2021年NHK朝の連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』の一人目のヒロインは、安子。
困難を乗り越えて、雉真稔と結婚します。
しかし、祝言をあげて間もなく出征した稔は、戦死してしまうのです。
その一方、勇は生還します。
この記事では、
- 安子は再婚する?
- 安子はなぜ渡米する?
- るいと生き別れるのはなぜ?
この記事は、『連続テレビ小説カムカムエヴリバディ Part1』を参照しています。
\撮影秘話がたくさん!/
【カムカムエヴリバディ】安子は勇かロバートと再婚?
安子と稔は、家族の反対などの困難を乗り越えます。
- 親から認められて結婚
- 稔は出征
- 安子は娘るいを出産
- 祖父母・両親が死亡(算太は生死不明)
- 稔が戦死(勇は生還)
という怒涛の展開に。
今期の朝ドラは、3世代100年の物語なので、展開が速いですよね。
夫に死なれて未亡人になった安子は、どうなるのでしょうか?
安子がロバート・ローズウッドと出会う
【#カムカム 登場人物紹介】
— 朝ドラ「カムカムエヴリバディ」#カムカム (@asadora_bk_nhk) October 25, 2021
ロバート・ローズウッド#村雨辰剛
庭師でもあり、「#筋肉体操 ファミリー」としてもおなじみの村雨さん。#朝ドラ 初出演です#カムカムエヴリバディ #放送開始まであと7日 pic.twitter.com/1GCkhHHY8U
戦後まもなく、岡山の商店街で、安子はアメリカ軍中尉と出会います。
村雨辰剛さん演じるロバート・ローズウッドですね。
困っているロバートに、安子が英語で話しかけて助けるのです。
ロバートは、苦労しながらも懸命に生きる安子を、応援するようになります。
一緒に英語教室を運営するなど、二人はどんどん親密になっていくのです。
安子も、優しいロバートと話すことで、次第に心が明るくなっていきます。
けれどロバートの中隊は、岡山から撤退することに。
別れ際、ロバートは安子に
「英語の勉強、これからも続けてください。きっとあなたを、どこか思いもよらない場所まで、連れて行ってくれますよ」
とアドバイスするのです。
安子は、勇かロバートと再婚する?
稔の戦死の報せを受けた時、安子はるいと二人で生きていく決意をします。
けれど、戦後の混乱期に女手一つで子どもを育てていくのは大変ですよね。
安子が再婚するとすると
- 勇
- ロバート・ローズウッド
のいずれかの可能性が高いです。
勇は、父親に「家のための結婚は自分がする」と約束して、雉真家を継ぐ覚悟でしたね。
また、父親の千吉も安子を気に入っていました。
そうなると、「安子が勇と再婚するのでは?」と思いますよね。
実際、12月15日の放送では、千吉が勇と安子の再婚を提案します。
しかし、安子は戦後、アメリカに渡るのです。
芸能ニュースで、11月1日の時点でネタバレしています。
1人目のヒロインは、戦争で夫と死別し、娘を置いて米国に渡るしかなかった祖母、橘安子。
引用:https://www.iza.ne.jp/article/20211101-QVQ6E74FEJBUTPNUGIRVEBGKOM/
さらには、安子の娘るいは、芸能ニュースで次のように紹介されていました。
るいの物語は、昭和30年代の大阪から始まり、生き別れた母親・安子を憎みながらも、ジャズで道を切り開くという話で、一度こうと決めたら曲げない性格は母・安子譲りだという。
11月6日 yahooニュース
これらから察するに、
- 安子は、幼いるいを日本に残して渡米
- 安子は、そのまま日本に帰らなかった
と予想できるのです。
安子が、勇と再婚した上に、るいを置いて渡米するというのは、ちょっと無理があります。
アメリカ人と結婚して、アメリカへ行く方が自然です。
このことから、安子が勇と再婚する可能性は、ほとんどなさそうです。
