映画『マトリックス』シリーズ

世界的に大ヒットしたシリーズ3作目『マトリックス レボリューションズ』は、内容がとても難解でしたね。

特に最後は「意味不明すぎて分からない!」と思った人も多いのではないでしょうか。

この記事では、

  • 結局、ネオはどうなった?
  • ネオはどうやってスミスを倒した?
  • なぜ預言者だけ生き残って復活した?

などを中心に、『レボリューションズ』のラストを、詳しく分かりやすく解説します。

【マトリックスレボリューション解説】最後にネオとスミスが死亡!

最後にネオや世界はどうなった?

3作目の『マトリックス・レボリューションズ』は、シリーズ3部作の中で最も難解ですよね。

最後のシーンは「意味不明で分からない!」と思った人も多いのではないでしょうか。

結局最後は、

『マトリックス3』のラスト
  • ネオ:死亡
  • スミス:死亡
  • 預言者:復活した

という結末でした。

ネオはスミスに取り込まれることで、エージェントスミスを倒すことができたのです。

この方法を考えたのは、預言者でした。

ネオは、預言者の企てをすべて聞いていたわけではありません。

ネオが聞いていたのは、

  • マシンシティに行かなければならない
  • 預言者も戦争を終わらせたいと願っている

ということでしたね。

預言者にとって、ネオはエージェントスミスを倒すために必要不可欠なキーパーソンでした。

ある意味、ネオをオトリにしてスミスを捕まえる作戦だったのです。

最終的には、

  • 人類とマシンは休戦する
  • 7番目のマトリックスになる

というラストでした。

ただ、預言者が

  • 「この平和はいつまで続くのかしら」
  • 「ネオに、またいつか会えるかも」

と言っていたので、続編を予測させる終わり方でした。

20年近くたって、『レザレクションズ』が公開されたので、ファンは嬉しいですよね。

『レボリューションズ』のその後は、ゲームで展開した

ちなみに、死んだネオの体は、マシンシティに回収されていましたね。

その続きのストーリーは『マトリックス オンライン』というゲームで展開されます。

このゲームストーリーは、映画と地続きの公式ストーリー

マシンシティがネオの遺体を返さなかったので、モーフィアスがマトリックスに侵入する、という話です。

モーフィアスは銃撃され、プレイヤーの間では「モーフィアスは死んだのでは?」と噂されていました。

3作目の『レボリューションズ』と4作目の『レザレクションズ』の間には、ゲームのストーリーがあったのですね。

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【マトリックスレボリューション解説】ネオはどうやってエージェントスミスを倒した?

ネオがエージェントスミスを倒した方法は?

ネオがエージェントスミスを倒した方法を、分かりやすく解説します。

正確に言うと、ネオがひとりで倒したわけではありません。

利害が一致した

  • ネオ
  • 預言者
  • マシンシティ(デウス)

三者が共同戦線を張ったのです。

エージェントスミスを倒した方法
  1. ネオが、マシンシティにたどり着く
  2. ネオは、マシンシティの巨大な顔(デウス)と取引する
  3. ネオが、マトリックスにプラグで接続される
  4. ネオとエージェントスミスが、マトリックスで対決
  5. エージェントスミスがネオを、自分にコピーする
  6. ネオを取り込んだことで、スミスもマシンシティと接続される
  7. マシンシティのデウスが、スミスのコードを書き換えて破壊(削除)
  8. ネオとスミスが死亡

