漫画・アニメ・ドラマで人気の『岸辺露伴は動かない』の「ザ・ラン」には、モデルの橋本陽馬が登場します。
橋本陽馬と露伴が、ランニングマシンでトライアルゲームをしましたね。
露伴は、ヘブンズドアーを使って、勝負には負けたものの窓から落ちずに済みました。
「橋本陽馬は、最後は死んだの?」
「橋本陽馬は、なぜ窓を割ったの?」
と、少し分かりにくかったですね。
この記事では
- 橋本陽馬は死亡した?
- 橋本陽馬が窓を割った理由は?
について、解説と考察をまとめました。
なお、この記事は原作漫画を元に考察・解説しています。
実写ドラマは、脚本が変わっている場合がありますのでご了承ください。
【岸辺露伴は動かない・解説】橋本陽馬は最後に死亡した?
橋本陽馬は死んでない
結論から言うと、橋本陽馬は死んでいません。
ヒントは岸辺露伴のセリフですね。
間違いなく「陽馬」は下にすでにいない
もしくはどこか壁にしがみついている(中略)
もし上から見下すように窓からのぞいたら僕はたぶん「彼」に殺されるだろう
引用:『岸辺露伴は動かない』2巻
露伴のセリフから、陽馬が死んでいないことが分かります。
「ここから逃げなくては」と焦っていたので、また8階のジムに上がってくる可能性があったのでしょう。
橋本陽馬はなぜ死亡しなかった?
ビルの8階から落ちても、橋本陽馬が死ななかったのは、「神の化身」だからです。
橋本陽馬自身は、普通の人間です。
しかしヘルメス神に憑りつかれている間は、死なないと考えられます。
露伴は「下にすでにない。もしくはしがみついてる」と思っていました。
ヘルメス神は伝達の神様なので、情報をすぐ伝えられるように、翼のはえたサンダルを履いています。
つまりは飛べるのです。
橋本陽馬も、足のくるぶしの上に翼の形の筋肉がありましたね。
なので、8階から落ちても死なないのですね。
橋本陽馬の正体については、別の記事にまとめたのでご参照ください。
【岸辺露伴は動かない・考察】橋本陽馬はなぜ窓を割った?
「ザ・ラン」で一番分かりにくいのは、「なぜ橋本陽馬は、窓を割ったの?」というところでしょう。
理由について考察しました。
窓を割ったのは曖昧さを回避するため
「ザ・ラン」。
— 山 下 グ ラ (@yamagla_nog1) December 19, 2021
橋本陽馬。筋肉に取り憑かれた男って感じだね、もうそんなレベルじゃないけど()
てかコイツに並ぶ露伴先生も相当ヤベーよ(()) pic.twitter.com/ZRulmJhCOC
橋本陽馬が窓を割った理由は、「割った結果どうなったか」から考えると、理解できるように思います。
- トレッドミルが止まらなかった陽馬は、窓から落ちた
- トレッドミルが止まった露伴は、落ちなかった
ということから、ゲームに負けた方が窓から落ちるようにしたくて、窓を割ったのでしょう。
しかし、露伴がヘブンズドアーに書き込みをしたため、勝った陽馬が落ちてしまいました。
また、陽馬は、単に露伴を殺したくて窓を割ったわけではないでしょう。
橋本陽馬が窓を割ったのは、「あいまいさを回避するため」だと思います。
1回目のトライアルゲームの時は、タッチミスくらいの接戦でした。
2人はほぼ同時にリモコンに手を出しましたね。
岸辺露伴は、一度テーブルを叩いて、振動でリモコンが自分の方に倒れるようにしました。
橋本陽馬は、微妙な状況だったと不満をもっていました。
「あいまいさは勝敗ではない。今回はそういうわけにはいかないからな」
「勝ち負けには公正さが必要だ」
とあいまいさを排除し、公正なゲームにこだわりました。
橋本陽馬が窓を割った後、窓に吸い込まれるように、タオルが飛んでいきましたね。
タオルは、「窓から外に飛ばされる」という伏線です。
負けた方が窓から落ちる、というのは明確で分かりやすいです。
窓から落ちる・落ちないにあいまいさはありません。
「ほんとは僕がリモコン取れたはずなのに、運悪く指が当たっちゃって、取られちゃった」
みたいなあいまいさはありませんよね。
いやいや、トレッドミルが止まる・止まらないというのは明確で分かりやすいでしょ、と普通は思いますよね。
けれど、橋本陽馬はちょっとしたことで人を殺すようなヤバい人物です。
「負けた方が窓から落ちる」という激しい白黒のつけ方をしたかったのではないでしょうか。
あいまいな勝負ではなく、はっきりした勝負をつけたかったのでしょう。
それを「公正」と考えるぶっ飛び方は、いかにもジョジョっぽい気がします。
橋本陽馬がバック走したのはなぜ?
橋本陽馬が後ろ向きに走り出した時、露伴は「何で?」と驚いていました。
陽馬がバック走したのは、窓を割るためでしたね。
ここら辺から露伴が、橋本陽馬のヤバさに気づいて必死になるという展開でした。
あれだけ大きな音がしたのに、ジムの人が誰も来ないのが、さらに恐ろしいですよね。
リタイアしようとした露伴は、指を2本折られてしまいます。
『岸辺露伴は動かない』には、自力でなんとかしなければならない話が多いように思います。
そういう時に、ヘブンズドアーというスタンドは、便利で最強という感じがありますね。
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【岸辺露伴は動かない・考察】橋本陽馬の死亡と窓を割った理由まとめ
『岸辺露伴は動かない』の「ザ・ラン」は、ラストが少し分かりにくかったですね。
- 橋本陽馬は、神の化身なので8階から落ちても死なない
- 橋本陽馬が窓を割った理由は、あいまいな勝負ではなく明確な勝負をつけたかったから
- 橋本陽馬が後ろ向きに走ったのは、窓を割るため