ロバートの「英語が思いがけないところへ連れて行ってくれる」というセリフは、渡米の伏線になっているのでしょう。
12月9・10日の放送では、ロバートは安子を米軍のクラブハウスに連れて行きます。
安子は偶然、ルイ・アームストロングの『On the sunny side of the street』を生バンドで聴くことに。
しかも歌っていたのは、喫茶店ディッパーマウス・ブルースのマスターでした。
- 稔との大切な思い出の曲
- 歌ってたのは、稔と初デートした喫茶店のマスター
ですよね。
そしてロバートは安子に「ご主人は、娘さんだけではなく、あなたにも日向の道を歩いてほしいと望んでいた」という旨を言いました。
ロバートは、稔がいかにも言いそうなことを代弁しているように見えましたよね。
ロバートは、「稔と似てる人」なわけです。
思い出の曲、大切な言葉。
ロバートが「私にこの任務を与えたのは、亡き妻だと思った」ように、
「ロバートに出会わせてくれたのは、稔さんだろう」と安子が思っても不思議ではないですよね。
安子とロバートの出会いは、それくらいインパクトのある運命的な出会いだったのではないでしょうか。
『On the sunny side of the street』については、別の記事にくわしくまとめましたのでご参照ください。
安子はロバートと再婚してアメリカへ渡米?
安子はロバートと再婚して渡米する?
安子は、戦後まもなくアメリカへ渡ると前述しました。
『カムカム』の予告動画を観ると、3~4歳くらいのるいと安子が話しているシーンがあります。
なので、少なくとも昭和22~23年ごろまでは、安子は日本にいたはず。
アメリカの進駐軍が日本から撤退したのは、昭和33年です。
なので、安子は
- ロバートと再会して、再婚する
- 別のアメリカ人と出会って、再婚する
のどちらかではないかと思います。
戦後、アメリカ兵と結婚して海を渡った日本女性は「戦争花嫁」と呼ばれました。
4万5000人もいたそうです。
ちょっとした地方都市の人口くらいいますよね。
戦後、アメリカへ渡った日本女性は、ほとんどが「戦争花嫁」だったはず。
というのも、現代のように
- 仕事
- 留学
- 旅行
でアメリカに行く機会は、ほとんどなかったからです。
安子が英語を活かして、進駐軍をツテとして渡米する可能性もゼロではありません。
しかし「るいを日本に残してまで、仕事のために渡米するかな?」と疑問です。
12月22日追記(安子がロバートと再婚し渡米&生き別れ理由)
12月22日は、岡山編の完結回でした。
安子がアメリカへ行く理由も分かりましたね!
- 帰国する予定のロバートからプロポーズされる
- 「るいが私の幸せだから、一緒に暮らせなくても近くにいたい」と断る
- るいから「二度と会いとうない。I hate you(大嫌い)」と拒絶される
- ショックを受けた安子は、ロバートと再婚し、渡米を決意
というすごい展開でした。
個人的には、「るいが私の幸せ」と言い切ったのだから、そんなに簡単に諦めてほしくなかったなと思います。
正直、辛抱強い安子らしくないなという印象を受けました。
るいも、ショック状態だったので母親を拒絶しましたが、本心は違うはず。
安子がアメリカへ行ったことで、「自分は捨てられた」と思ったのではないでしょうか。
安子には、もっと時間をかけて、自分の愛情をるいに分かりやすく伝え続けてほしかったなあと。
しかし希望はあります。
るいは娘を生みますが、「ひなた」という名前です。
ルイ・アームストロングの「ひなたの道(On the sunny side of the street)」にちなんでますよね。
安子の思いは、孫にもしっかり引き継がれるようです。
大阪編のどこかで、るいと安子のわだかまりが解ける日が来るのではないでしょうか。
安子とるいが生き別れるのはなぜ?
