2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第1話は、伊東祐親が北条の館に押し掛けるところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の
- 第2回のネタバレあらすじ
- 見どころ紹介
- ドラマの感想
をまとめています。
この記事は、源平マニアのブログ主が書きました。
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを、まとめて読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
この記事は、主に公式ガイドブックを資料にまとめました。
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【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点
前回のプチ振り返り
第1回「大いなる小競り合い」の内容を簡単におさらいします。
ひと言で言うと、「初回から、頼朝がやらかした」という回でしたね。
- 源頼朝が、伊豆の有力豪族の伊東祐親の娘・八重とねんごろになり出産
- 平家の家臣の娘が、敵である源氏の嫡男を生んだので、大問題に
- 伊東祐親は、源頼朝を殺そうと企む
- 北条宗時が頼朝をかくまったことに気づき、伊東の軍勢が北条館に押し掛けた
今回の要点
今回の内容のポイントだけ紹介します。
- 頼朝が北条の預かりとなる
- 頼朝が八重から政子に鞍替え
- 頼朝が大望を義時に明かす
詳しいあらすじは、次章をご覧ください。
【鎌倉殿の13人】ネタバレあらすじ第2回(1/16)「佐殿の腹」
頼朝が北条の預かりに
北条時政(坂東彌十郎)と伊東祐親(浅野和之)の軍勢が、一触即発状態のにらみ合い。
そこへ相模国の豪族・大庭景親(國村隼)の一党がやって来ます。
三浦義澄(佐藤B作)が、伊東よりも勢力の大きな大庭に仲裁を頼んだのでした。
大庭は「頼朝を逃がした伊東も悪い」と指摘し、
- 頼朝は、北条に預ける
- 頼朝に、八重とは縁を切ると証文を書かせる
と仲裁したのでした。
頼朝が山内首藤経俊と出会う
その頃、追っ手を振り切って逃げた義時と頼朝は、富士山近くに身を隠していました。
鹿狩りに来ていた山内首藤経俊(山口馬木也)と、偶然出会います。
経俊の母親は、頼朝の乳母でした。
頼朝の窮状を知った経俊は、力を貸すと約束してくれたのでした。
義時が政子と頼朝を心配する
夜遅くなってから、義時と頼朝は闇にまぎれて、北条館に帰ります。
頼朝は客人として扱われることになり、政子が嬉々として世話を焼くのでした。
頼朝の女好きを心配した義時は、父親の時政に「頼朝に姉上を近づけてはいけません」と進言。
しかし、時政はもうすぐ嫁いでくるりくのことで頭がいっぱいです。
頼朝が八重に会うことを拒否
八重(新垣結衣)は、父親に言われるまま、江間次郎(芹澤興人)に嫁ぐことに。
「千鶴丸に会いたい」という八重に、祐親は「出家させた」と嘘をつくのでした。
八重から「佐殿に会いたい」と伝言を受け取った義時は、反対します。
しかし、北条宗時と伊東祐清(八重の兄)が手はずして、比企能員(佐藤二朗)の館で落ち合うことに。
ところが、頼朝は「今さら会ったところでどうなる。わしは行かぬ」と拒否。
また、「わしは、兵などあげん。戦は苦手じゃ」と宗時への伝言も頼まれてしまいます。
義時は伝書バト状態となり、板挟みになってしまうのでした。
頼朝と政子が急接近
ある日、政子は頼朝に誘われて、三島明神に出かけます。
頼朝は、これまでの人生について、政子に語るのでした。
- 父親が戦に負けて死んだ
- 14歳で伊豆に流罪となった
- 読経に明け暮れる孤独な日々
- 八重が支えてくれたが、苦しめてしまった
という話を聞き、政子は涙ぐんでしまいます。
そして「私なりに佐殿をお支えしとうございます」と、2人で手を握り合うのでした。
義時は、待ちわびている八重に、頼朝が来ないことを伝えます。
