大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のタイトル画像

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第9話は、源義経が頼朝の元へ馳せ参じるところで終わりました。

この記事では、『鎌倉殿の13人』の

  • 第10回のネタバレあらすじ
  • 見どころと史実解説
  • ドラマの感想

を、源平マニアのブログ主がまとめました。

ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください

1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを、まとめて読めます。

【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!

この記事は、主に公式ガイドブックを資料にまとめました。

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【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1465928652017778704

前回のプチ振り返り

前回の内容を簡単に振り返ってみましょう

第9話プチ振り返り
  • 頼朝が、伊東祐親を三浦に預ける
  • 源氏が、富士川の戦いで平家に勝つ
  • 義経が、頼朝の元へ参じる

頼朝が源氏の棟梁らしくなり、勢いもついてきましたね。

第10話の要点

今回の要点をまとめました。

要点
  • 常陸の佐竹義政を征伐

  • 八重をめぐって亀や頼朝が動く

  • 義円が鎌倉にやって来る

くわしいあらすじは、次章をご覧ください。

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【鎌倉殿の13人】第10回ネタバレあらすじ(3/13)

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1471331755575685126

奥州の藤原秀衡

源義経(菅田将暉)は、奥州平泉の藤原秀衡(田中泯)のもとで、6年間過ごしていました。

義経は、秀衡に援軍を頼む書状を送ります。

秀衡の元には、義経だけでなく平清盛(松平健)からも頼朝追討の書状が届いていました。

秀衡は、両者に「承知した」と返事をします。

京の清盛と法皇

清盛は、災難の続く福原から京へと都を戻します。

そして自ら頼朝を追討することを決めたのでした。

一方の後白河法皇(西田敏行)は文覚(市川猿之介)を呼び、呪詛を企みます。

対照的な八重と政子

  • 伊東祐親
  • 伊東祐清
  • 八重

3人は、鎌倉の三浦館に預けられました

八重(新垣結衣)は、三浦館から御所に通うことに。

義時は、何かと八重を気にかけて世話を焼こうとしますが、迷惑がられていることには気づきません。

政子(小池栄子)は御台所と呼ばれるようになり、接見することが多くなりました。

時政の妻りく(宮沢りえ)は、「京に上がることもあるかもしれない」と言って、政子に雅な作法を身に付けさせようとします。

りくは、自分の兄の牧宗親(山崎一)と政子を引き会わせます。

政子は、頼朝の異母弟である源範頼や義経とも会います。

頼朝は、範頼、義経、全成の弟たちを集めると「世を正すため、ともに力を尽くしてくれるな」と協力を求めます。

頼朝にとって弟たちは、領地などの褒賞と引き換えにつながっている坂東武者とは、異なる存在でした。

亀が八重をけん制

(江口のりこ)を侍女頭とする鎌倉御所の台所で、八重も侍女として働いていました。

八重のきちんとした立ち居振る舞いから、亀は八重がそれなりの出自だろうと怪しみます。

亀は、八重に頼朝(大泉洋)の部屋まで酒を運ぶよう言いつけます。

八重は頼朝の部屋へ行き、頼朝と八重が寄り添う姿を見てしまうのでした。

次の日から、八重は体調不良で出仕を休むようになります。

佐竹義政を攻める

頼朝は、常陸の佐竹義政の征伐に出陣します。

上総広常(佐藤浩市)は、戦いを回避するために、交渉に赴きます。

ところが、義政の挑発に腹を立てた広常は、その場で義政を斬り捨ててしまうのです。

佐竹勢は、金砂山を砦として立てこもります。

地形の守りが固く、頼朝たちは攻めあぐねるのでした。

義時(小栗旬)が「義経殿ならどうしますか?」と尋ねると、義経は誰も思いつかない策を披露して、頼朝をうならせます

頼朝が支度を整えようとした時、時政(坂東彌十郎)が朗報を伝えました。

広常が敵と内通して、砦の守りが解かれたのです。

頼朝と豪族たちが陣を出ていくと、義時は義経の策の見事さを褒めます。

しかし、手腕を発揮できなかった義経は、悔しさをあらわにするのでした。

義円が頼朝を訪れる

政子を母親のように慕う義経は、政子のいたわりの言葉と膝枕で、ようやく機嫌を取り戻します。

義時は、三浦館に八重を見舞った時に、庭の茂みに隠れる頼朝に気づきます。

頼朝は、「お前が八重に惚れているなら、わしは諦めよう」と言います。

義時は、「諦めてなかったことが驚きです」と返すのでした。

義時は、御所で八重に何があったか気にしますが、頼朝は気にしません。

頼朝は「八重と一緒になれ。わたしが二人を取り結んでやる」と言い出す始末。

頼朝と義時が話していると、頼朝の弟・義円が現れます。

頼朝と義時が義円の訪問を喜ぶ姿を、義経が庭で見ているのでした。

<第11回あらすじ第9回あらすじ>

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【鎌倉殿の13人】第10話の見どころ・史実解説

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1468075300714078220

第10話のみどころは

第●話の見どころ
  • 八重をめぐる動き
  • 義経と政子

ではないでしょうか。

10話は、八重と頼朝が別れさせられてから、5年たった頃です。

ドラマでは、八重はまだ頼朝に未練を感じていますね。

史実ではないでしょうが、ドラマでは

  • 頼朝の元嫁・八重
  • 頼朝の愛妾・亀

が同じ職場で働いています。

これもドラマの演出でしょうが、亀は八重をけん制するために、自分と頼朝の関係を見せつけます。

ショックを受けた八重は、翌日から出仕しなくなってしまうのです。

今後、亀の前は政子ともぶつかることになるのですが、政子は亀の前をこてんぱんにやっつけます

政子は正室、八重は元嫁でしかも今は預かりの身という違いはありますが、対照的な対応となるのです。

八重と亀の前の関係は、今後の政子と亀の関係の比較の伏線となるでしょう。

10話では

・御台所として腕を振るう政子

・侍女で預かりの身となった肩身の狭い八重

という女性としての格差も印象強いです。

また、八重をめぐる頼朝と義時の会話も、コミカルで面白いですね。

源氏の棟梁が、家人の館の庭でコソコソと元嫁の様子をうかがうのです。

プライドも何もない感じですね。

義時の「諦めてなかったことが驚きです」というダイレクトなセリフも、笑わずにはいられません。

10話は、八重をめぐる男女の動きが注目を集める回になりそうです。

さて、政子は御台所として俄然忙しくなり、また権力も握っていきます。

そんな政子に甘えてくるのが、源義経

三谷幸喜さんの義経は、政子を母のように慕って、膝枕してもらうなど甘えん坊なところも見せます。

もちろん史実ではなくドラマの演出ですね。

また、豪族たちの注目を集めるチャンスを失って、露骨に腹を立てる場面もありました。

三谷幸喜さんの義経は、天才的な戦略家でありつつも、感情的で切れやすい義経のようです。

おそらく「歴史的な英雄にも、ダメなところはあるだろう」という三谷幸喜さんの解釈なのでしょう。

こんな義経は、かつてなかったので斬新と言えそうです。

<第11回あらすじ第9回あらすじ>

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【鎌倉殿の13人】第10話の感想

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【鎌倉殿の13人】解説・考察記事の一覧

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【鎌倉殿の13人】10話ネタバレあらすじと感想まとめ

まとめ
  • 八重をめぐる動きが面白い
  • 頼朝の弟たちが集結する
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