(12/22追記)
※以下は、12/22より前の内容です。
るいと安子が生き別れた理由は、前章の「12月22日追記」にまとめましたので、ご参照ください。
謎なのは、「やむを得ず、るいを置いて行った」というところ。
調べてみたら、戦争花嫁の場合、「妻だけしか渡米できなかった」というようなことは、特にないようなのです。
『カムカム』公式サイトのるいの紹介文では
安子の娘として雉真家に生まれ、18歳まで岡山で育つ。
引用:カムカムエヴリバディ公式サイト
とあります。
安子とるいは、大阪で暮らしていましたが、千吉や勇の説得で岡山の雉真家で暮らすことになりました。
るいは、そのまま18歳まで雉真家で育つと予想できます。
今後は
- 安子は再婚して雉真家を出る
- るいは、雉真家に残る
という展開になるのではないでしょうか。
恐らく、千吉や美都里が「るいは、雉真の子じゃ」と主張して譲らないのでは。
美都里は、「稔を殺した国の兵隊と再婚するなんて!」と激怒しそう。
12月8日の放送で、家政婦の雪衣が
「女手ひとつで育てることを諦めて、るいちゃんを雉真の家にお返しすると決めたんじゃと思います」
と気になるセリフを言っています。
安子は「るいと二人で生きていく」と決めていました。
意思の強い安子が、二人で生きていくのを諦めたというのは、かなり大きな決断ですよね。
戦後の混乱期に、女手一つで乳飲み子を抱えながら生きぬくのは、相当大変だったはず。
るいの幸せを思って、「雉真家にいれば、少なくとも食べさせてはもらえる」と思ったかもしれませんね。
戦後の貧しさは、それはそれで「やむを得ない事情」と言えそうです。
また、安子はるいに大けがをさせてしまい、守り切れなかったという罪悪感も強そう。
雉真家にいるほうが、るいは安心安全と思ったのかもしれません。
『カムカムエヴリバディ』は話の展開が速いです。
毎日のように「人生の曲がり角」みたいなエピソードが盛り込まれるます。
第5週も、安子の人生は紆余曲折しそうです。
ドラマで実際にはどのような展開をするのか、楽しみですね!
アメリカへ行った安子については、別の記事で考察をまとめました。
日本人ということで、結構苦労したのではないかと思います。
ちなみに、ロバート・ローズウッドを演じる村雨辰剛さんは、
- 日本人に帰化したスウェーデン人
- 本職は庭師
- 筋トレが趣味で、筋肉がすごい
という、とてもユニークな経歴の持ち主。
村雨辰剛さんについては、別の記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
【カムカムエヴリバディ】の見逃し配信をお得に観るには?
連続ドラマ小説『カムカムエヴリバディ』は、平日は毎日あるので見逃すと、あっという間に進んでしまいますよね。
見逃し配信しているのは、以下のサービスです。
NHKオンデマンドには無料期間がなく、代わりに「NHKプラス」が開設された形になっています。
U-NEXTでは、
- 無料トライアル期間は600ポイント
- 有料期間は毎月1200ポイント
が自動チャージされます。
そのポイントを使って、NHKオンデマンドを
- 1話ずつ購入(220円)
- 「まるごと見放題パック」月額990円を購入
のいずれかで、お得に視聴することができます。
U-NEXTだと、洋画・邦画・アニメなどのコンテンツが業界最多18万本と充実しているので、オススメです。
\31日間無料!/
【カムカムエヴリバディ】安子の再婚相手まとめ
『カムカムエヴリバディ』の一人目のヒロイン安子は、夫の稔が戦死。
戦争未亡人となってしまいます。
今後、安子とるいはどうなるのか考察しました。
- 稔が戦死したため、安子は再婚を勧められ、るいと大坂へ
- 千吉の勧めもあり、勇が安子に求婚する
しかし、安子はロバートと再婚(予想)
安子は、娘るいを日本(雉真家)に残して、渡米
というのが、この記事のまとめです。