大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のタイトル画像

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、平安末期から鎌倉時代初期の物語です。

この時代が大河ドラマになるのは久しぶりですね。

幕末や戦国時代に詳しい人も、「どういう時代だっけ?」と思うかもしれません。

この記事では、『鎌倉殿の13人』の

  • 保元の乱から北条義時が死ぬまでの年表(年齢つき)

を、まとめています。

【鎌倉殿の13人】年齢つき年表を分かりやすく一覧で!

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1465928652017778704

大河ドラマは、基本的に主人公が生まれてから死ぬまでを描いています。

『鎌倉殿の13人』の主人公は、北条義時です。

ドラマでは、頼朝の父親・源義朝が戦った保元の乱の話も出てきます。

なので、保元の乱から北条義時が死ぬまでの年表を、分かりやすく一覧にしました。

年表の項目は5つです。

年表項目(左から順に)
  • 西暦
  • 義時の年齢(数え年)
  • 北条家関連の出来事
  • 社会一般の出来事
  • 放送回

 ※年表は右へスクロールできます。

西暦義時年齢北条家一般放送回
11567月保元の乱
115912月平治の乱
頼朝、右兵衛権佐に任命さる
後白河天皇譲位
二条天皇即位
11603月頼朝、伊豆に配流
11631歳北条義時が生まれる
117513歳8月

9月
千鶴丸が殺害される
八重は再婚させられる
頼朝は北条家へ
1話
117614歳3月頼朝と政子が結婚2話
1178
16頃頼朝と政子に大姫誕生3話
117917歳後白河法皇の院政停止
118018歳
8月
10月
12月
源平合戦が起こる
石橋山の戦い
北条時政勢が勝利
富士川の戦いで大勝利
頼朝が鎌倉殿に
以仁王が平家追討の令旨を発布
福原遷都
3~10話
118119歳4月義時が頼朝に近侍清盛が死去(2月)11話
118220歳8月万寿(源頼家)が誕生12~13話
118321歳
5月
7月
10月
義時の息子・泰時が誕生
木曽義仲の倶利伽羅峠の戦い
義仲が平家を京から追放
後白河法皇が頼朝の東国支配を認める
14~16話
118422歳
1月
2月
8月
頼朝、鎌倉に公文所・問注所を設置
義仲が範頼・義経に討たれる
一ノ谷の戦い
義時が平家追討軍に参陣
16~17話
118523歳1月
2月
3月
義時、豊後攻めで先陣
義時、葦屋浦の戦いに参陣
壇ノ浦の戦い
平家滅亡18~19話
118927歳4月
7月
義経が殺害される
義時が奥州合戦に参陣
奥州藤原氏滅亡20~21話
119028歳11月義時が頼朝の上洛の先陣の随兵に
義時が頼朝の大将拝賀の随兵に
22話
119230歳7月
8月
頼朝が征夷大将軍に
千幡(源実朝)が誕生
後白河法皇が死去
119331歳5月富士の巻狩り23話
119735歳大姫が死去24話
119937歳1月

4月
11月
頼朝が死去
頼家が2代目鎌倉殿に
「十三人の合議制」開始
梶原景時の変
25~29話
120240歳7月頼家が従二位・征夷大将軍に30話
120341歳9月
比企の乱
実朝が従五位下・征夷大将軍に
時政が執権就任
頼家は幽閉される
31~32話
120442歳3月
7月
義時が従五位以下・相模守に
頼家が殺害される
義時が頼家の家人の反乱を鎮圧
120543歳6月
7月
時政、義時に畠山重忠を討たせる
牧氏の変で、時政が失脚
義時が執権に
120947歳12月義時が政所別当に就任
121351歳2月
5月
泉親衡の謀反が発覚
和田合戦で和田が滅亡
北条氏の執権政治開始
121553歳1月時政が死去
121755歳1月
12月
義時が右京権大夫に任命さる
義時が陸奥守に就任
121957歳1月
2月
実朝が公暁に殺害される
義時が阿野時元を追討
後鳥羽上皇が大内裏再建を開始
122159歳5月
6月

