大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のタイトル画像

 

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』第20話は、義経の首を見て頼朝が涙するところで終わりました。

この記事では、『鎌倉殿の13人』の

  • 第21回のネタバレあらすじ
  • 見どころと「どこまで史実?」解説
  • ドラマの感想

を、源平マニアのブログ主がまとめました。

ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください

1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。

【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!

この記事は、主に公式ガイドブックを資料にまとめました。

\裏話が満載/


【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1465928652017778704

前回のプチ振り返り

前回の内容を簡単に振り返ってみましょう

第20話プチ振り返り
  • 藤原秀衡が病死してパワーバランスが崩れる
  • 義時が藤原泰衡を謀略にはめる
  • 義経が自害

第21話の要点

今回の要点をまとめました。

要点
  • 奥州の藤原氏が滅亡
  • 時政が願成就院を建立し、運慶の阿弥陀如来像を納める
  • 八重が孤児を助けようとして溺死

くわしいあらすじは、次章をご覧ください。

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【鎌倉殿の13人】第21回「仏の眼差し」ネタバレあらすじ(5/29)

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1465928652017778704

奥州征伐で藤原氏が滅びる

文治5(1189)6月、義経の死後、頼朝は全国から兵を集めて、奥州へ攻め入りました。

頼朝も平泉へ赴き、藤原泰衡の首を確かめます。

藤原泰衡を討ったのは、泰衡の家人・河田次郎でした。

「恩を忘れ、欲得で主を殺すとは何事か」

頼朝は激怒し、即座に次郎の斬首を命じたのでした。

頼朝は、山積みになっている藤原氏の財宝を見て、「ついに日の本すべてを平らげた。源氏の世はもうすぐそこだ」と感慨深げです。

しかし、義時は、義経を死に追いやった自責の念から心が晴れません。

平家討伐の最初から従ってきた坂東の御家人たちからは、義経の死を惜しむ声が上がっていました。

奥州征伐の戦勝の酒宴でも、義経が話題になります。

「景時が鎌倉殿に余計なことを言わなければ、九郎殿は死ななくて済んだんだ」

義時が外に出ると、景時がひとりで飲んでいました。

義経は英雄として語り継がれ、自分は所詮敵役の宿命なのだろうと、景時は自嘲するのでした。

頼朝と法皇が腹の探り合い

10月になると、頼朝は上洛に向けて準備を始めました。

後白河法皇から、奥州攻めの褒美に望みの恩賞を出すと書状が届いていたのです。

頼朝は、恩賞を辞退する返事を法皇に送ります。

こうして、法皇と頼朝の腹のさぐりあいが始まったのでした。

頼朝からの辞退の書状を読んで、丹後局は「なぜ恩賞を断るのでしょう?」といぶかしみます。

法皇は、「奥州攻めは勝手にしたことだと言いたいのであろう。今後、わしの思い通りにはならぬとな」と、不満をもちます。

頼朝の書状には「奥州を倒した今、法皇様のことだけが心残り。近々お目にかかりたい」とも書いてありました。

側近の平知康は、頼朝追討の宣旨を出したことを怒っているのだろうと指摘します。

北条家の集まり

鎌倉御所に、政子と義時、八重をはじめとする源家・北条家の家族が集まっていました。

義時の息子・金剛は、はじめて万寿(後の頼家)と目通りを許されます。

頼朝は、「いずれは万寿を支え、鎌倉を盛り立てていけ」と金剛に声を掛けます。

金剛は「かしこまりました」と返事をし、万寿と遊ぶのでした。

12月には、時政とりくに男の子が生まれます。後の北条政範です。

出産祝いに、北条一族が集まります。

八重は、孤児たちと作った草履を時政に贈りました。

最近、鶴丸という男の子が加わり、八重が面倒をみる孤児は15人になっていました。

政子は「小四郎は本当に良い嫁をもらった」と褒めますが、りくは一族に緊張感が足りないと思っています。

「もっと北条家を盛り立てていくのです。近頃、比企殿ばかりひいきされてるように感じるのは私だけ?」と喝を入れるのでした。

御家人の比企能員は、奥州征伐の総大将を務めました。

万寿の乳母夫で、一族の娘を頼朝の異母弟・範頼の妻にするなど、源氏との絆を深めていました。

