人気SF映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー3』では、ラストでドクが家族と機関車タイムマシンで1985年にやって来ます。
しかし、マーティに家族を紹介すると、すぐ去ってしまいました。
「ドクは、あの後どこへ行ったの?」
と気になりますよね。
個人的には、2パターン考えられると思いました。
この記事では、
・ドクは最後、1890年代に戻った?
・ドクは最後、1955年に行った?
について、考察をまとめています。
【バック・トゥ・ザ・フューチャー3】ドクは最後どこへ行った?
Jules Verne/Time Train – Back to the Future 3 (1990) pic.twitter.com/Wl8AHfOIHO
— Trains Info (@TrainsInfo) September 9, 2021
機関車タイムマシンに乗って、ドクが1985年のマーティに会った後、どこへ行ったのでしょう?
- 1855年に戻った
- 1955年に行った
の2パターンが考えられそうだと思いました。
【最後】ドクは1890年代に戻った?
ドクが、ラストで1985年のマーティに会った時のシーンを振りかえってみましょう。
マーティが「どこへ行くの?未来?」と尋ねると
ドクは「もう行ってきた」と答えています。
ドクの返事から、「もう未来には行かない」と考えられますよね。
1985年の「現在」から去るとなると、過去に行くしかありません。
まず考えられるのは、「1890年代の過去に戻った」ということ。
マーティは、ドクを助けに1885年にタイムスリップしました。
しかし、ドクにはその後、2人の子供が生まれています。
上の息子が、6~7歳くらいでしたよね。
なので、子供たちと暮らしている1890年年代の前半に戻ったと考えられそうです。
なぜ、わざわざ1985年のマーティに一瞬だけ会いに来たのかについては、別の記事にまとめました。
【最後】ドクは1955年に行った?
Presumably, the only reason Doc could be out there is the plan to go back to the future with Marty. And yet Marty traveled back to 1885 because Doc dies and is survived by Clara on his tomb. pic.twitter.com/DZylocFZWt
— Javi Perez (@JaviPerez7AM) January 18, 2018
もうひとつ考えられるのは、ドクが1955年に行ったというパターン。
正確に言うなら、「デロリアンを坑道に隠せる時代」です。
ドクが、わざわざ機関車タイムマシンに乗っていたのは、
「デロリアンを貨車に積んでたから」
という可能性があります。
というのも、ドクがクララと結婚するためには、マーティがデロリアンに乗って1885年に来る必要があるからです。
ややこしいので、順を追って説明します。
1)マーティは、落雷の夜に1885年のドクから手紙を受け取る
2)手紙を読んで、坑道からデロリアンを取り出す
3)ドクの墓石を見て、助けに行くと決意
4)デロリアンを修理して、1885年へに行く
助けに行ったので、ドクは死にませんでした。
さらには、峡谷に落ちて死ぬはずだったクララも、生きています。
だいぶ未来が変わりましたよね?
そのために、「壊れたデロリアンを、未来に届けなければいけなくなった」という可能性があるのです。
本来なら、1885年の坑道にデロリアンを隠しておけば、1955年にマーティが受け取ってくれるはずでした。
それが、ドクもクララも死ななかったために、事情が変わったのかも。
「未来に行かないと、デロリアンを坑道に隠せない」となったのかもしれません。
マーティが、1955年から助けに来てくれないと、ドクはクララと結婚できません。
ドクからすれば、必死になりますよね。
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズは、「未来を変えちゃいけない」と言いつつ、相当いろいろ変えてしまいました。
そのため、ストーリーも矛盾が出てきて、整合性がつかないところもあります。
ドクとしては、クララと結婚して幸せに暮らすことを選んだということでしょう。
【バックトゥザフューチャー3】ドクは最後どこへ行ったかまとめ
ドクが、最後にどこへ行ったかは2パターン考えられそう
① 1890年代の西部に帰った
② マーティが、1955年の坑道でデロリアンを受け取れるようにしに行った