ボスベイビーの子守歌はビートルズ！Blackbirdの歌詞の意味も解説！

『ボス・ベイビー』では、映画冒頭でティムが、両親から子守唄を歌ってもらいます。

「誰が歌ってる曲？」

「曲のタイトルや、歌詞の意味を知りたい」

と気になりますよね。

この記事では、『ボス・ベイビー』の

について、まとめています。

【ボス・ベイビー】子守唄の曲名と歌詞の意味は？

『ボス・ベイビー』では、共働きで忙しい両親が、息子のティムのために子守唄を歌っていました。

日本では聞かない子守唄でしたね。

一体、どんな歌なのか調べました。

子守唄はビートルズの「Blackbird」

『ボス・ベイビー』では、両親がティムに

「真夜中に歌うブラックバード、折れた翼でもきっと飛べる」

と子守唄を歌ってましたね。

ティムは、「父さんが僕に作ってくれた歌」と言っていましたが、実際には

という歌です。

ポール・マッカートニーが作詞作曲して、歌もポールだけで歌ってます。

子守唄の歌詞の意味は？

映画では、ティムの両親が数小節歌っていましたね。

全体的には、どんな歌詞なのでしょうか？

ブログ主が和訳してみました。

ポール･マッカートニーが「Blackbird」を歌った理由は？

聴いてみると分かりますが、日本だと子守唄は、もっとゆっくりしたテンポですよね。

「Blackbird」は、歌詞もあまり子守唄っぽくありません。

もちろん、ポール・マッカートニーは子守唄として、「Blackbird」を作詞作曲したわけではありませんでした。

「Blackbird」が作られたのは、1968年。

テーマは、黒人の人権問題なのです。

だから「Blackbird」なのですね。

1960年代は、世界的に公民権の市民活動が盛んにおこなわれていました。

1957年に、アメリカで「リトルロック高校事件」が起きます。

という、かなり大きな社会問題になったのです。

生徒の登校阻止と護衛のために、州知事と大統領が軍隊をつかって、やり合ったわけです。

60年昔の話とはいえ、ちょっと日本では考えられないですよね。

ポールは、差別を受けた黒人女性を励ますために、「Blackbird」という曲を作ったのでした。

「Blackbird」はなぜ子守唄として歌われた？

「Blackbird」は社会問題を背景として、作られた曲でした。

歌詞もリズムも、あまり子守唄っぽくありませんよね。

にもかかわらず、なぜ『ボス・ベイビー』では「Blackbird」を子守唄として使ったのでしょう？

映画の中で、ティムは「お父さんが、僕に作ってくれた曲だ」と言っていました。

このセリフにヒントがありそうです。

また、両親が歌った

「真夜中に歌うブラックバード、折れた翼でもきっと飛べる」

という歌詞にも、ほのめかしがありそうです。

両親が子守唄を歌ってくれた頃は、ティムは幸せです。

しかし、ボス・ベイビーの登場で、両親の愛を奪われたように感じ、とても傷つきます。

映画の展開の中で、「Blackbird」は

という役割を担っているのではないでしょうか。

映画監督の細やかな演出と言えそうです。

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ボスベイビーの子守歌まとめ

『ボス・ベイビー』では、映画の冒頭で、両親が印象的な子守唄を歌います。

というのが、この記事のまとめです。