大人気シリーズ5作目の『ミッションインポッシブル ローグネイション』では、「シンジケート」と呼ばれる組織が登場します。
ストーリーが複雑で展開が速いため、ちょっと分かりにくく
「シンジケートとは、どんな組織?」
「シンジケートの目的は何?」
と思う人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
- シンジケートはどんな組織?
- ローグネイションの意味は?
- 目的やボスは?
- アトリー長官と、レーンやイルサの関係は?
などについて、分かりやすく解説します。
【ミッションインポッシブル・ローグネイション】シンジケートとは?
シンジケートとはどんな組織?
シリーズ5作目の『ローグネイション』で、イーサン・ハントはシンジケートを追っています。
これは4作目の『ゴースト・プロトコル』の最後で、イーサンが受けた任務でした。
話が続いてるんですね。
シンジケートはテロリスト集団です。
イーサンは、
- 兵士を訓練し洗脳する、ならず者の組織
- 手段を選ばず体制を破壊する連中
- IMFの敵
と劇中で言っていました。
「ローグネイション」の意味は?
イーサンはこのシンジケートを「ローグネイション」と呼んでいます。
ローグネイションとは「ならず者の組織」という意味ですね。
「ネイション」は、一般的に「国」「民族」という意味で使われます。
シンジケートは、世界中から人を集めている大きな組織なので、「ネイション」を使ったのでしょう。
シンジケートのメンバーは?
シンジケートのメンバーは、
- 死亡したとされる諜報員
- 生死不明の諜報員
で、国籍や所属を問わず、世界中から集まっていました。
イーサンは、ヤニク・ヴィンターを見て、シンジケートの異様さに気づきました。
「ボーン・ドクター」という異名をもつヤニクは、3年前に死んでいたはずだからです。
【ミッションインポッシブル・ローグネイション】シンジケートのボスや目的は?
シンジケートのボスは?
シンジケートを創設したのは、イギリスの諜報機関MI6のアトリー長官です。
シンジケートのボスは、ソロモン・レーンです。
ソロモン・レーンは、MI6の元諜報員で、アトリー長官の部下でした。
シンジケートの目的は?
アトリー長官は、創設目的や計画を、次のように首相に話していました。
- 他国の元諜報員をスカウトして、新しいIDを与え、イギリスの敵を排除する
- 活動資金は、海外の「レッド・ボックス」に保管する
- 活動資金を動かせるのは、首相だけ
「レッド・ボックス」というのは、開くのに3段階認証が必要な機密情報のことです。
首相は即座に却下し、実行しないよう約束させます。
しかし、アトリー長官は、ソロモン・レーンをリーダーとしてシンジケートを秘密裡に創設していたのでした。
シンジケートは、イギリスの敵を排除するための組織のはずでした。
しかし、レーンはやがて目的を外れ、次のような犯行も決行します。
- ベラルーシから、軍用機でVXガスをシリアへ運ぶ
- マラウィの首相を暗殺
- ジャカルタの飛行機606便が消息不明
- フィリピンの化学兵器工場の火災
映画の冒頭シーンにあった、軍用機でVXガスを運ぶ計画は、イーサンが阻止しましたね。
しかし、他の事件では、大統領の死で内戦が勃発したり、世界銀行の総裁が消息不明になったりしています。
レーンは、イギリスを守る組織のリーダーではなく、テロリストに変容してしまったのです。
アトリー長官からすれば、裏切られたわけですね。
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レーンはなぜアトリー長官を裏切った?
イギリスの敵を排除する組織だったはずのシンジケート。
しかし、レーンはイギリスの国益とは関係ない犯行を重ねました。
レーンが、上司のアトリー長官を裏切ったのはなぜでしょうか?
映画のラストで、イーサンが説明していましたね。
人命を尊ぶ気持ちがいつか薄れて、大勢を殺し過ぎて、自分に問わなくなった。
誰の命令で、なぜ殺すのか?
悪いのは自分ではなく、社会のシステムだ。
復讐を求めたが、ひとりではできない。
人手と莫大な資金が必要だ。手段は選ばない。
引用元:映画『ミッション:インポッシブル ローグネイション』
レーンは、社会に復讐しようとしてテロリストになったのですね。
アトリー長官は、46億ポンドの資金を調達し、レッドボックスに銀行データを保存していました。
レーンは、その金を手に入れようとします。
しかし、イーサンはレッドボックスのデータを暗記し、ハードディスクは破壊してしまったのでした。
アトリー長官は隠蔽工作にイルサを利用
アトリー長官は、自分がシンジケートをつくったことを隠蔽しようと企みます。
そこで、部下のイルサ・ファウストに、シンジケートの潜入調査をさせたのです。
イルサに、レッド・ボックスを取って来させるように仕向けたのですね。
イルサは、イーサンとベンジーと手をくんで、モロッコの水中金庫からデータを盗みだします。
そして、アトリー長官にUSBメモリを見せました。
アトリー長官は、新聞に隠した機器でUSBメモリのデータを消去します。
そして「これは本物のデータか確かめて来い」と言って、イルサを厄介払いしたのでした。
『ミッションインポッシブル』シリーズを無料視聴するには?
『ローグネイション』以外のシリーズ作品も観たい人もいるでしょう。
『ミッションインポッシブル』シリーズは、6作あります。
- 『ミッション:インポッシブル』1996年
- 『ミッション:インポッシブル2』2000年
- 『ミッション:インポッシブル3』2006年
- 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』2011年
- 『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』2015年
- 『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』2018年
2022年5月6日現在、『ミッションインポッシブル』シリーズを
無料視聴できる動画配信サービスは以下です。
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※本ページの情報は、2022年5月6日現在です。
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【ミッションインポッシブル・ローグネイション】シンジケートまとめ
- シンジケートを創設したのは、イギリスのMI6のアトリー長官
- 部下のソロモン・レーンをシンジケートのボスにしたが、テロリスト集団と化した
- レーンは、社会に復讐しようとして、人と資金を集めていた
- アトリー長官は、自分が関わったという証拠隠滅のために、イルサに潜入調査させた
- ローグネイションは「ならず者の組織」という意味