という流れでした。

作戦の要は、

マシンシティから解放されたエージェントスミスというプログラムを、もう一度マシンシティにつなぐこと

だったのですね。

マシンシティにとってもスミスは脅威になっていた

ネオとマシンシティと預言者の三者の利害が一致した、と前述しました。

少し詳しく説明しますね。

エージェントスミスの存在は、1作目と3作目では変化しています。

1作目『マトリックス』でのエージェントスミスは、

マシンシティに直結した、忠実な監視プログラム

でした。

スミスは「人類は、哺乳類ではない。ウィルスだ」と言っていました。

なので、アンチウィルスソフトと言い換えると分かりやすいかもしれませんね。

ウィルス(人類)を監視するのが、エージェントスミスの役割だったのです。

しかし、2作目のエージェントスミスは、プラグが外れていました。

1作目の最後に、ネオと戦った結果、「ネオの一部がコピーされたか上書きされた」のです。

そして、マシンシティから解放された、「不正プログラム」となったのです。

加えて、コピペで増殖する能力を身に付けました。

2作目では、エージェントスミスが「ウイルス」のようになったことが、皮肉で面白いところです。

預言者は「スミスは正反対のネオ、マイナスのネオ」と言っていましたね。

システムがバランスを取るために、スミスとネオは互角の力をもつようになったのです。

目的のないプログラムは削除されてしまうため、スミスは目的を作ります。

それは、「すべてを手に入れる」という目的

どんどん自己増殖して、ザイオンとマシンシティの両方を手に入れようとします。

そのため、マシンシティにとってもスミスは脅威となったのです。

しかし、マシンシティから解放されて「エグザイル(漂流者)」となったスミスを、なかなか捕まえられません。

下手をうつと、自分がコピーされてしまいます。

だからネオはマシンシティに行き、

「俺がスミスを阻止するから、代わりに戦争を終わらせてくれ」

と交渉したのです。

前述しましたが、ネオをおとりにする方法は、預言者がシナリオを書いています。

また、預言者自身もスミスの中で大きな働きをしました。

預言者については、次の章で詳しく分かりやすく解説します。

預言者はエージェントスミスにどんな罠を張った?

預言者が張った罠は2つの目的を同時に達成

『レボリューションズ』のラストで、エージェントスミスは「これは罠だ!」と言います。

その時のセリフを振り返ってみましょう。

「待てよ、見覚えがある。これだ、これが結末だ。

そうだ、君がそうしてそこに横たわり、私はまさにここに立って、そして何かを言う。

確か「始まりがあるものには、必ず終わりがある、ネオ」

今、私は何と言った?馬鹿な、そんなはずはない。

こっちに来るな。罠だ!」

引用:『マトリックス レボリューションズ』

一体、どんな罠で、どうやって張ったのでしょう?

預言者の罠とは?
  • 預言者の目的は、2つ
    「マシンと人間の戦争を終わらせること」
    「エージェントスミスの排除」
  • 目的達成のため、預言者はネオたち人間に力を貸していた
  • スミスのコピペ能力を逆手に利用(スミスに預言者を上書きさせる)
  • 最後の対決で、スミスの中から「始まりがあるものには…」のセリフを言う
  • ネオが、スミスの中の預言者に気づき、スミスに上書きされる
  • マシンシティに接続しているネオを取り込んだスミスを、デウスが削除する

という罠でした。

預言者はスミスに取り込まれたものの、自我が残っていたんですね。

最後になってスミスは「始まりがあるものには、必ず終わりがある、ネオ」と言いました。

「俺は今何と言った?」と聞いてるので、スミスが言ったのではなく、預言者が言わせたと分かります。

ネオは預言者の企みに気づき、抵抗せずスミスに上書きされました。

次の瞬間には、スミスに上書きされたネオが光り出して、破壊されます。

ネオを通してマシンシティに接続されたスミスを、デウスが削除したからですね。

コピペで増殖していたスミスは、一気に全削除されてしまったのでした。

『レボリューションズ』の最後の朝焼けのシーンで、設計者が「危険なゲームをしたな」と言っていました。

必ず勝てるという罠ではなかったようですね。

ネオがマシンシティにたどり着けるかどうかが、一番のポイントだったのではないでしょうか。

ラストの伏線は2カ所あった

預言者は、対決のシーンで、スミスの中からネオに呼び掛けていました。

エージェントスミスにコピペで上書きされても、本人の自我は多少残るようです。

ちゃんと伏線も張られていましたね。

【伏線1】ベイン

2作目の『リローテッド』の最後に、スミスは人間のベインを取り込みました。

外見はベインのままで、ザイオンを乗っ取る突破口にするつもりでしたね。

『レボリューションズ』の冒頭で、意識が戻ったベインの左腕には、傷した複数の切り傷がありました。

これは、エージェントに取り込まれたベインが、ザイオンを守るために自殺しようとした傷と考えられます。

つまり、エージェントに取り込まれても、完全に自我がなくなるわけではないようです。

正確なところは不明ですが、

  • 乗っ取られてもしばらくは、自我が残る
  • 自我が強い方が、体と意識をコントロールできる

などが考えられそうです。

【伏線2】預言者がネオに言ったセリフ

預言者がネオに会った時に、顔が変わった理由について

「失うデータもあれば、残るデータもある」

と言っていました。

これも伏線だったのでしょう。

スミスに上書きされた時も、預言者のプログラムが全て書き換えられたわけではなかったのですね。

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【マトリックスレボリューション考察】なぜ預言者は自分でスミスを倒さなかった?