この頃、大姫はまじないや魔除けに興味を持ち、『源氏物語』の登場人物になぞらえて、自分のことを「葵」と名乗るようになっていました。

政子は楽観しますが、実衣は「恨まれて早く亡くなる姫だ」と不安がります。

義時は、大姫の情緒不安定さに思うところがあり、自分のせいだと自責の念にかられます。

八重が孤児を助けようとして溺死

数日後、時政、義時、時連は伊豆へ向かいました。

時政が創建した願成就院が落成し、奈良から招いた運慶という仏師がつくった仏像を安置するからです。

運慶の偉そうな態度に、義時はムッとしますが、阿弥陀如来は見事な出来栄えでした。

顔立ちがある人に似てしまったと運慶は言います。

 八重は子供たちを連れて、川に遊びに来ていました。

すると、鶴丸が溺れかけて、岩にしがみついて泣きだしてしまいます。

八重は、頼朝との間にできた子どもの千鶴丸が、川で溺死させられたことを思い出します。

八重は、無我夢中で川に飛び込み、鶴丸を助けようとして川に流されてしまいます。

鶴丸は、義村が助けて無事でしたが、八重は亡くなってしまったのでした。

<第22回あらすじ第20回あらすじ>

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【鎌倉殿の13人】第21話の見どころ・史実解説

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1468075300714078220

第21話の見どころ

21回は、内容が盛りだくさんですね!

見どころは、

第21話の見どころ
  • 裏切りに厳しい頼朝
  • 頼朝と法皇の駆け引き
  • 運慶の阿弥陀如来
  • 八重の死

ではないでしょうか。

特に、八重の死はかなり衝撃的ですよね。

【解説】史実との違い

主の藤原泰衡を討った河田次郎を、頼朝が斬首したのは事実です。

頼朝の父・為朝も、似たような状況で家人の長田忠致に裏切られて殺されたため、許しがたかったのかもしれません。

また、三浦義澄が義時に「どんどん鎌倉殿に似てきている」と言ったことを思えば、義時の未来像という伏線にもなっているように思います。

ドラマでは、義時がどんどん腹黒くなっていくのも見どころになっているため、相対的に梶原景時の陰湿ぶりが薄まっているようにも感じます。

どちらかというと、三谷幸喜さんの脚本では、景時は義経のすごさの理解者みたいなポジションになってますしね。

頼朝と法皇の駆け引きは、お互いになかなか手ごたえを感じているのではないでしょうか。

正直言って、ある意味「似た者同士」なので、お互いの考えていることがよく分かるのでは。

頼朝も法皇も、腕力がないため周りをつかって戦わせる策略に長けた人たちです。

頼朝と法皇の直接対戦は、次回で観られます。

運慶が、願成就院の本尊・阿弥陀如来像をつくったのも事実です。

運慶が30代の作品で、国宝に指定されています。

願成就院は、北条時政が奥州征伐の勝利を祈って建立した寺です。

21話で、最も話題になりそうなのは、八重の死。

もともと八重の人生はほとんどが謎という人物でした。

頼朝と恋仲になって産んだ子供を葬られるということくらいしか、分かっていません。

このタイミングで亡くなるのは、義時が後に正室の比奈を迎えるからかな?と思いました。

八重が生きていると、「八重の方が先なのに、なぜ後から来た比奈が正室?」となりそうですし。

八重については、別の記事にまとめていますので、ご参照ください。

<第22回あらすじ第20回あらすじ>

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【鎌倉殿の13人】第21話の感想

https://twitter.com/kakamatsukk/status/1530871274805035008

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https://twitter.com/namaehamada_nai/status/1530876720244719616
https://twitter.com/yuusai1534/status/1530877991760195585
https://twitter.com/yosinotennin/status/1530876995365527552

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【鎌倉殿の13人】21話ネタバレあらすじと感想まとめ

まとめ
  • 奥州の藤原氏が滅亡
  • 時政が願成就院を建立し、運慶の阿弥陀如来像を納める
  • 八重が孤児を助けようとして溺死
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