2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第2話は、
源頼朝が北条義時に「挙兵して平家を倒す」という大望を語るところで終わりました。。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の
- 第3回のネタバレあらすじ
- 見どころ紹介
- ドラマの感想
をまとめています。
この記事は、源平マニアのブログ主が書きました。
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを、まとめて読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
この記事は、主に公式ガイドブックを資料にまとめました。
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【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点
前回のプチ振り返り
第2回の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 大庭景親の仲裁で、源頼朝は北条家の預かりとなった
- 八重は会いたがったが、頼朝は会おうとしなかった
- 政子は、頼朝に完全に惚れ込んでしまう
- 政子は八重に会いに行き、「頼朝が必要しているのは私」と宣言
- 頼朝は、義時に「挙兵して平家打倒したい」と胸を明かした
傷心の八重に、わざわざ塩を塗りこみに行く政子がすごかったですね。
今回の要点
今回のあらすじ内容の要点を紹介します。
- 似仁王と源頼政の決起に、頼朝は参陣せず
- 頼朝が文覚と会う
- 義時が決起の計画を立てる
くわしいあらすじは、次章をご覧ください。
【鎌倉殿の13人】ネタバレあらすじ第3回「挙兵は慎重に」(1/23)
都の情勢は
1180年、平清盛(松平健)が後白河法皇を幽閉し、孫の安徳天皇を即位させます。
法皇の第三皇子の以仁王(木村昴)は、源頼政と平家打倒を企てます。
壇ノ浦の戦いまで、あと5年という時期ですね。
頼朝、似仁王に参陣せず
- 頼朝と政子に娘・大姫が誕生
- 時政の妻りくが妊娠
などおめでた続きでした。
ある日、北条宗時が頼朝の叔父・源行家(杉本哲太)を連れてきます。
行家は、頼朝に以仁王の挙兵を知らせに来たのでした。
諸国の源氏も応じるよう、以仁王が行家に使者を頼んだからです。
翌日、頼朝は
- 北条時政と宗時
- 安達盛長
を集めて「以仁王の挙兵には加わらない。頼政公では人が集まらない」と告げます。
宗時は、すっかり落胆してしまいます。
その頃、義時は土蔵で領内の田植えの状況を調べていました。
頼朝も土蔵に入ってきて、「挙兵するからには、この手で清盛を討つ。わしが源氏の棟梁として采配を振るう」と語ります。
そんな頼朝に、義時は「私は戦も政にも関心ありません」とそっけなく言います。
後日、頼朝は京の三善康信から書状を受け取りました。
- 以仁王の挙兵の知らせ
- 数日で平家に鎮圧されたという知らせ
が同時に届きます。
頼朝は、加担しなくて良かったと胸をなでおろします。
法皇の密旨
以仁王の企てが失敗により、伊豆に逃げた源頼政の縁者を捕らえるよう通達がきます。
加担しなかったものの、頼朝も三島の役所に参上することに。
平家方の山木兼隆が目代に、後見に堤信遠(吉見一豊)が就任していました。
その夜、頼朝は後白河法皇(西田敏行)が「一日も早くわしを救い出せ。平家を都から追い出すのじゃ」と頼む夢を見ます。
翌朝、京の大番役を終えた三浦義澄(佐藤B作)が、法皇の密旨をたずさえて、北条時政に会いに来たのでした。
頼朝が文覚と出会う
そんな折、宗時は町の中で平家をののしる僧侶・文覚(市川猿之助)を見かけます。
文覚が頼朝の父親と親しかったというので、宗時は文覚を頼朝に会わせます。
しかし、頼朝は「文覚をかたる不埒者だ」と追い返してしまったのでした。
宗時や政子は、挙兵して平家の横暴に苦しむ世を変えるよう、頼朝に迫ります。
義時の妙案
勝算が見込めないという頼朝に、義時が妙案を披露します。
三島に行った折、義時は、裏庭に木簡が大量に捨てられていたのを見ていました。
味方になりそうな豪族の年貢米の量から、領民の数を割り出せば、兵力を見積もれるというのです。
- 伊豆の豪族300兵で、目代を倒す
- 目代を倒すと、相模・武蔵国の豪族が味方につく
- 当面の敵である大庭・伊東は二千が限度
と、義時は考えていました。
しかし頼朝は「大義名分がなければ、人はついてこぬ」と慎重です。
安達盛長が、法皇の密旨を預かったままになっていることを思い出します4.
法皇の密旨は、まさに助けを求める院宣でした。
頼朝は、義時と政子に「戦の支度じゃ!」と告げます。
【鎌倉殿の13人】3話の見どころ解説
第3話の見どころは
- 頼朝の慎重さ
- 義時の参謀ぶり
- ギラギラした文覚上人
ではないでしょうか。
平清盛と後白河法皇の蜜月が終わり、ますます平家に不満の募る世となっていました。
しかし、孫を天皇の座に据えた平家の勢いは、まだまだ衰えていません。
十分な根回しと勝算がなければ、あっという間につぶされてしまいます。
チャンスは1回だけなのです。
頼朝が慎重になるのも無理はありませんね。
宗時や政子が、何かとけしかけるのと対照的です。
そんな中、義時は冷静に数字で戦を見積もっていました。
感情に身を任せがちな宗時や政子とは、違う視点で物事を見ていますね。
- 慎重な頼朝
- 勢いで押そうとする政子と宗時
- 数字に強い義時
というは、良いバランスなのかもしれません。
また、「戦や政には興味ありません」と言っていた義時は、挙兵を機に変わっていったのかもしれませんね。
また、気になるのは文覚。
文覚は、以前は遠藤盛遠という武士で、波乱万丈の人生を送った人物です。
市川猿之助さんが演じているのですが…
「文覚上人って、こんなにギラギラしてたっけ?」
というくらい、アクの強いキャラクターになってますね!
ブログ主のこれまでの文覚上人のイメージが、吹っ飛んでしまいました。
【鎌倉殿の13人】第3話の感想まとめ
ブログ主の感想
3話も、『鎌倉殿の13人』はツッコミどころ満載でしたね。
全体的に、コミカルとシリアスの塩梅が絶妙で、職人芸を感じます。
北条家の館が見下ろせる江間家に嫁がされた八重。
じーっと見てる八重と、笑顔で手を振る政子が怖かったですね…。
後白河法皇の「こーんなに小さかった」のセリフと仕草に、「そんなわけないやろ」と思わず言ってしまいました。
しゃれこうべ投げつけて、「他にあるからいいもん」と言った文覚上人と、
誰のか分からないしゃれこうべを差し出して「誓え」という政子の無茶ぶりも凄かったです。
そしてSNS見て気づきましたが、以仁王はジャイアンの木村昴さんだったんですね!
ちなみに、金曜ロードショーで『新解釈三国志』を観たばかりだったので、デジャブ感が半端なかったです。
- 大泉洋=劉備玄徳
- 小栗旬=曹操
- 西田敏行=解説の大学教授
SNSの反応は?
やはり、後白河法皇と文覚上人に対する反応がすごかったですね!
【鎌倉殿の13人】解説・考察記事の一覧
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【鎌倉殿13人】第3話ネタバレあらすじと感想まとめ
- 第3回では、平清盛が法皇を幽閉し、孫を天皇に即位させるなど勝手をしていた
- 以仁王の打倒平家の企てが失敗するも、頼朝が挙兵を決意する
- 政治や戦に興味のない義時が、数字に強い参謀ぶりを発揮する