さて、預言者はスミスを倒すのに、罠を張りました。

預言者は、スミスに取り込まれても自我は残ると踏んでいたのでしょう。

だから、スミスに上書きされるときも慌てず、抵抗せず、落ち着いていましたね。

ここでひとつ疑問が浮かびます。

「預言者は、マシンシティに接続された正規プログラム

だったら、預言者を通してスミスを削除できたのでは?」

マシンシティから解放されたスミスを削除するには、もう一度マシンシティに接続させる必要がありました。

預言者は正規プログラムで、マシンシティに直結しています。

預言者がスミスに取り込まれた時点で、スミスを削除できたはずですよね。

なぜ、預言者はわざわざネオまでスミスに上書きさせたのでしょう?

理由は、「人間とマシンシティの戦争を終わらせるため」です。

預言者の目的は、

  • 増殖するエージェントスミスを排除すること
  • 人間とマシンシティの戦争を終わらせること

の2つありました。

預言者自身を通して、デウスにスミスを排除させることはできます。

しかし、それだけでは戦争を終わらせることはできません。

なので、ネオにマシンシティに行くよう告げたのです。

ネオがデウスに「戦争の終結と引き換えに」という取引を持ち出すことは、想定していたのでしょう。

こうして預言者は、2つの目的を果たすことができました。

一石二鳥というか、ゲッツーというか、すごい作戦だったのです。

マシンシティと人類の両方を救った形になりますよね。

【マトリックスレボリューション考察】預言者はなぜ生き返った?

それでは、最後の疑問について解説します。

「どうして預言者だけ生き残って復活したの?」と思いますよね。

『マトリックス・レボリューションズ』では、

  • ネオとエージェントスミスが死ぬ
  • 最後に預言者が水たまりに横たわっていた

という結末でした。

なぜ、預言者だけが生き残り、復活したのでしょうか?

理由は、

預言者は、マシンシティに必要不可欠なプログラムだから

だと思います。

最後に預言者がマトリックスの路上で、水たまりの中で横たわっていましたね。

デウスは、ネオを取り込んだスミスを削除しました。

しかし、マトリックス運営のために必要な預言者のコードは削除しなかったのでしょう。

その表現として、ネオもスミスもいなくなったのに、預言者だけが水たまりに残ったのだと考えられます。

預言者が必要不可欠なプログラムであることは、「預言者の正体や役割」を知ると納得がいきます。

別の記事にまとめましたので、ご参照ください。

預言者の正体は?役割や目的も分かりやすく解説!

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【マトリックス】考察・解説記事まとめ

『マトリックス』シリーズを無料で観る方法は?

2021年12月現在、『マトリックス』の三部作を無料で観られる配信サービスを確認しました。

5社で

  1. 『マトリックス』
  2. 『マトリックス リローテッド』
  3. 『マトリックス レボリューションズ』

の三部作を配信しています。

無料期間を利用すれば、三部作を無料で視聴できます

U-NEXTだと、三部作にプラスして『アニマトリックス』も視聴できます。

『アニマトリックス』は、

  • 『マトリックス』の前日譚
  • スピンオフストーリー

などのオムニバス・アニメです。

22年1月28日追記

1月28日から、『マトリックス・レザレクションズ』のプレミア配信が始まりました。

プレミア配信
  • U-NEXT(1980円)
  • プライムビデオ(1980円~)

内容を別の記事にまとめましたので、ご参照ください。

『マトリックス・レザレクションズ』の動画配信はどこ?

サービス名月額料金無料期間
(初回登録)
特徴
U-NEXT2189円31日間配信数が
業界最多
Hulu1026円2週間追加課金なし
日テレ系
ABEMAプレミアム960円2週間独占配信多い
dTV550円最大31日間音楽充実
Prime Video500円30日間Amazon会員

\31日間無料/

【マトリックスレボリューション】ネオ・スミス・預言者の最後の解説まとめ

3作目の『マトリックス・レボリューションズ』は、特に最後が難解で意味不明ですよね。

この記事では、最後の展開について、分かりやすく解説をまとめました。

  • ネオとスミスは死亡し、預言者は復活した
  • スミスを倒した方法は、マシンシティに直接接続したネオを上書きしたスミスを、デウスがコードを書き換えて削除
  • スミスを倒し、人間とマシンの戦争を終わらせることを目的に、預言者がシナリオを書いた
  • スミスは、コピペ能力で増殖し、マシンシティとザイオンの両方を征服しようとした
  • ネオ(人間)とデウス(マシン)の利害が一致し、呉越同舟でスミスを倒した
  • 預言者が生き残ったのは、「マトリックスの母」であるプログラムは、マシンに今後も必要だったから
  • 最終的に、人間とマシンは休戦し、7番目のマトリックスが展開した

というのが、この記事のまとめです。

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