映画『ローマの休日』タイトル

名作映画『ローマの休日』は、オードリー・ヘップバーンの出世作です。

清楚で可憐なヘップバーンの魅力が、映画の隅々まで行き渡っています。

『ローマの休日』は世界中で大ヒットし、数々の映画賞を総ナメにしました。

この記事では、

  • オードリー・ヘップバーンの年齢は何歳だった?
  • ヒロインに抜擢された理由は?
  • ヘップバーンや映画の受賞歴は?

について、解説をまとめています。

【ローマの休日】オードリー・ヘップバーンの年齢は何歳?

https://twitter.com/rchivehj/status/1520216525940170754

公開時のオードリーの年齢は?

映画『ローマの休日』は、1953(昭和28)年に公開されました。

オードリー・ヘップバーンは、19295月生まれです。

映画公開当時は、24歳だったことになります。

撮影時は23歳でしょうね。

気品もかねそなえたチャーミングな笑顔は、世界中を魅了しました。

オードリーが抜擢された理由は?

『ローマの休日』は、オードリー・ヘップバーンの出世作です。

ヒロイン役に抜擢された理由は、2つありました。

ヒロインに抜擢された理由
  • 無名の新人女優でギャラが安かったから
  • 監督がオードリーの笑顔に一目惚れしたから

『ローマの休日』は、ヒロインより先にグレゴリー・ペックの出演が決まっていました。

当時グレゴリー・ペックは、すでにスター俳優。

ギャラが高かったんですね。

予算的に、ヒロインに大女優を起用できなかったのです。

ワイラー監督は、新人女優たちをカメラテストしてヒロインを決めることにしました。

そしてカメラマンに「テストが終わっても、カメラを回し続けて」と指示していたのです。

テストが終わったと思って、笑顔で伸びをするヘップバーンを見て、監督は大抜擢。

監督を魅了したオードリー・ヘップバーンの笑顔は、世界中をもまた魅了し、映画は大ヒットしたのでした。

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オードリー・ヘップバーンは『偉大な女優50選』の3

オードリー・ヘップバーンはたぐいまれな「EGOT

 『ローマの休日』で有名女優の仲間入りをしたオードリー・ヘップバーン。

その後10年に渡って、さまざまなヒット作で主演し、スター俳優となりました。

『麗しのサブリナ』や『マイフェアレディ』など、

「ちょっと野暮ったい女の子が、垢ぬけていく」というストーリーは、ヘップバーンの十八番となります。

ヘップバーンが、受賞あるいはノミネートされた賞や名誉賞は、117にも及びます。

とりわけ、次の4つは日本人でも知っている大きな賞です。

  • エミー賞
  • グラミー賞
  • アカデミー賞(オスカー)
  • トニー賞

この4つの賞の頭文字をとって「EGOT」という用語があります。

4つすべてを受賞した、数少ない俳優を指して「EGOT」と言うんですね。

そし、ヘップバーンはまさにその「EGOT」なのです。

オードリー・ヘップバーンのEGOT受賞歴を見てみましょう。

2022年現在、EGOTは16人です。

女優だと、ウーピー・ゴールドバーグEGOTですね。

アカデミー賞

アカデミー賞は、「オスカー」とも呼ばれて広く知られています。

映画に関する賞で、いくつも部門があります。

主演女優賞5回ノミネートされ、『ローマの休日』で受賞しています。

西暦映画名結果
1953年『ローマの休日』受賞
1954年『麗しのサブリナ』ノミネート
1959年『尼僧物語』ノミネート
1961年『ティファニーで朝食を』ノミネート
1967年『暗くなるまで待って』ノミネート

また、ヘップバーンは死後1992年にアカデミー賞のジーン・ハーショルト人道賞も受賞しています。

人道的に貢献した人に贈られる賞ですね。

ヘップバーンがユニセフ親善大使を務めていたことに対して、表彰されたのでしょう。

エミー賞

アカデミー賞が映画の賞であるのに対し、エミー賞はテレビの賞です。

ヘップバーンは、死後1993年に『オードリー・ヘップバーンのいる世界の庭園』という作品で受賞しています。

グラミー賞

グラミー賞は、音楽業界の卓越した業績に対して贈られる賞です。

ヘップバーンは、死後1994年に『オードリー・ヘップバーンの魅惑の物語』という作品で受賞しました。

トニー賞

トニー賞は、ミュージカルや舞台での業績をたたえる賞です。

ヘップバーンは1954年の『オンディーヌ』という舞台で主演女優賞を獲得しています。

また、1968年には特別トニー賞を受賞しました。

特別トニー賞は名誉賞で、複数がノミネートされて選ばれるというわけではありません。

ヘップバーンは、『最も偉大な女優50選』でも3位に選ばれています。

非常に人気のある名女優だったため、死後にも改めて業績が認められてエミー賞やグラミー賞が贈られたのでしょうね。

ちなみに、映画『ローマの休日』も映画賞を総ナメしました。

別の記事にまとめていますので、ご参照ください。

『ローマの休日』はなぜ名作?8大魅力を名場面をまじえて解説!

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オードリー・ヘップバーンの代表作を無料で観るには?

『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンは、とても可愛くて清楚ですよね。

「他にはどんな代表作がある?」

「無料で観られる動画配信サービスは?」

について、まとめました。

オードリー・ヘップバーンの代表作は?

ヘップバーンの代表作を、年代順に並べてみました。

オードリー・ヘップバーンの代表作
  1. 『ローマの休日』

  2. 『麗しのサブリナ』

  3. 『パリの恋人』

  4. 『尼僧物語』

  5. 『ティファニーで朝食を』

  6. 『シャレード』

  7. 『マイ・フェア・レディ』

  8. 『暗くなるまで待って』

ブログ主が個人的に好きでオススメな作品を紹介します。

『麗しのサブリナ』

「幸福な恋をしている女は、スフレを焦がす。不幸な恋をしている女は、オーブンのスイッチを忘れる」

というセリフが、とても印象的です。

ヘップバーンが、とにかくキュートなんですよね。

『マイフェアレディ』

『麗しのサブリナ』もそうですが、野暮ったい女の子が磨かれて美しくなるというストーリーは、ヘップバーンの最も得意とするところのように思います。

ファッションもゴージャスで素敵です。

『暗くなるまで待って』

これはサスペンスですが、「ヘップバーンは、きれいなだけの女優じゃない」と思わされた一作です。ドキドキハラハラしますよ!

『ティファニーで朝食を』

カポーティの原作小説とストーリーが全然違います。

小説を読んだことがない人にはオススメです。

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※本ページの情報は、2022年5月7日現在です。

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ローマの休日のオードリーの年齢と受賞歴まとめ

まとめ
  • 『ローマの休日』のオードリー・ヘップバーンは、撮影時は23歳

  • オードリー・ヘップバーンは、『ローマの休日』でアカデミー賞主演女優賞を受

  • オードリー・ヘップバーンは、アカデミー賞、グラミー賞、エミー賞、トニー賞を受賞した数少ないEGOTのひとり

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