![2023年大河ドラマ『どうする家康』のタイトル画像](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2023/01/ieyasu.jpg)
2023年1月8日から、大河ドラマ『どうする家康』が始まります!
この記事では、『どうする家康』の以下の内容をまとめています。
・第1回のネタバレあらすじ
・見どころと「どこまで史実?」解説
・ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
\裏話満載!/
【どうする家康】第1回ネタバレあらすじ(1/8)
次郎三郎が今川氏真にこてんぱんに負ける
弘治2(1556)年の春。
松平次郎三郎元信(のちの徳川家康)は、駿府の臨済寺で人質生活を送っていました。
ある日、今川義元の館で、若君の今川氏真(うじざね)と剣術の手合わせをすることに。
次郎三郎は、氏真にこてんぱんに倒されてしまいます。
次郎三郎は「ご勘弁を」と乞いますが、氏真は「もう一本じゃ!」と許しません。
![今川義元](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
氏真、そのへんにしておくがよい
屋敷から現れた今川義元に、人びとは一斉にひれ伏します。
義元たちが去った後も、筆頭家老の関口氏純(うじずみ)の娘・瀬名は、家人に叱られる次郎三郎を見て笑っていたのでした。
次郎三郎が瀬名と遊ぶ
ある日、次郎三郎は手習いをさぼって雑木林で遊んでいました。
そこで花を摘みにやってきた瀬名と鉢合わせします。
次郎三郎がサボリを口止めすると、瀬名は「木彫りのウサギをくれるなら言わない」と言います。
![次郎三郎](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
よその姫君と遊んだりはいたしませぬ!
しかし、言った端から次郎三郎は、瀬名とかくれんぼして遊びます。
その姿を、少し離れたところから家人の石川数正が、呆れ顔で見ていたのでした。
次郎三郎が岡崎に一時帰国する
次郎三郎は、父の法要のために三河の岡崎に帰国することになります。
きらびやかな駿府城と違い、岡崎城は粗末なため、次郎三郎は浮かない顔です。
大喜びで次郎三郎を出迎える家臣たちも、武士か百姓か分からないみすぼらしさ。
その夜、酒井忠次の粗末な屋敷で、酒宴がもうけられました。
収穫のほとんどを今川家に献上しているため、貧しい膳です。
次郎三郎のもとには、鳥居忠吉、大久保忠世、本多忠真、夏目広次らが次々とあいさつに来ます。
しかし、6歳で国元を離れた次郎三郎には、誰が誰かよく分かりません。
次郎三郎は、酒宴に疲れて庭へ出ます。
そこへ石川数正がやって来て、幼い主君に語気強く迫ります。
![石川数正](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
いつか必ずあの者たちとともに、三河一国を束ねるべく立ち上がる時が参ります!
次郎三郎が瀬名と結婚する
帰国してからも、次郎三郎と瀬名は雑木林で会うようになっていました。
瀬名を側室にとりたいと考えていた氏真は、二人のことを知って激怒します。
![今川氏真](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
二度と会うことはまかりならぬ!
ところが、次郎三郎と氏真の手合わせの場に、今川義元がやってきました。
勝負に勝ったものに瀬名を嫁がせると言います。
氏真の猛攻に、次郎三郎は防戦し続け、ついに槍が折れてしまいました。
しかし土壇場で氏真の腕をとって転ばせ、首を締めあげます。
義元は、次郎三郎がこれまでわざと氏真に負けていたことを、見抜いていました。
![今川義元](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
だがその思いやりは、相手に対するこの上ない侮辱だ
義元は、次郎三郎を叱責しますが、瀬名との結婚を許したのでした。
元康が兵糧入れに成功する
その後、初陣を果たして侍大将となった次郎三郎は、名前を松平元康と改めます。
瀬名との間にも男児(のちの松平信康/幼名・竹千代)を授かりました。
永禄3(1560)年、織田信長が今川の大高城を攻めます。
元康は、大高城に米を運ぶ役割を命じられました。
二人目の子供を懐妊していた瀬名は、胸をなでおろします。
![松平元康](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
わしもじゃ。もう怖くて怖くて
しかし、米を運ぶ役目も危険な仕事だったのです。
![左衛門尉](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
兵糧入れをするためには、大高城を取り囲んでいる砦を攻め落とさねばなりませぬ
先陣を任される栄誉はあっても、危険な役目はいつも三河者に任されるのでした。
所詮捨て駒なのかと一同がやけになっているところへ、今川義元が陣中見舞いにやってきます。
![今川義元](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
決して捨て駒とは思っておらんぞ。
元康よ、そなたはわが子も同様。
どうか末永く支えてほしい。
義元の言葉に、一同奮起します。
義元から息子と呼ばれ、黄金に輝く甲冑を贈られて、元康も張り切ります。
勇んで出陣し、山林に身を潜ませますが、全身金色に輝く元康は目だって仕方ありません。
元康は恐怖を振り払って、一気呵成に砦を抜けて、兵糧入れを成し遂げたのでした。
今川軍が桶狭間で敗れる
元康は大高城で、義元の本軍を待っていましたが、一向にやって来ません。
そこへ伝令が急ぎ駆けつけました。
![伝令](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
今川ご本軍、桶狭間にて総崩れと相成りましてござりまする!
