新海誠監督の「君の名は。」のタイトル画像

新海誠監督の大ヒット作『君の名は。』では、糸守町が一度は消滅します。

しかし、瀧がタイムリープして歴史を変えますね。

最終的に、町民は避難訓練中だったので偶然助かりました。

「なぜ、急に避難訓練したの?」

「三葉は、どうやって父親を説得したの?」

と気になりますよね。

映画では描かれていませんが、小説には詳しく書かれています。

この記事では、

・糸守町が避難訓練した経緯

・三葉はどうやって、父親を説得したか?

について、解説をまとめています。

三葉の死と生き返りについては、別の記事にまとめたのでご参照ください。

三葉は死んで生き返ったのではない!時系列で分かりやすく解説!

【君の名は】なぜ避難訓練で助かった?町長をどうやって説得した?

一度消滅した糸守

2013年10月4日に、糸守は一度消滅しました。

どういう状況だったか、確認しておきましょう。

・午後8時42分に隕石が落下した

・祭りで集まってる場所に落ちた

・人口の3分の1の500人が死亡した

・三葉と四葉、一葉も死亡した

この状況から、2016年の瀧がタイムリープして、三葉と過去を変えましたね。

三葉はどうやって町長を説得した?

最初、三葉に入れ替わった瀧が、父親の俊樹を説得しに行きます。

しかし「何を言ってる。病院に行ってこい」と言われ、瀧が激高しました。

父親は「お前は誰だ?」と驚いてましたね。

その後、体が元に戻った三葉が、また父親を説得しに行きます。

映画では、三葉が父親と会うシーンだけでしたね。

しかし、小説はかなり詳しく書かれています。

実は、三葉がほとんど何も言わないうちに、父親は住民を避難させることを決意しています。

なぜ、父親は住民避難を決意したのか?

理由は2つありました。

・一葉と四葉も、最近の三葉はおかしいと話したから

・父親が、二葉との会話を思い出したから

数時間前の三葉の態度がおかしかったこともあり、父親も何かが起きてると思ったんですね。

2つ目の理由は、次で解説します。

民俗学者だった父親が過去を思い出す

父親の俊樹は、かつて民俗学者でした。

映画では、雑誌の見出しでチラリと出てきただけですが、小説では詳しく書かれてます。

フィールド調査で宮水神社を訪れて、二葉と出会ったのです。

彗星が二つに割れる様子を見て、父親は二葉との会話を思い出します。

二葉は、宮水神社の伝承について語ったことがあったのです。

落下する彗星を龍に見立てて、組紐でからめとって退治するという話でした。

民俗学者なので、伝承にはいわれがあると理解してたんですね。

実際に彗星が割れるのを見て、「このことだったのか」と了解したのでした。

父親が町長になったことにも意味があった

二葉はよく「この世のすべては、あるべきところに収まるんやよ」と言ってました。

映画でも、病室の二葉が夫と娘二人に言ってますね。

二葉は、夫の俊樹が勧めても、大きな病院で診てもらうことをしませんでした。

糸守から出ようとしなかったのです。

俊樹からすると、二葉が糸守や宮水家に束縛されているように見えたんですね。

俊樹は、二葉が若くして死んだことに納得がいきません。

宮水家や神社の娘でなければ。

糸守という町に暮らしていなければ。

俊樹は、やがて糸守や宮水家を憎むようになり、合理的に変えようとします。

俊樹は、因習的な町を変えるために、町長になったんだね

しかし、彗星が2つに割れる様子を見て、俊樹は「すべてあるべきところに収まる」という言葉を思い出します。

町民をツルの一声で避難させられるのは、町長である俊樹だけです。

自分が町長になったことさえも、「あるべきところ」だったと気づき、住民を避難させたのでした。

週刊誌は避難訓練を何と書いた?

https://twitter.com/vaity7010/status/1080151814765309952

隕石は糸守町に落下しましたが、住民のほとんどは奇跡的に無事でした。

「当日、偶然避難訓練があったから」というのが理由です。

偶然にしてはできすぎなので、週刊誌でずいぶん書き立てられてましたね。

見出しを上げると以下がありました。

・「災害を予言か?隕石落下1時間前、糸守町長 避難指示の謎」

・「宮水町長 強引な避難指示の謎」

・「奇跡の立役者 宮水町長の思惑と暗躍」

・「民俗学者⇒神主⇒町長 異例のキャリア」

宮水俊樹は、マスコミのターゲットになったようです。

なぜ避難させたかについては、詳しいことは語らなかったのでしょうね。

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※本ページの内容は2022年10月27日現在です。
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【君の名は】避難訓練で助かった理由まとめ

まとめ

・三葉が説得する前に、父親はすべてを理解していた

・民俗学者だった父親は、二葉から聞いた伝承を思い出した

・町長になったのも「あるべきところに収まったから」と理解し、住民を避難させた

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