実写映画『ザ・ファブル』には、海老原の愛車ハコスカが登場します。
海老原は「男の中の男の車」と言って、大切にしていましたね。
原作漫画にもハコスカは登場するのですが、「実写映画でもハコスカ出るかな?」と楽しみにしていたファンも多かったようです。
この記事では、
- ハコスカって何?
- 『ザ・ファブル』のハコスカはいくら?
について、解説します。
『ザ・ファブル』のハコスカの車種は?
実写映画『ザ・ファブル』には、真黒カンパニーの海老原の愛車「ハコスカ」が登場します。
車好きなら目を輝かせそうな車でしたね。
けれど、そうでない人は「ハコスカって何?どこのメーカーの車種?」と思ったのではないでしょうか。
「ハコスカ」とは何?
「ハコスカ」とは、
- 日産スカイラインの3代目C10型の愛称
- 「箱型スカイライン」の略
です。
スカイラインは、1957年の初代から令和の現在まで続く、日産の人気車種。
ちなみに、4代目スカイラインは「ケンメリ」という愛称があります。
この愛称は、CMの「ケンとメリーのスカイライン」というキャッチコピーからつきました。
北海道の美瑛町でCM撮影されたのですが、現在でも「ケンとメリーの木」と呼ばれるポプラが観光名所となっています。
わたしも旅行で行ったことがありますが、1972年のCMの景色が、今もさほど変わらない状態で見られるのはスゴイですよね。
「ケンメリ」が発売された後、区別するため、3代目スカイラインに「ハコスカ」と愛称がついたのです。
昭和40年代の日本車は、キャデラック風の角ばったフォルムの車が主流でしたね。
ハコスカは1968年発売の車種
『ザ・ファブル』で、海老原が大切にしていたハコスカは、ナンバープレートが「19-68」でした。
ハコスカが、1968年~1972年に販売されていたことにちなんでいると思います。
海老原のハコスカは、1971年式のスカイライン2000GT-Rという車種です。
50年も前の車なのに、驚くほど状態が良かったですね。
実は、この記事を書く前に、街でスカイラインGT-Rを見かけました。
R34という90年代の車種で、ハコスカほど古くはありませんが、やっぱりカッコ良かったですね!
とくに後ろのリアウィングが。
上の画像では、ハコスカの撮影をやってますね。
茨城県境町でロケを行ったそうです。
Twitterの日付けが、2019年2月なので1作目だと思われます。
現在では滅多にお目にかかれない車なので、道路走ってるだけで人目を引いたでしょうね。
『ザ・ファブル』のハコスカの値段はいくら?
山本美月さんと瀬戸康史さん、ご結婚おめでとうございます
— DigiFanTam (@DigiFanTam) August 1, 2020
美月ちゃんの出演してた映画のザ・ファブルとても面白かったです
映画に登場したハコスカを撮ってみました。
1971 NISSAN SKYLINE 2000GT-R#Photography of FH4 pic.twitter.com/iV4vrZSJTa
海老原は、ハコスカを「男の中の男の車」と言って、相当気に入っている様子でした。
明に家を貸す時も、ハコスカには絶対触らないよう言い含めていましたね。
(明はその場ですぐ乗り込んでましたが。)
海老原のハコスカは、見た目もしっかり手入れされて、キレイでした。
半世紀前の車なので、故障しても部品を手に入れるのが難しく、維持費がだいぶかかるはずです。
海老原のハコスカは、一体売るといくらなのでしょう?
海老原は、明にハコスカと引き換えに、小島を助けるよう頼みました。
ハコスカは、報酬として見合ったのでしょうか?
ある整備士さんに訊いてみたところ、海老原のハコスカは「かなり状態がいいので、中古で売ったら500万円はくだらないと思う」とのことでした。
中古車としては、かなりお値段お高めですね。
しかし明は、ボスとの約束もあったので、
- 小島と岬を助ける
- 敵は殺さない
という2つをクリアしなければなりませんでした。
あれだけの大人数と大仕事を、ハコスカ1台というのは、さすがにちょっと見合わない感じですね。
けれど、明としては「岬ちゃんには世話になったから、助けるのは当たり前」と言っていたので、あまり報酬は気にしなかったのでしょう。
【ザ・ファブル】解説・考察記事一覧
【ザ・ファブル】ハコスカまとめ
実写映画『ザ・ファブル』には、海老原の愛車ハコスカが登場します。
- ハコスカとは、日産の3代目スカイラインの愛称
- ハコスカは、1968年~1972年に販売されていた
- 海老原のハコスカは、売ると500万円はくだらないと思われる