総大将の今川義元も討ち死にしたと知り、元康は顔面蒼白になります。
今川勢はちりぢりとなって駿府へ逃げ落ちました。
三河勢だけが敵の真っただ中に取り残されたのです。
家臣たちが議論する中、気づけば元康がいません。
元康は兜を脱ぎ捨て、大雨の中、城を逃げ出したのでした。
![松平元康](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
もう…嫌じゃ…もう嫌じゃああ!
元康が信長に怯えまくる
逃げた元康は、浜辺で三河の若武者・本多忠勝に捕まり、城に連れ戻されます。
石川数正が、怒り心頭で元康に詰め寄った時、見張りの七之助が駆け込んできました。
![七之助](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
織田軍が来る!この城に向かっておる!
元康は、胸の動悸が激しくなります。
かつて信長に何度も投げ飛ばされて、締め技で気絶させられたことを思い出したからです。
家臣たちに「殿、お指図を」と詰め寄られ、元康は動転します。
その頃、当の信長は、今川義元の首を手にぶら下げて、大高城へ向かっていました。
![織田信長](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
待っておれ、竹千代…おれの白うさぎ
![松平元康](https://happymackeyblog.com/wp-content/uploads/2022/10/152622-150x150.png)
わしはどうしたらええんじゃ!どうしたらええんじゃあ!!
元康は、もはや恐慌状態に陥ったのでした。
【どうする家康】第1話の見どころ・史実解説
第1話の見どころ
・意気地がなく、決断できない家康
・雅な今川義元と、狂気の織田信長
徳川家康と言えば、個人的には
・幼くして人質に取られた忍従の苦労人
・人の心の機微が分かる知将
・意外と冷徹なところもある
というイメージでした。
幼くても一国の主としての自覚を持つよう育てられたはずなので、かなりのしっかり者だったろうと思います。
従来の「徳川家康」もそういう人物像が多かったです。
しかし、古沢良太さんの家康は、「頼りない意気地なし」として描かれてますね!
かつてない、斬新な人物解釈となっているようです。
第1回では弱虫だけれども、回を追うごとにたくましく成長する姿が、見られるのかもしれません。
「ビフォー・アフター」の「ビフォー」部分が、第1回を含めた前半の見どころと言えそうです。
また、タイトルからしてドラマでは毎回「どうする?」と家康が何かしらの決断に迫られるのでしょう。
第1話は、「今川本軍が破れた後にどう行動するか」が決断シーンでした。
家康は、
・「もう嫌じゃあ!」と、一人で城を逃げ出す
・本多忠勝に捕まり、連れ戻され「どうしたらええんじゃあ!」と困惑する
という行動でした。
そして、こちらの対照的で魅力的な二人も、見どころになりそうです。
・野村萬斎さん演じる優雅な今川義元
・岡田准一さん演じるタフでハードな織田信長
岡田准一さんは映画『ザ・ファブル』でも見られるように、スタントなしのアクションが持ち味。
いずれ、岡田准一さんの見事な殺陣も見られるかもしれません。
ただ、個人的には大河ドラマだと、岡田准一さんは『軍師・官兵衛』の黒田官兵衛のイメージが強いです。
ちょっと慣れるのに時間がかかるかもしれません。
【解説】史実とドラマの違い
第1話の「どこまで史実?」「どこがドラマ演出?」をまとめました。
①元信が、瀬名と結婚した
②元康が、兵糧入れに成功した
③桶狭間の戦いで、今川義元が戦死
①元信が、氏真にわざと負けていた
②義元が、金陀美具足(きんだみぐそく)を贈った
③元康が、大高城を逃げ出し、本多忠勝に連れ戻された
④元康が、信長を恐れて恐慌状態に陥った
義元が、金陀美具足(きんだみぐそく)を贈ったかどうか、はっきりとは分かっていません。
ただ、元康は人質としては教育を受けさせてもらうなど、割と大事に扱われていました。
桶狭間の戦いの時は、岡崎は貧窮していましたし、義元のところにいた時期です。
なので、義元が元康に金陀美具足を贈った可能性は高そうです。
【どうする家康】第1話の感想
SNSで話題になっている感想をピックアップしました。
野村萬斎さんの真骨頂
— 弾正 (@naoejou) January 8, 2023
この見せ場のために義元役に#どうする家康 pic.twitter.com/06A9PiZJRj
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※この記事の情報は、2023年1月7日現在です。
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【どうする家康】1話ネタバレあらすじと感想まとめ
・次郎三郎(家康)は、瀬名と結婚する。
・元康(家康)が、大高城への兵糧入れに成功する。
・桶狭間で今川軍が敗れ、元康は敵地の真っただ中に取り残されてしまう。