人気シリーズ2作目『パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト』。
ジャックの手のひらに黒丸が現われ、ギブスが仰天します。
手のひらの黒丸の意味は何?
消えたり出たりするのはなぜ?
と不思議ですよね。
この記事では、以下について解説をまとめました。
・ジャックの手のひらの黒丸の意味は?
・一度消えたのに、なぜまた現れた?
・黒丸の元ネタは?
【パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト】ジャックの手の黒丸の意味は?
手のひらの黒丸の意味
結論から言うと、ジャックの手のひらの黒丸は「クラーケンに狙われてるという印」です。
最初に手のひらに現われたシーンから、分かります。
映画の前半で、ビル・ターナーが、ジャックに会いに来ます。
「デイビィ・ジョーンズとの約束を守れ」と伝える使者の役割でしたね。
「奴の船で100年仕えるのだ」とビルが言いました。
しかしジャックは承知しません。
じゃあ墓場行きだ。
あいつの怖ろしい怪物に見つかり、ブラックパール号もろとも海へひきずりこまれるぞ。
そして、ジャックの手のひらにタコ足がうごめく黒丸が現われたのでした。
ビルは、「手のひらの黒丸を目指してやって来る」と言って去ります。
以上の場面展開から、黒丸=クラーケンに狙われる呪いの印と分かります。
デイビィとの契約を破ったジャックは、怪物クラーケンの標的となったのでした。
ベテラン乗組員のギブスは、黒丸の意味を知ってましたね。
ジャックが手のひらを見せると、「黒丸だ!」と驚き、動揺してました。
黒丸はなぜ消えて再び現れた?
さて、ジャックの手のひらの黒丸が消えるシーンがあります。
ジャックとデイビィが、新しい約束をした時です。
ジャックが100年働く代わりに、100人を3日以内に集める
という約束をしましたね。
この時、ウィルは人質としてフライング・ダッチマン号に残ります。
そして、デイビィがジャックの手を握ると、手のひらの黒玉が消えたのです。
ジャックが、自分の身代わりの100人を連れてくると約束したので、呪いを一度解いたのですね。
しかし、その後、ウィルとデイビィは、サイコロ賭博をします。
ウィルは「死者の宝箱」の鍵を盗んで逃げたよ
デイビィは、ウィルがジャックに鍵を渡すつもりだと気づきました。
何としても十字架島(イスラ・クルセス)に先回りしようと考えます。
人質のウィルが逃げ出し、またジャックの裏切りを知ったデイビィは、再び呪いを発動。
ジャックの手のひらに、黒玉が復活しました。
ジャックも、またクラーケンの標的になったと悟ります。
十字架島に上陸する時、「土の瓶持ってこ」とお守りを抱きかかえて上陸したのでした。
黒丸の元ネタは?
黒丸の元ネタは、スティーブンソンの小説『宝島』です。
『宝島』では、丸く切り取られた黒い紙が、有罪判決を示すカードとして使われています。
『宝島』も、海賊が宝探しをする物語ですね。
いかにも『パイレーツ・オブ・カリビアン』にピッタリです。
契約を破ったジャックに、有罪判決が下されて、クラーケンの標的になっというわけです。
【パイレーツオブカリビアン/デッドマンズチェスト】黒丸の意味まとめ
・手のひらの黒丸は、クラーケンの標的になった印。
・ジャックが新しく約束した時、デイビィは黒丸を消した。
・ジャックがまた約束を破ったため、黒丸が再び現れた。