『怪盗グルーとミニオン危機一髪』は、挿入歌がとても素敵です。
ミニオンも替え歌にして歌ったりして楽しいですよね。
この記事では、どの場面で何の曲が使われているか、動画を交えながら解説します。
『ミニオン危機一髪』の挿入歌14曲一覧
『怪盗グルーとミニオン危機一髪』で挿入歌として使われている曲をまとめました。
ミニオンが歌う場面も多いですが、元歌の通りではなくミニオン語で歌っていたり、おふざけの歌詞になっていたりします。
ちなみにミニオンの声で歌っているのは、ピエール・コフィン監督です。
挿入歌が使われた『ミニオン危機一髪』の場面はどこ?
14曲挿入歌が使われた場面はどこか、ご紹介します。
ミニオンがジャム工場で働く場面の曲は?
ジャム工場でミニオンたちが働くシーンで、ミニオンがちょっとだけ歌うのは、
カルメン・ミランダの
「Chiquita Banana」
が元歌です。
映画ではミニオンが歌ってるので、声はピエール・コフィン監督ですね。
「Chiquita Banana」という歌は、バナナブランドの「チキータバナナ」がCMに使った曲です。
1940年代の、アメリカにまだバナナが流通していなかった頃なので、80年くらい前の古い歌です。
帽子をかぶりドレスを着たバナナの女性が、この曲を歌うというCMでヒットしました。
このCMで、アメリカでもバナナがポピュラーな果物になったんですね。
また、この曲はミュージカルでも使われるようになりました。
カルメン・ミランダが、バナナなどの果物を頭にのせて歌ったんですね。
『ミニオン危機一髪』では、バナナのように黄色い体のミニオンが、やはり果物を頭にのせて歌います。
つまり、ジャム工場でミニオンが「Chiquita Banana」を歌う場面は、カルメン・ミランダのパロディになっているわけです。
プレイルームでミニオンが遊ぶ場面の曲は?
卓球台などがあるプレイルームでミニオンが遊んでるシーンで使われている挿入歌は、
ダヴィンチノートブックの
「Another Irish Drinking Song」
が元歌です。
ミニオンたちがミニオン語で歌っており、声はピエール・コフィン監督ですね。
元歌は曲調は明るいものの、歌詞を読むとたくさんの人が死んでいます。
「みんな死んだから涙が乾くまで酒を飲もう」という暗い内容を明るく歌ってるんですね。
ミニオン語の歌詞の内容は不明ですが、かなり陽気な場面となっています。
ちなみに、元歌のダヴィンチノートブックの「Another Irish Drinking Song」はこちら。
ミニオンのデイブが、ケーキ屋でルーシーに一目ぼれする場面の曲は?
ミニオン(デイブ)が、パラダイスモールのケーキ屋で、ルーシーに一目ぼれして妄想するシーンで使われているは、
ラブ・アンリミテッド・オーケストラの
「Love’s Theme」
です。
浜辺を手をつないで走ったり、ピクニックで乾杯したり、バズーカ砲で花火を打ち上げたりと、ほんのちょっとの間にデイブはたくさん妄想します。
「Love’s Theme」は1973年にリリースされたインストゥルメンタルです。
航空会社のCMでも使われたりしていました。
マーゴがアントニオと出会う場面の曲は?
パラダイスモールの噴水の前で、マーゴがアントニオに出会って一目ぼれする場面の挿入歌は、
ファレル・ウィリアムスの
「Just a Cloud Away」
です。
一作目の『怪盗グルーと月泥棒3D』に引き続き、二作目の『ミニオン危機一髪』でも、ファレル・ウィリアムスがサウンド・トラックを手がけています。
そのため、劇中ではいくつもファレル・ウィリアムスの曲が使われています。
エドアルド・ぺレスがサルサを踊る場面の曲は?
エドアルド・ぺレスが、店でサルサを踊る場面で使われているのは、
「Cielito Lindo」
です。
「Cielito Lindo」(シエリト・リンド)は、かなり古いメキシコの歌です。
1882年にキリノ・メンドーサ・イ・コルテスが作り、親しまれてきました。
サッカーのワールドカップなどの国際スポーツイベントでは、メキシコチームを応援する曲として、よく歌われています。
ミニオンがビーチで遊ぶ場面の曲は?
アイスクリームにつられて拉致されたミニオンたちが、南の島のビーチで遊ぶ場面があります。
曲は、
「In the Summertime」
です。
別記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
グルーが恋してウキウキの場面の曲は?
グルーがルーシーに恋をしてウキウキの場面で流れていたのは、
ファレル・ウィリアムスの
「Happy」
です。
別記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
シンコ・デ・マヨのパーティの3曲は?
me cae mejor esta margo, que no romantiza el closeting y le ayuda a los minions, una reina pic.twitter.com/wcvEX75LDM
— tali (@iZAYN89) February 22, 2021
アントニオに恋したマーゴが、家族でシンコ・デ・マヨのパーティに招待されます。
パーティの場面で使われた挿入歌は、
- プットブルの
「Don’t Stop the Party」 - デイビット・ゲッタの
「Where Them Girls At」 - プットブルの
「Echa Pa’lla」
です。
別記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
グルーとルーシーの結婚式の2曲は?
映画の最後で、グルーとルーシーの結婚式があります。
挿入歌として使われている元歌は、
- ゲイリー・ベイカーとフランク・メイヤーズの
「I Swear」 - ザ・ビレッジ・ピープルの
「Y.M.C.A.」
です。
別記事に詳しくまとめましたので、ご参照ください。
エンディングで使われている2曲は?
『ミニオン危機一髪』のエンディングで使われている曲は、2曲あります。
- 「Scream」
- 「Despicable Me」
どちらもファレル・ウィリアムスの曲です。
「Scream」はこんな曲です。
「Despicable Me」はこちら。映画が終わってクレジットロールが流れる時の曲です。
2つめの「Despicable Me」というのは、怪盗グルーシリーズの原題ですね。
タイトルが、映画の原題になっているので映画のテーマ曲と言えるでしょう。
『ミニオン危機一髪』の挿入歌14曲と場面のまとめ
『怪盗グルーとミニオン危機一髪』は、音楽が素敵ですよね。
- 『ミニオン危機一髪』は、グラミー賞を受賞したこともあるファレル・ウィリアムスがサウンド・トラックを担当
- 「Chiquita Banana」や「Cielito Lindo」など、古い曲も使われている
- グルーが恋してウキウキする場面の挿入歌「Happy」は、10週連続で全米1位、22か国で1位を記録する大ヒットソング