映画『サマーウォーズ』の陣内家親戚一同
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映画『サマーウォーズ』は、高校生の夏希がヒロインです。

けれど、SNSなど見ると「夏希が嫌い」という声が多数上がっています。

一般的にヒロインは、男女どちらからも好かれるキャラ設定が多いので、珍しいですよね。

小説や漫画に比べると、映画は「夏希がなぜその行動をするのか」という理由が説明されていません。

そのため誤解されやすいところもあるかな、という印象です。

夏希が、なぜあんなに侘助に絡むのか、なぜ初恋の相手なのかも、小説などでは説明されています。

この記事では、

  • 夏希は、なぜ嫌われる?
  • 夏希は、なぜ嫌われる行動をとる?(小説や漫画から読み解く)
  • 細田監督のヒロインは、みな嫌われる?

について、解説します。

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【サマーウォーズ】夏希が嫌いな人が多いのはなぜ?

映画『サマーウォーズ』のヒロインは夏希

映画冒頭での健二と佐久間の会話で、「高校で一番の人気者」と説明されていました。

しかしSNSなどでは「嫌い」の声が多数上がっています。

  • なぜ夏希は、嫌われるのか?
  • なぜ夏希は、嫌われる行動をとるのか?

場面ごとに見ていきましょう。

自分勝手で夏希が嫌われる場面

夏希が視聴者に嫌われる最大の理由は、「自分勝手」「自己中心的」「強引」に見えるからでしょう。

強引すぎる恋人役のバイト

映画だと、夏希はバイトの内容を伏せて、健二を長野の本家に連れて行きました。

本家に着いてすぐ、栄おばあちゃんに健二を紹介しましたね。

  • 私の彼氏
  • 私の将来のお婿さん

と、健二からすれば不意打ちです。

事前に「話に調子を合わせて」と頼まれていたので、合わせるしかありません。

ちなみに漫画では

「日本中から親戚が集まってお祝いするんだけど、人手が足りなくて」

と、健二にバイト内容を説明しています。

そんなあいまいな説明をしたのは、漫画では初め佐久間に恋人役を頼んで、断られたからです。

恋人役という内容を話すと、断られてしまうと思った夏希は、健二に話さなかったのです。

では、なぜ恋人役を頼んだのでしょう?

  • 栄は、最近元気がなくて寝込んでると聞いた
  • 栄を喜ばせて、元気を出してほしかったから

というのが、漫画版の理由でした。

映画だと公式HPに、「今度来るときには、お婿さんを連れてくる」と栄に約束していたんですね。

つまりは、栄を喜ばせたいという、ひ孫らしい思いやりがあったのですね。

けれど、映画では夏希のそういうところがよく見えず、

  • 考えが浅い
  • 強引
  • 自分勝手

という部分が、強く見えてしまったようです。

ラストは健二とハッピーエンド

また映画のラストで、葬式の弔問客が大勢いる中、夏希と健児がキスしてハッピーエンドでした。

いかにもアニメっぽい展開でしたね。

けれど「ずっと侘助、侘助って言ってたのに…」と引いてしまった人も多そうです。

「どうしてコロコロ変わるの?」と、ちょっと軽薄に見えてしまいますよね。

思いやりがなくて夏希が嫌われる場面

陣内家の本家で、親戚一同が食卓を囲んでいるところに、侘助が突然現れます。

夏希は、即座に侘助に飛びついていました。

その時点で、まだ健二は身バレしておらず、「彼氏」となっていましたね。

自分で恋人役のバイトを頼んでおいて、それはないんじゃないかと思った人は多そうです。

健二の前で、侘助と腕を組んでイチャついてましたしね。

健二の立場がなく、いたたまれない感じがありました。

健二が夏希に憧れていることは、夏希も薄々分かっていたように感じます。

なので、余計「思いやりがない人」に見えてしまいますね。

あざとくて夏希が嫌われる場面

栄は侘助になぎなたを突きつけ、その数時間後に急死します。

夏希と健児は、縁側に座ってるシーンがありました。

涙があふれてきた夏希は、右手の小指を差し出して「ここ握って。こぼれちゃう」と健二に頼みます。

夏希に憧れてる健二は、放っておけなくて、手を握ります。

安心した夏希は、声を上げて泣きました。

夏希は、侘助に好意をストレートに出していました。

侘助がいなくなった途端、健二を頼っていたので、イラッとした人が多いようです。

健二の好意を利用しているように感じますし、指をからめるのも、あざとく見えてしまいますね。

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【サマーウォーズ】夏希は栄に侘助のことを頼まれていた!

