映画『パラサイト半地下の家族』のタイトル

映画『パラサイト半地下の家族』の後半で、地下室に住むグンセが、階段の電気を使って「助けて」とモールス信号を送るシーンがあります。

庭でソロキャンプをしていたダソンは、点滅する灯りを目撃しますね。

カブススカウトに入っているダソンは、モールス信号を解読できたはずですが、助けをよびませんでした。

この記事では、ダソンがモールス信号を無視して、地下室のグンセを助けなった理由はなぜか、解説します。

【パラサイト】ダソンはモールス信号を無視した?助けなかった理由はなぜ?

まずどのような状況だったか、確認しましょう。

社長家族が留守にしていた大雨の夜に、驚きのストーリー展開をしますね。

  • ムングァン夫婦とキム一家で、争う
  • ムングァンがチュンスクに蹴飛ばされ、頭を強打
  • ギテクがグンセを縛り上げる
  • グンセは死にかけているムングァンを助けようと、階段の電気で必死にモールス信号を送る

庭のインディアンのテントで、ひとりでキャンプしていたダソンは、点滅する灯りを目撃します。

カブススカウトに入っているダソンは、モールス信号が解読できると、劇中で紹介されていましたね。

ダソンは、じっと点滅する灯りを見ていましたが、結局大人を呼ぶことはありませんでした。

ダソンは、なぜモールス信号を無視したのでしょう?

『パラサイト半地下の家族』の英語字幕では、グンセが打ったモールス信号は、

「HELP」ではなく「HOLP M …」

となっています。

グンセは、信号を打ち間違っていたのです。

頭突きでモールス信号を打っていたので、正確に打てなかったんですね。

仮に正しく打てていたとしても、地下室に人が住んでいることをパク家は知らないので、ダソンがSOSだと理解できたかどうか、分かりません。

いずれにせよ、助けが来なかった地下室では、ムングァンが亡くなります。

死んでいく妻に何もできず、グンセは無念だったでしょうね。

翌日、地下室から出てきたグンセは、パーティに乱入して、キム家に復讐するという恐ろしい展開となりました。

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【パラサイト半地下の家族】解説・考察記事一覧

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【パラサイト】ダソンが見たモールス信号のまとめ

『パラサイト半地下の家族』では、グンセが助けを求めるモールス信号を、必死に打つ場面があります。

庭のテントで眠れずにいたダソンは、点滅する電気の灯りを目撃します。

しかし、助けを呼びませんでした。

  • ダソンがモールス信号を見ても助けなかったのは、グンセが信号を打ち間違っていたのでSOSと分からなかったから
  • グンセは頭突きで打ったため、正確にモールス信号を打てなかった

というのが、この記事のまとめです。

『パラサイト半地下の家族』は、2回以上観ると、セリフの深さなどがよく分かります。

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