2023年の大河ドラマ『どうする家康』の前回はするところで終わりました。
この記事では、『どうする家康』の以下の内容をまとめています。
・第13回のネタバレあらすじ
・見どころと「どこまで史実?」解説
・ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【どうする家康】あらすじをネタバレで最終回まで!史実解説・考察記事まとめ
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
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【どうする家康】第13回ネタバレあらすじ(4/2)
足利義昭が武将に上洛を命じる
永禄13(1570)年春、家康は上洛することになりました。
信長がたてた新将軍・足利義昭が、各地の大名・諸将に忠誠を誓わせるべく、上洛を命じたのです。
浮かれる家康や家臣たちを横目に、瀬名は深いため息をついていました。
三年前に結婚した嫡男の信康と、信長の娘・五徳姫がけんかばかりしているのです。
家康が、京でコンフェイトなる南蛮菓子を買ってくるのを条件に、幼い夫婦は仲直りしたのでした。
家康が京で浅井長政と会う
上洛した家康は、木下藤吉郎秀吉や明智光秀などに挨拶回りで大忙し。
三日目には腹痛で寝込んでしまいます。
家康は、三河出身の茶屋四郎次郎という商人に、4人分のコンフェイトを頼みます。
しかし、小さな一粒を買うのにも、山城ひとつか二つ分の金が要るといいます。
茶屋四郎は、信長は都の風紀を乱すものを許さないので、家臣を出歩かせないほうがいいと忠告。
もう宿から出るなと皆に伝えよ
しかし、血気盛んな本多忠勝が、浅井長政の家臣とけんかしてしまいます。
浅井長政は、妹のお市を嫁がせたほどの信長のお気に入りです。
信長に知られたらお終いだ
家康は、すぐに信長から呼び出されてしまいます。
家康は恐縮してひれ伏し、謝ります。
事の次第によっては、咎人の首を献上していただくことになろうかと
そこへ、浅井長政も現れて、喧嘩ではなく戦場での戦い方を指南してもらっただけだと、かばってくれました。
それならそれでよい
信長の一言で落着し、信長と家康、長政の三人で酒を酌み交わすことに。
信長は地球儀を手に取り、家康たちに見せて、日本のあり方を説きます。
- 天皇のもと、武家が世を治める
- 将軍が武家を束ねる
わが二人の弟よ、力を貸せ
帰り道、家康は長政にかばってくれたお礼を言います。
長政は、妻のお市からも穏便にすませてほしいと頼まれたと答えました。
一度でいいから、徳川殿と腹を割って心ゆくまで語りあってみたかった
数日後、お市が娘の茶々を連れて家康を訪ねます。
幸せそうなお市を見て、家康は安堵するのでした。
家康が将軍に失望する
家康と家臣たちは、将軍の足利義昭と謁見するものの、ひどく落胆してしまします。
信長からは立派な将軍と聞いていたのに、二日酔いで現れて、家康を田舎者とさげすんだのです。
あげくのはてには、苦心して手に入れたコンフェイトをすべて召し上げ食べてしまいました。
失望した家康は、翌日三河に帰ることに。
信長の屋敷に挨拶に出向くと、信長は「まだ三河には帰れんぞ」と言います。
上洛しなかった朝倉義景を討つために、出陣するというのです。
俺と将軍様に従わぬ者は、すべて滅ぼす
天下を一統する
家康は、信長の全国制覇という野望を聞いて、唖然としてしまうのでした。
【どうする家康】第13話の見どころ・史実解説
第13話の見どころ
・浅井長政との出会い
・足利義昭のダメっぷり
・信長の野望
家康は、第13話で浅井長政と知り合います。
「すごくいい奴」という印象ですし、家康との友情めいたものも感じます。
しかし、この後に歴史上で起こることを考えると、「持ち上げて落とす」という演出になってる感じですね。
「あんなに良い人がなぜ?」という感じの展開です。
また、『どうする家康』の将軍・足利義昭は、だらしなく頼りない人物として描かれています。
3年前の大河ドラマ『麒麟がくる』で、滝藤賢一さんが演じていた足利義昭とは、まるで別人のよう。
他のドラマでの人物演出と比べてみるのも、楽しいですね。
【解説】史実とドラマの違い
今回の「どうする家康」は、どこからどこまでが史実で、ドラマの演出なのか、まとめました。
・足利義昭が、大名に上洛を命じた
・信康と五徳姫の夫婦仲は悪かった
・信長が、朝倉義景を討とうとする
厳密にいうと、足利義昭が上洛を命じたというより、「信長が、義昭の名前を使って上洛させた」という方が正確かもしれません。
この頃、足利義昭は完全に信長の言いなり状態で、仲も悪くなっていた頃です。
信長は、将軍をみこしに担いで、天下統一しようとしていました。
その方が、大名たちを従わせやすいですもんね。
そして上洛しなかった朝倉義景を討つことにしたのでした。
また、五徳姫は夫の信康や、姑の瀬名とは仲が良くなかったようです。
松平家忠の「家忠日記」に、信康と五徳姫のけんかの仲裁で、家康がわざわざやって来たという記録が残っています。
今回のエピソードに使われている部分ですね。
・本多忠勝が浅井長政の家臣とけんかした
・二日酔いの足利義昭が、家康を侮辱し、南蛮菓子を取り上げた
本多忠勝が、浅井長政の家臣とけんかした、というのはドラマの演出でしょう。
「浅井長政の人柄の良さ」を印象づける演出になってますね。
次回以降の「なぜそうなった?」というギャップの伏線となってます。
また、足利義昭が酔っ払った上に家康を侮辱し、コンフェイトまで取り上げたというのも演出でしょう。
足利義昭は、信長の言いなりの頼りなく情けない将軍と見られ、ドラマでも「ダメ将軍」みたいに演出されることが多いです。
どちらかと言えば、「麒麟がくる」の時の足利義昭の方が、珍しいキャラクター設定だったように思います。
ダメ将軍の後ろで采配を振るう野心家の信長、というコントラストが効いてるね
【どうする家康】第13話の感想
SNSで話題になっている感想をピックアップしました。
(放送終了後に更新します)
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【どうする家康】解説・考察記事の一覧
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※この記事の情報は、2023年1月7日現在です。
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【どうする家康】13話ネタバレあらすじと感想まとめ
・家康が上洛し、新将軍・足利義昭に謁見する
・家康が、浅井長政と知遇を得る