夏希は、侘助を見た途端「大好きが爆発」状態でした。

なぜ夏希が侘助をあんなに好きなのか、映画では説明されていませんでした。

小説や漫画では、栄が健二に説明する場面があります。

夏希が侘助に恋した理由は?

侘助が、夏希の初恋の人になったのには理由がありました。

実は、栄が幼い夏希に侘助のことを頼んでいたのです。

侘助は、「愛人の子」として陣内家で冷遇されていました。

それを見かねた栄が、夏希に「あんただけでも、家族として扱ってやってくれ」と頼んだのです。

小説では、栄が健二に次のように説明しています。

小さいながら、責任を感じちまったんだろうね。

それから夏希は、よく一人でいる侘助に必要以上にかまうようになった。

あの子はもうそんなこと忘れちまったんだろうけど、責任感がごっちゃになって色々とカンチガイしてるような節がある。

引用:細田守原作・岩井恭平著『サマーウォーズ』

たぶん夏希は、優しくて責任感の強い子なのでしょう。

けれど、映画では背景がはしょられているため、夏希の良さが見えにくいのかなと思いました。

夏希が花札勝負した理由は?

映画終盤で、夏希がラブマシーンと花札勝負をする場面があります。

唐突感があったので、ちょっと不思議でしたよね。

夏希が出しゃばりに見えた人もいるかもしれません。

なぜ、夏希が花札勝負を仕掛けたかも、小説では説明されています。

  • 健二が、花札勝負を提案
  • 一族で一番勝負強いのは、夏希

という流れで、夏希がラブマシーンに花札勝負を挑んだのでした。

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細田監督のヒロインは、嫌われる傾向がある?

映画全体を見ると、個人的には、夏希がすごく雑に描かれているように見えたんですよね。

どこらへんが、学校で一番の人気者なのかもよく分からない。

制作側の都合に合わせて、侘助に飛びついたり、健二に泣きついたりしている。

「夏希って、よく分からない子だなあ」と思いました。

ミステリアスというより、「なぜそういう行動をするの?」という動機が、分かりにくい。

そのため、単に性格が悪い女の子に見えてしまう気がします。

小説や漫画を読むと、「そういうことなんだね」と分かるのですが、映画だけだと分かりません。

それはやはり、「雑に描かれているから」ではないでしょうか。

『サマーウォーズ』は、陣内家だけで25人ものキャラが登場します。

一人ひとりを丁寧に描くのは難しいでしょうが、ヒロインだからもうちょっと丁寧に扱ってあげたらいいのにと思いましたね。

細田監督の作品は、ヒロインが割と批判される傾向にあります。映画『おおかみこどもの雨と雪』のポスター

『おおかみこどもの雨と雪』の花は、「気持ち悪い」

『バケモノの子』の楓は、「うざい」

と、結構厳しくバッシングされています。

細田監督の映画は、男性キャラは好かれて、女性キャラは嫌われるケースが多いです。

ヒロインが嫌われるって、なかなか聞かないですよね。

細田監督の女性像が、今の時代に好かれる女性像と、違っているのかもしれません。

『竜とそばかすの姫』のヒロインは、どうなのか気になります。


U-NEXTでは、細田守監督の以下の作品が視聴できます。

  • 『時をかける少女』
  • 『サマーウォーズ』
  • 『おおかみこどもの雨と雪』
  • 『バケモノの子』
  • 『未来のミライ』
  • 『デジモンアドベンチャー』
  • 『デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム』
  • 『ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』

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※本ページの情報は2021年7月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。





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【サマーウォーズ】夏希が嫌いな理由まとめ

映画『サマーウォーズ』は高校生の夏希ですが、ヒロインのわりに「嫌い」の声が多数あがっています。

  • 健二に強引に恋人役をやらせたことなどが、自分勝手で自己中心的に見える
  • 健二に恋人役をやらせておきながら、侘助とイチャつくのは、思いやりがない人に見える
  • 侘助がいなくなった途端、健二に指を絡ませて泣くのが、あざとく見える
  • 映画では、漫画や小説と異なり、夏希の行動の理由が説明されていないため、夏希が誤解されやすい
  • 夏希が雑に描かれているため、「よく分からない人」に見えて、ヒロインなのに共感されない

というのが、この記事のまとめです。

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