2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第5話は、北条宗時が殺されるところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の
- 第6回のネタバレあらすじ
- 見どころ紹介
- ドラマの感想
をまとめています。
源平マニアのブログ主が解説しています。
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを、まとめて読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
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【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点
前回のプチ振り返り
第5話の内容を簡単に振り返ってみましょう。
- 雨で川が増水し、三浦義村の援軍が来なかった
- 石橋山の戦いで、頼朝は大庭景親に敗北
- 別行動した北条宗時が善児に殺された
頼朝の決起を一番願っていた宗時が、早々に亡くなってしまいました。
第6話の要点
今回の要点をまとめました。
- 梶原景時が頼朝を見逃す
- 頼朝は安房へ逃亡
- 頼朝は再決起を決意
くわしいあらすじは、次章をご覧ください。
【鎌倉殿の13人】ネタバレあらすじ第6回(2/13)
梶原景時が頼朝を見逃す
梶原景時(中村獅童)は、数人の兵とともに源頼朝(大泉洋)の行方を追っていました。
景時は、洞窟に潜んでいた頼朝を見つけますが、見つめ合った後に黙って立ち去りました。
土肥実平(阿南健治)が、頼朝に見逃してくれたのは梶原景時だと教えます。
その頃、北条義時と父の時政は、武田信義(八嶋智人)に頼朝に加勢してくれるよう頼んでいました。
信義は、自分が真の源氏の棟梁であると主張します。
武田信義は、
- 頼朝の援軍は断るが、北条への援軍なら出す
- 法皇の院宣がほしい
と条件を出したのでした。
頼朝の大望成就を支えたい義時は、「私には覚悟がありますので、佐殿のところへ戻ります」と言うのでした。
時政と義時が相模湾の岩浦の浜辺へ出ると、三浦義村(山本耕史)と数人の兵が見えました。
雨による増水で川を渡れなかった三浦勢は、遭遇した敵と戦って、頼朝を待っていたのでした。
義村の父・義澄は、態勢を立て直すべく、安房の安西景益のところへ向かっていました。
義時は、急ぎ頼朝を迎えに戻ります。
けれど義時が、頼朝を連れて浜辺へ戻ったときには、すでに時政も義村もいなくなっていました。
義時が頼朝を迎えに行っている間に、伊東勢の襲撃を受けたため、船で安房へ逃げた後だったのです。
八重が伊豆山権現を訪れる
一方、女子供が避難していた伊豆山権現に、八重(新垣結衣)が訪ねてきます。
八重が、千鶴丸に一目会わせてほしいと頼むと、文陽坊覚淵は墓地に案内しました。
八重は、千鶴丸の墓をさすって泣き崩れてしまったのでした。
大庭館で首実検
合戦に勝った大庭景親(國村隼)の館では、討ち取った武士の首実検が行われます。
伊東祐清(竹財輝之助)は、友人である宗時の首を見つけ、がっくりと肩を落とすのでした。
大庭景親は、勢いに乗じて、頼朝に加勢する三浦勢も追討しようとします。
景親は、畠山重忠(中川大志)に三浦の本拠地である衣笠城攻めを命じました。
頼朝が安房へ逃走
頼朝と義時は、土肥実平が手配した小舟で、なんとか安房に到着します。
三浦義澄が話を付けておいたため、安西景益は、頼朝を歓待してくれました。
広間には、頼朝に味方してくれる武士が集まっていました。
時政は、宗時の消息を訪ねます。
そこへ三浦義澄と和田義盛がやって来て、衣笠城が落城したと知らせます。
一同が暗く沈む中、義澄の父・義明は、城を枕に討ち死にする決意で義澄らを落ち延びさせたという話をします。
義村は「頼朝と心中するつもりはない。坂東武者としての戦をしよう」といい、鼓舞すのでした。
遅れてやって来た仁田忠常(高岸宏行)が、敵から逃れて北条館に隠れた時に見つけたと言って、頼朝の観音像を差し出します。
時政は、宗時が館までたどり着けず死んだことを悟ります。
そして、「これからは、おまえが北条を引っ張っていくんだ」と義時に告げたのでした。
頼朝が再起を決意
頼朝は観音像を見て、「もう戦はやらぬ」と言います。
義時は、合戦で死んだ兵や宗時の無念をくんでほしいと必死に説得。
すると、「お前たちだけで何ができる。この戦を率いるのはわしだ」と頼朝は思い直したのでした。
頼朝は、一同の前で再起することを告げます。
すると三浦義澄が、「千葉常胤と上総広常に書状を送った」と応じました。
そして、義時と和田義盛が、加勢の交渉役に選ばれます。
【鎌倉殿の13人】第6話の見どころ解説
第6回の見どころは、
- 梶原景時が頼朝を見逃す
- 三浦義村たち坂東武者の心意気
ではないでしょうか。
梶原景時が頼朝を見逃すというのは、非常にドラマティックな場面です。
この時に、梶原景時が頼朝を捕らえていれば、その後の日本の歴史は大きく変わっていたことでしょう。
まさに、運命の瞬間、運命の出会いですから、お見逃しなく!
見逃してくれた梶原景時のことを、頼朝は後に重用するようになります。
石橋山の合戦で負けた頼朝は落ちこみ、「もう戦をしたくない」とまた心が揺れ動きます。
一方で、三浦義澄・義村親子をはじめ、坂東武者は負けても「えいえいおー」と奮起します。
坂東武者のプライドを賭けて戦おうとするのです。
武士の祖としては、平家と源氏の二派がありますね。
源氏は21の系統がありますが、清和源氏が一番有名です。
清和源氏は清和天皇の子孫であり、その末裔が頼朝や義経だったわけです。
つまり、平家も清和源氏も京都が拠点。
武士ではありますが、雅なところも多分にあったのです。
そんな平家や清和源氏に比べると、坂東武者は「荒くれ者の集団」というイメージが強かったのですね。
やたらと観音様頼みの弱弱しい頼朝と、意識して比較してみてください。
北条や三浦をはじめ、坂東武者たちのひたすら無骨で実践一直線なところが、よく見えてくると思います。
また、個人的に6話で注目しているキャストは
- 畠山重忠の中川大志さん
- 仁田忠常の高岸宏行さん
ブログ主の中で、畠山重忠は坂東武者の中では、「一番イケメンで人柄も素敵」な人物。
ドラマで中川大志さんが配役されていたので、イメージがぴったりと重なりました。
とてもハマリ役だと思います。
しかし残念なことに、いずれ義時と戦って討たれることになります。
もう一人気になるのは、仁田忠常を演じる高岸宏行さん。
いつもバラエティで観てスポーツマンなのは知ってますが、武士のイメージはなかったので意外でした。
【鎌倉殿の13人】第6話の感想
【解説・考察記事の一覧】
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【鎌倉殿の13人】6話ネタバレあらすじと感想まとめ
- 梶原景時が、洞窟に潜んでいた源頼朝を見逃す
- 頼朝は、安房へと逃れる
- 三浦義澄・義村や安西景益と合流し、再起を図る