映画『ハン・ソロ』の最後、キーラはハン・ソロの元へは行かず、ダース・モールに従うことを選びました。
キーラの行動や、その後がどうなったか気になった人は多いのではないでしょうか。
この記事では、
- キーラは、なぜダース・モールに従うことを選んだのか
- キーラは、その後どうなったのか?
について、考察をまとめました。
【ハン・ソロ】キーラはなぜダース・モールを選んだ?
地上波初放送#ハン・ソロ#スター・ウォーズ・ストーリー
— アンク@金曜ロードショー公式 (@kinro_ntv) March 1, 2021
金曜よる9時
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映画『ハン・ソロ』のラストで、キーラは「わたしもすぐ行くから」とハン・ソロに言って、チューバッカとベケットの後を追わせました。
しかし、キーラはダース・モールの命令通り、惑星ダミソアへ向かいました。
キーラは、なぜハン・ソロではなく、ダース・モールを選んだのでしょうか?
主な理由は2つあると思います。
- 組織からは逃げられないと思っているから
- ハン・ソロを助けるため
劇中に、キーラの心理を考えるヒントがいろいろありました。
キーラの腕には、組織へ忠誠を誓う焼き印がありました。
焼き印を隠してどこかへ逃げたとしても、何かのはずみで人に見られると、追跡されてしまう可能性があります。
クリムゾン・ドーンは、5つの犯罪組織の中でも、特に冷酷と評判なところ。
末端メンバーならともかく、副官が逃亡したとなると、結構しつこく捜索しそうです。
劇中の会話でも、キーラは組織から逃げられないと考えていたことが分かります。
「ドライデンでさえ、誰かに仕えてる。クリムゾン・ドーンに逆らってはダメ」
「目的は勝つことではなく、とにかく生き延びること」
また、ドライデンも「一度クリムゾン・ドーンに入ると、二度と抜けられない」と言っていました。
長く組織にいて、副官まで務めたキーラは、組織の恐ろしさを身に染みて理解していたのでしょう。
「一緒に逃げたら(組織に)間違いなくにらまれる」とも言っていました。
「ハン・ソロを巻き込みたくない」と思っていたことが伺えます。
加えて、ハン・ソロとの関係にも揺らいでいました。
「コレリアを出てから何があったか知りたい」というハン・ソロに、
「全部話したいけど、あなたはそんな目で私を見られなくなる」
とキーラは答えています。
パイロットになる夢を叶えて、中身は昔と変わらないハン・ソロ。
しかしキーラは、自分は昔とは変わってしまったと思っています。
そして、自分の過去を知られたくないようです。
ハン・ソロのことは好きだけれど、一緒に逃げても良いことはないと判断したのでしょう。
地上から、遠ざかる船を見送るハン・ソロが、切なかったですね。
【ハン・ソロ】キーラはその後どうなった?
ハン・ソロと別れた後、ダース・モールの命令通り、キーラは惑星ダソミアへ向かったと思われます。
その後どうなったのでしょう?
TVアニメシリーズやその他のスピンオフ映画にも、キーラは登場しません。
そこで考察してみました。
キーラはクリムゾン・ドーンの新ボスになった?
