスタム、4ドアセダンですね。
黒に見えますが、濃い青らしいです。
1949年型フォードは、発売当時のアメリカでは売上No1の車で、11万台売れました。
ボディバリエーションとして、2ドア・クーペはネット上でも割と見かけるように思います。
映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の1と2では、クーペが出てましたね。
1955年のヒル・バレーの中央広場の路上に停まってます。
当時はそれくらい、フォードは人気だったんですね!
由利麟太郎を演じる吉川晃司さんは182センチと長身なので、ビートルやフィアットなどの「かわいい」タイプのものより、やはりアメリカ車のセダンの方が「かっこいい」雰囲気に合っているように思います。
それにしても劇中のフォードは、1949年型にしては非常に保存状態が良かったですね。
第1話のロケ地はどこ?
ロケは京都メインで、神戸や大阪でも行ったようです。
由利麟太郎が弓道をしていた神社
吉川晃司さんがロングコートを着て、弓道をしていたシーン。
背筋がピンと伸びて、とてもカッコよく印象的でしたね!
ロケ地は、京都府向日市の向日(むこう)神社。
奈良時代の718年建立の重要文化財です。
所在地:京都府向日市向日町北山65
電話:075-921-0217
アクセス:阪急京都線・西向日駅(徒歩10分)
助手・三津木くんがいた出版社
ドラマ冒頭で、助手の三津木くんがパソコンに向かっているオフィスは、京都市の出版社Leafだったそうです。
自分の職場がロケ地になったら、すごいですね。
三津木くんがバイクで走っていた場所
第1話では、三津木くんがバイクで京都市内を走るシーンが結構出てきます。
ただバイクで走るだけでも風情がありますね!
- 妙心寺(右京区花園)
- 興正寺(下京区 七条上ル花園町)
- 和菓子屋の亀屋陸奥(下京区西中筋町)
- 万寿寺橋(下京区西橋詰町)
この辺りを走っていたようです。
バイクで小さな橋を渡ってましたが、万寿寺橋ですね。
鴨川と並行して流れている高瀬川にかかっています。
地下鉄だと清水五条駅が最寄り駅です。
由利麟太郎の住む骨董品屋
菅大臣天満宮の北側鳥居の脇にある、京町家がロケ地です。
屋根に風神・雷神と猫の置物が乗っています!
ランプフードに「風雷房」と書いてあるのが目印です。
所在地:京都府京都市下京区菅大臣町187
電話:075-343-2968
アクセス:地下鉄 四条烏丸駅(徒歩約5分)
日下博士のお屋敷
日下博士のお屋敷は、和洋折衷のクラシックな洋館でしたね!
こちらは、神戸市の旧乾邸。
建物すべてと庭の一部が、神戸市指定有形文化財になっているそうです。
所在地:兵庫県神戸市東灘区住吉山手5-1-30
アクセス:阪急御影駅(徒歩約10分)
※常時公開していません
日下博士の研究室
隠し部屋があり、髑髏とか色々恐ろしげな物が置いてあった、日下博士の研究室は、大阪の瓶井学園がロケ地。
日本メディカル福祉専門学校の臨床工学科で撮影したそうです。
撮影には実習機材が役立ったそうですよ。
由利麟太郎が行ったお蕎麦屋
由利麟太郎が京都名物・にしん蕎麦を食べていたお店は、中央区の「生蕎麦やっこ」。
昭和5年創業の老舗お蕎麦屋さんで、名物は「キーシマ」と呼ばれるかけそば。
キーシマは、「黄色いかけそば」という意味だそうで、中華麺だそうです。
アクセス:地下鉄烏丸線「丸太町」駅(徒歩5分)
定休日:日曜・祝日・年末年始
ラストの逮捕現場
ラストの真犯人が逮捕された場所は、嵯峨野にある愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)。
秋は紅葉の穴場スポット。奥嵯峨野のひっそりとした場所にあるため、あまり混まないそうです。
本堂と千手観音像が国の重要文化財に指定。
敷地内に所狭しと並ぶ1200体の阿羅漢(石仏)も見どころです。ゆるキャラ風の阿羅漢さまもいらっしゃるそうですよ。
所在地:京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
電話:075-865-1231
アクセス:嵐山バス停から乗り、「愛宕寺前」下車。(62、64、72、74系統乗車約9分)
【この記事で分かること】★第2話のロケ地(エマの働くクラブ、エマのマンション、由利麟太郎がバラを買った店、事件現場の洋館、エマが逃走した路地、エマと三津木くんが歩いていた場所)★第2話の原作
ドラマ「探偵・由利麟太郎」の三津木君が乗っているバイクの車種と、ヘルメットのブランドを調べました!
【この記事で分かること】★ロケ地(仮装パーティ会場、モデル仲間の自宅、社長のオフィス、マネキンの部屋、由利麟太郎が食事した店)★3話の原作小説
【この記事で分かること】★ロケ地9カ所(オペラ会場、中之島公会堂、ホテル、清風荘、東京駅、運送会社、由利麟太郎と三津木君が歩いた道や立ち話をした裏口)★原作小説
探偵・由利麟太郎の第1話の原作は?
横溝正史の『花髑髏』ですね!
昭和11年頃に書かれた推理小説です。
横溝正史というと、やはり金田一耕助シリーズが一番よく知られているのではないでしょうか。
「八つ墓村」「犬神家の一族」は映画化もされてますが、かなり怖くてドキドキしながら観た覚えがあります。
それと比較すると、由利麟太郎のドラマは都会感とクラシックな雰囲気のあいまった、おしゃれでカッコイイ印象が強いです。
原作とドラマの世界観の違いなど、興味ある人は読んでみてください!
まとめ
ロケ地は、重要文化財に指定されていたり、老舗のお店だったりと、やはり伝統のある場所が多かったですね。
このクラシックなテイストは、第2話以降も続くと思われます。
由利先生と三津木くんの活躍が楽しみですね!