人気SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』では、ダンスパーティのシーンがあります。
マーティがエレキギターをかき鳴らして、結構みんな引いてましたね。
「ギターで弾いた曲は何?」
「本当に弾いて歌ってる?」
と思った人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- ダンスパーティのギターの曲名は?
- マイケルJフォックスは、本当に弾いて歌った?
について、解説をまとめています。
【バックトゥザフューチャー】ダンスパーティのギター曲は?
#バック・トゥ・ザ・フューチャー放送まで、
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) June 12, 2020
あと
分
早く始まらないカナ#金曜ロードショー#3週連続BTTF#BTTF35周年#マーティ#ドク pic.twitter.com/5Vqg8vAcVa
ダンスパーティで、マーティがギターで演奏した曲は、
チャック・ベリーの「Johnny B. Goode」(ジョニーBグッド)
1958年にリリースされました。
こちらは、チャック・ベリー本人の演奏です。
映画では、マーティが1955年にタイムスリップしましたね。
そして、怪我をしたギタリストの代わりに、マーティが演奏しています。
そのギタリストのいとこが、チャック・ベリーのいとこという設定だったのです。
チャック・ベリーに電話して、「新しいサウンドを探してたろ?」とマーティの演奏を、受話器越しに聞かせていました。
【バックトゥザフューチャー】本当に弾いて歌ってる?
歌もギター演奏も吹き替え
映画では、マーティを演じるマイケルJフォックスが、かなりノリノリで演奏していました。
「本当に弾いて歌ってる?」と思いますよね。
歌も演奏も、吹き替えです。
歌ったのは、マーク・キャンベル
「Jack Mack and the Heart Attack」というバンドのリード・ボーカルです。
下の動画は、最近のマーク・キャンベルさんですね。
#WaybackWednesday to a #soulfunk California party with Jack Mack and The Heart Attack featuring vocalist Mark Campbell pic.twitter.com/4uQTIJlFDB
— Jack Mack & The Heart Attack (@jackmackband) December 18, 2019
ギターを演奏したのは、ティム・メイ
二人は、吹き替え演奏としてはクレジットされていません。
エンドロールでは、「スペシャルサンクス」として名前が挙がっています。
マーク・キャンベルは、マイケルJフォックスが歌ってるように思わせたかったため、クレジットを断ったそう。
音楽監督が後から知って、サウンドトラックの収益を少しキャンベルに都合したそうです。
マイケルはギター演奏を演技
ギター演奏も歌も吹き替えですが、マイケルJフォックスが本当に弾いて歌ってるように見えますよね!
ギター演奏を指導したのは、ポール・ハンソン
下の動画は、マイケルに演奏を教えている動画です。
ポールは、実は『バック・トゥ・ザ・フューチャー』にも出演しています。
マーティは、高校で「ピンヘッド」というロックバンドを組んでいました。
選抜ステージのシーンがありましたよね。
ポール・ハンソンは、ピンヘッドのギタリストを務めました。
ポール・ハンソンは、教えるのが上手いようです。
ジョージ・クルーニーなど、多くの俳優たちにギターの演奏指導しています。
また、マイケルJフォックスは、演奏する振り付けもコーチについています。
振り付けは、ブラッド・ジェフリーズ
インパクトのある、派手な演奏振り付けをしてますね。
- ビート・タウンゼント
- チャック・ベリー
- ジミ・ヘンドリックス
など、伝説のギタリストをモデルにしたそう。
派手でちょっとコミカルで面白かったですよね。
マイケルJフォックスは、
「(ダンスパーティの)シーンはギターを弾くので、シンクロしてください。手元の映像はカットしていいですから」
とゼメキス監督に言ったのだとか。
ダンスパーティのギターシーンは名場面ですが、多くの人の努力とサポートがあったんですね。
【バックトゥザフューチャー】ダンスパーティのギター曲まとめ
- ダンスパーティのギターの曲は、チャック・ベリーの「Johnny B. Goode」
- 怪我したギタリストのいとこが、チャック・ベリーという設定だった
- ギターシーンは、歌もギターも吹き替え演奏
- ギターを吹き替え演奏したのは、ティム・メイ
- 歌を吹き替えたのは、マーク・キャンベル
- マイケルにギター演奏を指導したのは、ポール・ハンソン
- 演奏の振り付けは、ブラッド・ジェフリーズ