名作映画『ローマの休日』では、オードリー・ヘップバーン演じるアン王女が、ローマなどを訪問します。
「アン王女は、どこの国の王女?」と気になりますね。
映画の中で国の名前が出てこなかったのには、理由があると思います。
この記事では、
- どこの国か設定されてない理由は?
- アン王女の国はどこ?候補は5か国
について、考察をまとめました。
【ローマの休日】アンはどこの国の王女?
アン王女の国がどこか設定されていない理由は?
名作映画『ローマの休日』では、アン王女がヨーロッパ各国を視察して回ります。
映画の中では、アン王女がどこの国の王女か説明されていません。
国が特に設定されていないのは、なぜでしょう?
推察ですが、「どこそこの国」と設定してしまうと、王室を侮辱する可能性があったからではないでしょうか。
ストーリー的に
- 王女がタバコを吸う
- 警察に捕まる
- 調査員をギターで殴る
などの場面がありました。
例えば、日本の皇室の内親王たちを、そんな風に描いた映画が公開されたら、どうなるでしょうか?
物議をかもしそうですよね。
実在する国の王女にしてしまうと、王室不敬罪になる可能性を考慮したのでしょう。
その国では、上映禁止になってしまうこともありえます。
アン王女の名前からして、イギリス王女のような感じがしますよね。
しかし、ロンドンは最初の視察訪問地として、映画冒頭に出てきました。
わざわざ「アン王女は、イギリスの王女ではない」と、わざわざ遠回しに否定しているのです。
「どこの国の王女か」については、慎重に配慮していることが分かりますね。
アン王女の国の候補はどこ?
映画では、アン王女の国を説明していません。
けれど、どんな国が候補になりそうか、考察してみました。
アン王女は白人です。
しかし、北米やオーストラリアには王室がありません。
そうなると、やはりヨーロッパの王室ということですね。
アン王女が視察したのは、イギリス、オランダ、フランス、イタリアでした。
この4か国は除外されます。
他に王室のあるヨーロッパの国としては、5か国あります。
その中で現在、女王がいるのはデンマーク。
そして王女が第一王位継承者となっているのは、スウェーデン、ベルギー、スペインです。
この5か国が、アン王女の国の候補として残る感じですね。
それにしても、ヨーロッパのジェンダー政策は、日本より先進的ですね。
国名 | 女王在位 | 王女が 第一継承者 |
デンマーク | ● | |
スウェーデン | ● | |
ベルギー | ● | |
スペイン | ● | |
ノルウェー |
映画の中で、アン王女は「アーニャ・スミス」と偽名を使いました。
アンをもじって、「アーニャ」にしていました。
アーニャは「アンナ」の愛称です。
ロシアやウクライナなどに多い名前ですね。
苗字のスミスは英語圏です。
やはり、「どこの国」と想像できる可能性を、慎重に排除しているように思います。
オードリー・ヘップバーンの代表作を無料で観るには?
『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンは、とても可愛くて清楚ですよね。
「他にはどんな代表作がある?」
「無料で観られる動画配信サービスは?」
について、まとめました。
オードリー・ヘップバーンの代表作は?
ヘップバーンの代表作を、年代順に並べてみました。
『ローマの休日』
『麗しのサブリナ』
『パリの恋人』
『尼僧物語』
『ティファニーで朝食を』
『シャレード』
『マイ・フェア・レディ』
『暗くなるまで待って』
ブログ主が個人的に好きでオススメな作品を紹介します。
『麗しのサブリナ』
「幸福な恋をしている女は、スフレを焦がす。不幸な恋をしている女は、オーブンのスイッチを忘れる」
というセリフが、とても印象的です。
ヘップバーンが、とにかくキュートなんですよね。
『マイフェアレディ』
『麗しのサブリナ』もそうですが、野暮ったい女の子が磨かれて美しくなるというストーリーは、ヘップバーンの最も得意とするところのように思います。
ファッションもゴージャスで素敵です。
『暗くなるまで待って』
これはサスペンスですが、「ヘップバーンは、きれいなだけの女優じゃない」と思わされた一作です。ドキドキハラハラしますよ!
『ティファニーで朝食を』
カポーティの原作小説とストーリーが全然違います。
小説を読んだことがない人にはオススメです。
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※本ページの情報は、2022年5月7日現在です。
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【ローマの休日】アン王女の国まとめ
アン王女の国は、特に設定されていない
王室不敬罪になる可能性を考えて、アン王女の国を設定していないと考えられる
アン王女の国の候補をあえて挙げるなら、デンマーク、ノルウェー、スウェーデン、ベルギー、スペインの可能性が残る