2023年の大河ドラマ『どうする家康』の前回は、家康が引間城を攻めるところで終わりました。
この記事では、『どうする家康』の以下の内容をまとめています。
・第12回のネタバレあらすじ
・見どころと「どこまで史実?」解説
・ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【どうする家康】あらすじをネタバレで最終回まで!史実解説・考察記事まとめ
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
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【どうする家康】第12回ネタバレあらすじ(3/26)
氏真が掛川城に立て籠もる
相模の北条は、三国同盟を破り今川を攻めた武田に激怒します。
駿府を落ちた今川氏真の安否は不明でした。
惜しいことじゃ。この手で氏真を討ち取ってやろうと思ったのに!
家康は内心ほっとしつつ、次は掛川を攻めようと考えます。
ところが、服部半蔵から、その掛川城に今川氏真や家臣が入っていると報せが来ます。
そこへ石川数正が、武田信玄からの書状を持ってきました。
速やかに氏真を討ち取り、首を届けよ。
さもなくば、武田がやる。
家康は、今川義元には大きな恩があります。
氏真とも兄弟のように過ごしました。
しかし、氏真が駿府に残った家臣たちを殺し、瀬名と子供たちまで手にかけようとしたことも事実です。
氏真は憎き敵じゃ!掛川城は10日で落とす!
しかし、氏真は予想以上に手ごわく、4カ月たっても家康は掛川城を落とせませんでした。
氏真は、長い籠城ですっかりみすぼらしくなっていましたが、目は闘志でみなぎっていました。
8年前の織田との大戦の時、父の義元から言われた言葉を思いまします。
氏真、お前には将としての才はない
屈辱を味わった氏真は、ここぞとばかりに前線で槍を振るうのでした。
今川家が滅亡する
家康が掛川城に手こずっていると、武田軍が美濃と遠江の国境に陣を張ったという知らせが入ります。
早く今川氏真の首を取れという、信玄の脅しです。
家康は、氏真との思い出を振り返って眠れません。
そこへ榊原小平太が、白の抜け道から出て来た氏真の妻たちを捕らえたと知らせに来ます。
家康は、急ぎ掛川城へ向かいました。
掛川城では、槍を構えた氏真が待ち受けていました。
氏真は、家康に槍を一本放り投げ、一騎打ちの勝負を挑みます。
家康は、氏真の一瞬の隙を突き、あっというまに決着がついてしまいました。
すぐに自害しようとする氏真を、家康がとびかかって押さえ込みます。
放せ!腹を切らせろ!
死んでほしくないからじゃ!
今も兄と思っておるからじゃ!
氏真は、家康をはねのけて、昔から誰も自分を認めなかったと憤ります。
妻の糸は、生前の義元が言っていた言葉を氏真に伝えました。
氏真は、武芸に学問に誰よりも励んでいる
氏真は、きっと良い武将になるだろう
義元は、氏真と家康が手を取り合って、駿府を反映させていくことを願っていました。
妻とともに北条殿に身を寄せたい
家康よ、力添え願う
永禄11(1569)年5月15日、氏真は投降し、今川家は滅亡したのでした。
【どうする家康】第12話の見どころ・史実解説
第12話の見どころ
・家康と氏真の葛藤
・氏真が投降し、今川家が滅亡する
やはり今回は、「今川家の最後」が見どころですね!
人質というよりは、氏真の補佐役として教育を受けさせてもらい、育てられた家康。
今は敵方となったとはいえ、やはり恩をあだで返すことにためらいを感じます。
氏真は氏真で、父親に認めてもらえなかったという心の痛みを抱えています。
その二人が一騎打ちする場面は、大きな見せ場ですよね。
氏真が投降し、今川家が最後を迎える今回は、家康にとっても大きなターニングポイントとなるでしょう。
【解説】史実とドラマの違い
史実とドラマの違いを、簡潔に分かりやすくまとめてみました。
・今川氏真が掛川城に籠城した。
・家康が、氏真の籠城に手こずった。
・家康は、氏真を誅殺しなかった。
・今川氏が滅んだ。
・氏真は、妻の実家の北条氏を頼った。
今川氏真は、掛川城に半年も籠城します。
城を落とせない家康は、武田信玄が約定を破ったこともあり、氏真と和睦しようとするのです。
氏真は、家臣たちの助命と引き換えに、城を明け渡すことに。
家康は、氏真に切腹させることもありませんでした。
今川義元への恩義もあるから、氏真を殺せなかったんだろうね
・今川義元が、氏真に「将としての才はない」と言った。
・家康と氏真が、一騎打ちの勝負をした。
ドラマでは、氏真が父親の義元に「お前に将としての才はない」と言われるという回想シーンがあります。
氏真には大きなコンプレックスとなったようです。
しかし、他のところでは義元は氏真をほめていたことが判明。
この辺りの下りは、氏真の葛藤などをドラマチックに演出しているのだと思います。
また、家康と氏真が一騎打ち勝負するというのも、史料にはありません。
兄弟のようにして育った二人が腹を割って話すという演出なのでしょう。
【どうする家康】第12話の感想
SNSで話題になっている感想をピックアップしました。
大河レギュラー首桶さん
— 弾正 (@naoejou) March 26, 2023
首桶からの臭い漂う中、夏の匂いを感じる信玄公強い#どうする家康 pic.twitter.com/6uHATsULRP
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【どうする家康】解説・考察記事の一覧
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※この記事の情報は、2023年1月7日現在です。
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【どうする家康】12話ネタバレあらすじと感想まとめ
・武田に負けた氏真が、掛川城に立て籠もる。
・家康と氏真が、一騎打ちする。
・氏真が投降して北条家へ落ち延び、今川家が滅亡する。