朝ドラ『ちむどんどん』では、片岡鶴太郎さんが、横浜鶴見の沖縄県人会の会長を演じています。
居酒屋で三線を弾くシーンがあります。
「片岡鶴太郎は、本当に三線を弾いてる?」
「吹き替え演奏は誰?」
と気になりますよね!
この記事では、
- 片岡鶴太郎は本当に三線を弾いてる!
- 演奏している曲は?
について、まとめています。
【ちむどんどん】片岡鶴太郎は三線を本当に弾いてる?吹替演奏は誰?
平良三郎 #片岡鶴太郎
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) March 19, 2022
故郷を出て途方に暮れていた暢子を救う、鶴見の沖縄県人会会長。
沖縄から働きに来た親のもとで、鶴見で生まれた沖縄二世。
いくつかの会社を持つ地域の顔でもあり、時にこわもてなボスの一面も見せる。#ちむどんどん #朝ドラ pic.twitter.com/Nsvl2lp73A
片岡鶴太郎は三線を本当に弾いてる!
朝ドラ『ちむどんどん』には、登場人物の多くが沖縄出身者や二世です。
横浜鶴見で沖縄県人会会長をしている平良三郎は、沖縄二世という設定。
演じる片岡鶴太郎が、三線を弾くシーンがあります。
公式ガイドブックを見る限り、片岡鶴太郎さんご本人が弾いてるようです。
三線の弾き語りにはとても苦戦しました。
私は子どもの頃から楽器が大の苦手。
三郎が初登場するシーンでは、私の三線の音色を頼りに暢子がやって来るのだから、やるしかないと腹をくくりました。
2021年の3月末からほぼ1年間、一日も欠かさずに本番の収録まで練習に励みました。
特にテンポが速くて難しい「唐船ドーイ」を弾く本番では、
みんなの指笛や太鼓に助けられてなんとか形にできました。
引用元:『ちむどんどん』公式ガイドブック Part1
1年前から毎日練習してたんですね!
『ちむどんどん』では、父親・賢三役の大森南朋さんや、三女・歌子役の上白石萌歌さんも、三線を弾くシーンがありました。
いずれも、ご本人が弾いていて、吹き替え演奏ではありません。
大森南朋さんは3カ月、上白石萌歌さんは半年特訓したそうです。
片岡鶴太郎は、楽器が苦手だったので1年間も練習したのでしょうね。
ブログ主も沖縄三線を習っているのですが、上達のカギはやはり練習することです。
毎日練習したそうなので、腱鞘炎にならなかったか気になります。
片岡鶴太郎が弾いてる曲は唐船ドーイ
公式ガイドブックによると、片岡鶴太郎さんは
- 複数の曲を演奏する
- ひとつは「唐船ドーイ(とうせんどーい)」
のようです。
唐船ドーイは超難曲!
大森南朋さんの三線記事にも書いたのですが、「唐船ドーイ」は上級者向けの超難曲です。
とにかく速くて、初心者は指が追い付かないんですよね。
「唐船ドーイ」は、お祭りなどでよく演奏される曲です。
初心者が「唐船ドーイ」を演奏するのは、大げさに言えば、
ピアノの初心者がショパンの『革命のエチュード』を弾くような感覚かもしれません。
「そんなに速く指動かないよ!難しすぎる!」という話ですね。
また、歌詞も沖縄方言なので、外国語で歌うのとあまり変わらない感じです。
加えて、楽譜も見慣れた五線譜ではなく、漢字表記の「工工四」です。
唐船ドーイを練習中
— oknw703213 🇺🇦 (@oknw703213) May 3, 2021
工工四だと簡単そうに見えますが 実際に奏でるのは かなり難しい
さらっと奏でられる人は凄いなって#三線#唐船ドーイ#沖縄#工工四#弦楽器#楽器#奏でる#演奏 pic.twitter.com/gvpsUJHa3f
全くの初心者は、指のポジションを覚えるのもとまどいます。
しかし、初心者の大森南朋さんも1~2週目あたりで「唐船ドーイ」を演奏していました。
- 初心者向けに曲がアレンジされていた
- ゆっくり弾いていた
という特徴がありました。
「タタタンタ」という細かくリズムを刻むところを、大森さんは「タンタ」とリズムを変えて弾いていました。
曲の流れを変えずに楽譜を簡単にアレンジしてたんですよね。
なので、もしかすると片岡鶴太郎さんも、ゆっくり・簡単なリズムで演奏しているかもしれません。
5/19追記
5/19の第29話で、片岡鶴太郎さんが居酒屋「あまゆ」で、三線を弾くシーンがありました。
弾いていたのは「唐船ドーイ」でしたね!
左の薬指1本で弦を押さえるところを、指3本で押さえてるのが気になりました。
しかし音自体は変わらず影響はしません。
なので、吹替演奏ではなく、片岡鶴太郎さんご自身が三線を本当に弾いてるのだろうと思います。
テンポも特にそれほど遅くもなかったので、1年間の練習の成果が発揮されてましたね。
初心者で唐船ドーイに挑戦して弾きこなすなんて、すごいですね!
5/17放送は「てぃんさぐぬ花」を演奏
鶴見をさまよっていると“#てぃんさぐぬ花”が聞こえてきました。
— 連続テレビ小説「ちむどんどん」 (@asadora_nhk) May 16, 2022
音をたどってみると、そこは沖縄県人会の会長・平良三郎の家でした。#ちむどんどん #朝ドラ#黒島結菜 #片岡鶴太郎#長野里美
NHKプラスですてきな歌声をもう一度https://t.co/zLmakgbG6M pic.twitter.com/yc1e1aem7G
5/17の放送回で、暢子が平良県人会長と出会います。
鶴見で行く当てもなく途方にくれていたら、三線の音が聞こえて、引き寄せられるように訪れていました。
平良会長が弾いていたのは、「てぃんさぐぬ花」という沖縄民謡です。
4/15の放送回で、大森南朋さんも演奏しています。
テンポはだいぶゆっくりめでしたが、さすが1年間練習しただけあって、上手でしたね!
てぃんさぐぬ花とは、ほうせんかの花のこと。
子どもの頃に、ほうせんかの花をマニキュア代わりにして、爪に塗って遊んだことにある人もいるでしょう。
「てぃんさぐぬ花」は教訓歌で、「ほうせんかの花で爪をそめるように、親のいうことを心に沁み込ませよう」という内容。
暢子の父・賢三も好きな歌でした。
『ちむどんどん』を観て、「沖縄三線を習いたい!」と思った人もいるでしょう。
三線サークルやお教室で習えます。
また、「わしたショップ」という沖縄のアンテナショップでも、教えている時があります。
三線は通販でも買えますし、都会だと「沖縄物産展」などの催事でも購入できます。
ブログ主は、ケースなども付いてるセットで買って、3万円くらいでした。
楽天市場でランキング1位のセットはこちら。
チューナーも付いてて、2万円ちょっとはお得だなと思いました。
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【ちむどんどん】片岡鶴太郎の三線まとめ
片岡鶴太郎は、三線を本当に弾いている
片岡鶴太郎は、楽器が苦手なため、1年前から三線を練習していた
片岡鶴太郎が演奏するのは、超難曲の「唐船ドーイ」