今日(10/23)はキーラ役のエミリア・クラークの誕生日
— スター・ウォーズ公式 (@starwarsjapan) October 23, 2020
「あなたと冒険している自分を想像するといつも―、笑顔になってた」
ハン・ソロの幼なじみ<キーラ>
知的で野心的。そして謎めいた美しい女性として、危険な裏社会を生き延びる―#スターウォーズ#HappyBirthday pic.twitter.com/Md4eTDzPvg
キーラは、クリムゾン・ドーンの新しいリーダーになったのではないでしょうか。
そう考える根拠は、
- 副官のキーラが、リーダーに繰り上げされるのが自然
- ダース・モールは、映画『ハン・ソロ』の後に旅に出る
(=クリムゾン・ドーンの指揮者や、右腕の側近がどうしても必要)
だからです。
映画を観る限り、キーラはかなり優秀な副官であることが分かります。
武器の扱いもうまく、「テラス・カシ」という武術を、ドライデンに仕込まれていました。
コンヴェイエクスの襲撃に失敗したハンを助けようと、挽回作戦にアドバイスするなど、策略家としての能力も発揮します。
ダース・モールは「お前には、もっとそばで働いてもらいたい」と言っていたので、キーラは
- ひとまずクリムゾン・ドーンのリーダーに就任
- クリムゾン・ドーンの副官を育成
- いずれは副官にリーダーを譲る
- 最終的には、キーラはダース・モールの右腕の側近になる
という感じなのではないかなと思いました。
というのも、ダース・モールはこの後しばらくして、惑星マラコアへ旅に出るのです。
古代シスの超兵器を探しに出かけたんですね。
すぐ帰れるとは思ってなかったでしょうし、実際かなり長くダソミアを離れることになりました。
そうすると、自分がいなくても上手く組織を回してくれる「右腕となる側近」が必要です。
映画『ハン・ソロ』の後、キーラはダース・モールの右腕として生きたのではないかと思います。
ダース・モールはキーラがドライデンを殺したと気づいてた?
劇中、キーラはダース・モールに連絡した時、嘘をつきました。
- ドライデンを殺したのは、トライアス・ベケット
- コアクシウムは奪われた
- わたし以外、みんな殺された
- わたしが居合わせていれば、助けられた
話を聞いたダース・モールは大笑いし、ライトセーバーを引き寄せ、起動しました。
そして「ダソミアまで来い。裏切り者ベケットをどう始末をつけるか、二人で話し合おう。お前にはもっとそばで働いてもらいたい。今後はな」と言いました。
気になったのは、ダース・モールが大笑いしたこと。
実は、キーラが嘘をついていると、気づいたのではないでしょうか。
ライトセーバーを引き寄せて起動したのも、「気づいてるよ。下手に動くなよ」という脅迫的なパフォーマンスではないかと思いました。
一方でキーラが逃げたり反撃に出たりしないよう、「お前にはもっとそばで働いてもらいたい」と、安心材料も与えています。
キーラの裏切りに気づきながら、ダース・モールはなぜ自分の側近にしようとしたのでしょう?
- キーラが逃亡しなかったことを評価
- シンジケートでは、ごまかしや裏切り行為は日常茶飯事
であるため、いちいち処分していたら、有能な人材がいなくなるのではないでしょうか。
キーラは自分が言ったように「魔が差したのか、別の理由か」事情を聞かれ、「愛する者の命を奪うことで忠誠を求め」られたかもしれません。
しかし、キーラは自分の窮地を何とか乗り切ったろうと思います。
ハン・ソロと逃げるよりも、組織に残る方に勝算があったから、とどまったのでしょうから。
2021年3月から撮影が始まる、オビ=ワンのスピンオフ映画は、映画『ハン・ソロ』とほぼ同時期の時代設定です。
キーラのその後が、話の中だけでも出てくるといいですね。
また、ダース・モールが『ハン・ソロ』に登場したことに、驚いた人も多いかもしれません。
エピソード1で死んだと思ってた人がほとんどでしょう。
「ダース・モールはなぜ生きてるの?」
「エピソード1のその後は、どうしてたの?」
という方のために、別の記事にまとめていますので、ご参照ください。
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【ハンソロ考察】キーラのその後まとめ
映画『ハン・ソロ』で、主人公ハン・ソロの幼なじみで元恋人だったキーラ。
最後は、ハン・ソロではなく、ダース・モールに従って、犯罪組織に残ることを選びました。
- キーラがシンジケートに残ったのは、組織からは逃げられないと思っていたし、ハン・ソロを助けるため
- キーラはその後、クリムゾン・ドーンの新ボスになり、さらにはダース・モールの右腕の側近となった(推測)
- ダース・モールは、キーラの裏切りに気づいていたが、忠誠を確認した後に新ボスに任用した(推測)