大人気シリーズ第5作目の『ミッションインポッシブル ローグネイション』では、オペラのシーンがあります。
「上演していたのは、何というオペラ？」
「なぜ中国風の衣装を着てた？」
と、ちょっと気になりますよね。
この記事では、
- オペラの作品名や曲は何？
- 楽譜に赤丸がついてたのはなぜ？
- なぜ衣装が中国だった？
- オペラシーンのキャストは誰？
について、解説します。
【ミッションインポッシブル･ローグネイション】オペラ曲はトゥーランドット！
オペラ曲はプッチーニの「トゥーランドット」
『ローグネイション』では、ベンジーがウィーンにオペラを観に行きます。
上演されていたのは、プッチーニの『トゥーランドット』というオペラです。
男性のオペラ歌手が歌っていたのは、有名な『誰も寝てはならぬ』でした。
荒川静香がフリーで使った曲だった
オペラシーンで『誰も寝てはならぬ』を聞いて、オリンピックを思い出した人も多いのではないでしょうか。
2006年のトリノオリンピックで、荒川静香さんがフリープログラムで使った曲でしたね。
金メダルを獲得しましたし、イナバウアーは流行語大賞になりました。
ニュースで何度も流れたので、『トゥーランドット』は日本人におなじみの曲になったように思います。
楽譜になぜ赤丸がついてた？
オペラシーンでは、２人のシンジケート要員が、首相を狙撃しようとします。
ロングドレスの女スナイパーは、楽譜を持っていました。
楽譜には、赤丸がしてありましたね。
「何か意味があるの？」と気になった人もいるのでは。
狙撃のタイミングの箇所に、赤丸がつけてあるんですね。
楽譜をみると音楽用語で「affrettando（急いで）」と書いてあります。
舞台がクライマックスで音が大きくなるために、銃の音が目立たないのでしょう。
消音装置はついてるでしょうが、安心ですよね。
実は、オペラシーンには元ネタがあるのです。
ヒッチコック映画『知りすぎた男』のオマージュになってるんですね。
『知りすぎた男』でも首相が狙撃されるのですが、上演されていたのはオペラ『トゥーランドット』ではありませんでした。
『ストーム・クラウド・カンタータ』という曲でした。
ちなみに、『知りすぎた男』も映画『暗殺者の家』のリメイク作品です。
オペラは中国が舞台
オペラシーンでは、セットや衣装が中国風でしたね。
『トゥーランドット』は、中国を舞台とした物語なのです。
トゥーランドットは、お姫様の名前。
ちょっと中国人ぽくなくて意外ですよね。
トゥーランドット姫に求婚する男性は、３つの謎を解かなければなりません。
解けなければ殺されてしまうのです。
ちょっと日本のかぐや姫に似てますね。
多くの男性が謎解きに失敗しますが、ある王子が全ての謎を解いてしまいます。
しかしトゥーランドットは結婚したくありません。
そこでトゥーランドットは、北京の人々に
「誰も寝てはならぬ。求婚者の名前を解き明かせなかったら、住民はみな死刑にする」
とお触れを出すのです。
だから曲名が『誰も寝てはならぬ』なんですね！
曲の内容は、なかなかハードなストーリーなのでした。
オペラシーンのキャストは誰？
オペラのオーケストラの指揮者をしていたのは、ニコラス・ルプーです。
オペラホールのセキュリティ係は、ニーナ・ハルトマン
ステージマネージャー役は、ステラ・ストッカー
照明スタッフの女性は、エバ・マリエ・ベッカー
オペラにいた警官は、ローレンス・ルップでした。
『ミッションインポッシブル』シリーズを無料視聴するには？
『ローグネイション』以外のシリーズ作品も観たい人もいるでしょう。
『ミッションインポッシブル』シリーズは、6作あります。
- 『ミッション：インポッシブル』1996年
- 『ミッション：インポッシブル2』2000年
- 『ミッション：インポッシブル3』2006年
- 『ミッション：インポッシブル/ゴースト・プロトコル』2011年
- 『ミッション：インポッシブル/ローグ・ネイション』2015年
- 『ミッション：インポッシブル/フォールアウト』2018年
2022年5月6日現在、『ミッションインポッシブル』シリーズを
無料視聴できる動画配信サービスは以下です。
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※本ページの情報は、2022年5月6日現在です。
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【ミッションインポッシブル･ローグネイション】オペラ曲まとめ
オペラはプッチーニの『トゥーランドット』で、曲は『誰も寝てはならぬ』
楽譜に赤丸がついていたのは、狙撃のタイミング
元ネタは、ヒッチコック映画『知りすぎた男』