7月
後鳥羽上皇らが義時追討の官宣
承久の乱

義時追討令の撤回
後鳥羽が隠岐配流
六波羅探題を設置
122260歳4月
8月
義時が承久の乱に加わった武士たちの領地を没収
義時が陸奥守を辞任
義時が右京権太夫を辞任
122462歳6月義時が死去
12257月政子が死去
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【鎌倉殿の13人】年表からドラマを解説!

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1467706617093365767

ドラマのクライマックスはどこ?

年表から見る北条義時の人生で、ドラマの見どころとなりそうな箇所を、赤字にしました。

ドラマの第1話の時は、義時は13歳のはずですが、青年のように描かれています。

前半では、義時が18の1180年は、放送回が3~10話と一番長いです。

源氏として決起する頼朝を支え、

  • 石橋山の戦いで負ける
  • しかし富士川の戦いで大勝利
  • 頼朝が「鎌倉殿」となる

という激動の1年でした。

義時の人生が、最も濃くドラマチックな時期だったと言えるかもしれませんね。

第1話では、

「平家の世も、割と平和でいいんじゃない?」とか

「政治や戦には興味ありません」とか

言っていた義時も、次第に変わっていきます

ドラマでは、

  • 石橋山の合戦で負ける
  • 兄が死ぬ

という経験を経て、兄の遺志を継ぐと決意し、変わっていく姿も見どころになるでしょう。

前半は、頼朝が征夷大将軍になるまでが描かれるので、戦場シーンも多いです。

昭和時代に中学生だった人は、

「いいくに(1192)つくろう鎌倉幕府」

と年号を覚えましたね。

令和の現在は、壇ノ浦の戦いで勝った1185年に、鎌倉幕府が始まったとされています。

頼朝が死ぬと、源氏は坂道を転げ落ちるように衰退。

後半は、御家人の権力レースが繰り広げられ、北条氏がトップになっていきます。

北条が盛り立てた源氏を、北条が滅ぼしていく過程が見どころでしょう。

その北条家の中でも、時政が失脚するという下剋上が起こります。

前半と後半では、北条家のありようが、ガラリと変わっていきます。

三谷幸喜ドラマの注意点・見どころは?

ブログ主は、源平マニアなので前半が楽しみです。

北条家の執権時代は好きではないのですが、三谷幸喜さんの北条家なら楽しく観られそうで期待しています。

ただ、あらすじを見ると、史実のポイントは押さえつつも、かなり脚色・演出されているように思います。

なので、とりわけコミカルに描かれているところは、演出と見ていいでしょう。

例えば、人物だと

  • 源頼朝は、コミカルでチャーミングに
  • 源義経は、古今東西見たことないくらいダークに

描かれています。

おそらく三谷幸喜さんは、

「義経はヒーローだからと、美談化されすぎ。もっと人間臭いところがあったはず」

と思っているのではないでしょうか。

腹黒い源義経は、三谷幸喜さんのドラマでしか見られないでしょうから、どうぞお見逃しなく!


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【鎌倉殿の13人】解説・考察記事一覧

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鎌倉殿の13人の年齢つき年表まとめ

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、平安末期から鎌倉時代初期が舞台です。

ドラマに関係する「保元の乱」から、主人公の北条義時の死まで、年表を一覧にまとめました。

まとめ
  • ドラマの第1話は、北条義時が13歳の時から始まる
  • ドラマの前半は、源頼朝が征夷大将軍になるまでが描かれ、戦場シーンが多い
  • ドラマの後半は、御家人の権力争いの中、北条家がトップに立つ姿が描かれる
  • 源氏を盛り立てた北条家が、やがては源氏を滅ぼす過程が見どころ
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