実写映画『ザ・ファブル』の主人公である佐藤明は、子どもの頃からボスに殺し屋として育てられました。
劇中では、回想シーンで、明の子ども時代が明かされます。
「ボスと明はどうやって知り合ったの?」「明やヨウコは、どんな生い立ちなの?」と思った人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- 佐藤明やヨウコの生い立ち・過去は?
- なぜ殺し屋になったの?
について、解説します。
【ザ・ファブル】佐藤明とヨウコの生い立ちや過去は?
【じっくり語り合い──】
— 映画『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』公式 (@the_fable_movie) June 12, 2021
明日6/13(日)22:00~
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林先生との対談によって、
ファブル出演に対する熱い想いや、ここでしか語られない初出しトークも
映画『#ザ・ファブル #殺さない殺し屋』#6月18日全国公開 pic.twitter.com/VKrhmBUPLI
佐藤明の生い立ちや過去は?
佐藤明は、6秒で敵を倒せる伝説の殺し屋「ファブル」と呼ばれています。
劇中では、子ども時代の明が、ボスと一緒に山の中でサバイバルトレーニングしている回想シーンがありました。
観ていて
「どうして子どもが、殺し屋の訓練を受けてるの?」
「ボスと明は、もともとどこでどうやって知り合ったの?」
など、不思議に思った人も多いのではないでしょうか。
実写映画『ザ・ファブル』は、同名の人気漫画を原作としています。
しかし、実は原作漫画でも明の過去や生い立ちは、ほとんど明らかにされていません。
分かっているのは、
- ボスが、明を子どもの頃に引き取って育てた
- 明は、子どもの時から殺し屋としての訓練を受けている
- ナイフ1本渡されて、何度も山に置いて行かれた
- 山の中で、ひとりで最長1カ月ほど暮らしたこともある
- 映画の時点では、殺し屋になって6年目
- これまでに71人殺している
ということです。
山で暮らしていた時は、昆虫を食べていましたね。
普通ではない生活だったため、明は暮らしぶりも変わっています。
自宅では全裸で過ごす
サンマを頭から食べる
手羽先は、骨ごとかじる
極度の猫舌
標準語、関西弁、広島弁、九州弁、東北弁をネイティブ発音で話せる
明は、極度の猫舌です。
食べるものに毒が入っていないか見分けるために、舌が敏感になってしまったためだそう。
初めての土地では、建物や人のチェックをする癖があるなど、殺し屋としての習性が身に染みているんですね。
ボスは、明に普通の生活をさせたいと思っています。
殺し屋の腕が落ちて、社会で生きていけるようなら、普通に暮らさせたいんですね。
社会で生きていけないようなら、育てた者の責任として、ボスが明を殺すと言っていました。
明は普段は穏やかな性格で、本人も「普通の生活」の努力をしていますが、周りに巻き込まれてしまうタイプ。
第2作目の『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』では、どういう展開になるか気になりますね。
原作漫画は、2021年から第二部が始まる予定なので、明の過去はこれから明らかになっていくかもしれません。
佐藤ヨウコの生い立ちや過去は?
殺し屋組織「ファブル」のメンバーで、明の運転手を務めるヨウコ。
美人で明るく、めっぽう酒に強いヨウコの過去は、過酷です。
ヨウコは、瞬間記憶力に長けた子どもでした。
その能力に目をつけた「ファブル」のメンバーである山岡が、ヨウコの両親を殺害。
そして家に火をつけたのでした。
親を殺されて焼け出されたヨウコは、児童養護施設に行くはずだったところを、ボスに引き取られます。
親の仇の組織に育てられたわけですね。
そして、ボスから指導を受け、格闘技が得意で、銃も扱えるようになったのです。
しかし、人を殺したことはありません。
普段の笑顔からは、想像もつかない壮絶な過去が、ヨウコにはあったのですね。
ちなみに、シリーズ第2作目『ザ・ファブル 殺さない殺し屋』の登場人物には、山岡がいません。
なので、2作目でもヨウコの過去については、とくに触れられることはないと思われます。
明はなぜ殺し屋になった?
明もヨウコも、子どもの頃から「ファブル」のボスに育てられました。
そのため、大人になっても殺し屋組織の一員として生きるしかなかったのでしょう。
あまりにも組織のことを知りすぎてますしね。
ただ、ボスは明に普通の生活をさせたいと思っています。
明が、殺し屋稼業から足を洗う日が来るかもしれませんね。
ボスは、明が1年間大阪で暮らしてみて、社会になじめなかったら、育てた者の責任として、明を殺すつもりです。
ボスが明を育てることになったいきさつは分かりませんが、ヨウコと似た感じかもしれません。
しかし、「うまくいかなかったら殺す」というのは、殺し屋的発想なのか、一般人からみるとずいぶん勝手で無責任に思えますね。
【ザ・ファブル】解説・考察記事一覧
【ザ・ファブル】佐藤明とヨウコの生い立ちまとめ
実写映画『ザ・ファブル』の主人公の佐藤明は、子どもの頃から殺し屋の訓練を受けていました。
- 佐藤明は、物心ついた時から「ファブル」のボスに、殺し屋の訓練を受けていた
- 原作漫画でも、佐藤明の過去や生い立ちは、ほとんど明かされていない
- 佐藤ヨウコは、10歳の時に両親を亡くした
- 「ファブル」の山岡は、ヨウコの能力に目を付け、両親を殺害して放火
- 親を亡くしたヨウコは、ボスに引き取られ育てられた
- 幼い頃から殺し屋組織に育てられた明とヨウコは、組織の一員として生きる他に道はなかった