別室の宗時と祐清は、頼朝がいずれ挙兵すると期待しているのでした。
義時は、頼朝に挙兵の意思がないことを伝えます。
宗時は動揺するものの、「さすが棟梁となる方は、本心を明かすことに慎重だ」と何かと都合よく考えるのでした。
政子が八重を打ちのめす
義時と宗時が帰館すると、京都から時政の妻・りく(宮沢りえ)が到着していました。
しかし、政子がいません。
政子は、八重に会いに伊東へ出かけていたのでした。
政子は「頼朝が必要としているのは政子であり、八重ではない」と告げます。
まだ頼朝に気持ちのある八重は、打ちのめされてしまうのでした。
頼朝が義時に胸の内を明かす
義時は、土肥に出かけていた頼朝を訪ね、「変わり身が早すぎる」と諫めます。
頼朝は
- 平家を倒すという大望がある
- しかし支えてくれる身内も後ろ盾もいない
- 伊東家は期待外れだった
- 挙兵のために、政子と北条が必要
と胸の内を明かし、義時は頼朝の威厳に圧倒されるのでした。
【鎌倉殿の13人】2話の見どころ解説
第2話の見どころは、ズバリ
- 頼朝の慎重でドライな性格
- 政子の情熱的で気の強い性格
です。
この性格が対照的な2人が夫婦になって、鎌倉幕府をこれからつくっていくのです。
「性格が運命をつくる」と言いますね。
頼朝と政子の性格が推進力となって、「頼朝らしいな」「政子らしいな」という展開をしていくはずです。
頼朝は、政治にシビアで身内にさえ冷淡なところがあります。
「八重を苦しめた」と言いつつも、八重をダシにして政子のハートをギュッとつかみます。
頼朝は「自分の役には立たない」と判断すると、手のひら返しのように冷淡になります。
今後は、弟の義経(菅田将暉)が、八重のように切り捨てられていくのです。
また、「英雄色を好む」ではありませんが、今後も愛妾が登場します。
そのたびに政子が怒り狂い、相手の女性に激しいしっぺ返しをお見舞いするのです。
しかし恐妻家の頼朝は、政子に強く出られません。
なので、「政子に味方した武士を処分する」という対応をとります。
正直、頼朝には「セコイな」と思う場面も、今後あるでしょう。
三谷幸喜さんなので、コミカルでチャーミングな頼朝に仕上がっていそうですね。
政子をもっと知りたい方には、永井路子さんの小説『北条政子』が面白いのでオススメです!
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【鎌倉殿の13人】第2話の感想
ブログ主の感想
源平マニアのブログ主の中では、北条時政は無骨でまじめな人。
けれど、ドラマではかなりお茶目なおじさんになってますね。
義時は、今回もあっちでもこっちでも振り回されて、かわいそう。
このまま年末までこの調子なのか、途中でキャラ変するのか、気になります。
史実的には14歳なので、明らかに脚色・演出ですね。
政子の気の強さも、さすがでした。
八重に釘をさしたという話は脚色ですが、政子は史実のイメージとあまり変わりません。
政子と八重は、いとこ同士です。
子供の頃から親戚づきあいをしてきて、お互いをよく知っている間柄。
八重もなかなか気の強い女性として描かれていますが、政子はさらにその上をいってます。
全体的に、外していけない史実のポイントは押さえてるけど、全体的に派手に脚色してる感じはしました。
SNSの反応は?
やはり、政子がSNSをにぎわせましたね!
これは倍返しされるパターン#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/hq0ah88c5G
— 弾正 (@naoejou) January 16, 2022
【鎌倉殿の13人】解説・考察記事の一覧
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【鎌倉殿の13人】第2話ネタバレあらすじと感想まとめ
- 第2回は、頼朝が客人として北条家で暮らすことに
- 頼朝が、少しずつ協力者を集めていく
- 八重に対する対応に、頼朝のドライで冷淡な性格が垣間見える
- 傷ついている八重に、わざわざ塩を塗りこみに行く政子の気の強さが、見どころ