罪の声』の登場人物相関図

202010月に公開された『罪の声』は、ストーリー展開が速く、登場人物が多い映画です。

この記事では、相関図を使って

  • 登場人物の経歴や関係

  • キャスト

について、分かりやすく解説します。

多少ネタバレもありますので、ご了承ください。

【罪の声】登場人物の相関図は?

まずは、相関図を見てみましょう。

『罪の声』の登場人物相関図

グループによって、下記のように色分けしています。

  • 青:曽根家

  • 緑:大日新聞社

  • オレンジ:生島家

  • グレイ:犯人グループ(くら魔天狗)

犯人グループ「くら魔天狗」のメンバーは、9人います。

犯人については、原作を元に、別の記事で詳しく解説していますので、ご参照ください。


【罪の声】登場人物とキャストを紹介!

ここでは、原作に基づいて、登場人物をひとりずつ紹介します。

映画は原作に、おおむね忠実な内容でした。

登場人物の紹介は、ネタバレを含みますので、ご了承ください。

曽根俊也(星野源)

京都にある「テーラー曽根」の二代目店主

ある日、押し入れにあった遺品の箱に、古いカセットテープと叔父・達雄の黒い手帳を見つけます。

テープに録音されていた自分の声が、35年前の「ギン萬事件」の犯行に使われていたことに気づくんですね。

俊也は、叔父の達雄が犯行に関わっているのではないかと疑い、叔父の知り合いをたどって、真相を確かめることを決意。

俊也は、叔父の同級生、割烹料理「し乃」、生島望の元担任や親友と、事件を追ううちに、大日新聞社の記者・阿久津と知り合います。

阿久津もまた、「ギン萬事件」で犯行に声を使われた子供3人の行方を追っていたのでした。

店に突然訪ねてきた阿久津に、俊也は激しく動揺し、取材を断ります。

しかし後日、イギリスにいる叔父についての阿久津の取材レポートを読み、協力することに。

阿久津と二人で、自分と同じように声を犯行に使われた子供を探しまわります。

ようやく会えた生島聡一郎は、壮絶な人生を送っており、俊也は普通に生きてきた自分の人生について、考えてしまうのでした。

記者会見を終えた後、俊也はイギリスに叔父・達雄に会いに行くことを決意します。

阿久津英士(小栗旬)

大日新聞社の記者

文化部所属だが、腕を買われて、社会部の年末特集記事のチームに入ることに。

35年前の「ギン萬事件」を追うようデスクの鳥居に言われ、渡英するものの、何の成果も得られず帰国するのでした。

巨額の金銭を要求しながら、一銭も受け取っていない犯人たちは、株価操作で儲けたとにらんだ阿久津。

元証券マンの立花を皮切りに、株の線から真相に迫っていきます。

ある日、聞き込み取材をした割烹料理「し乃」の料理長から、「ギン萬事件」で声を犯行につかわれた曽根俊也の存在を知ります。

俊也の店を訪れたものの、「取材されるこちらの人生はどうなるのか」と激しく取材拒否されてしまうんですね。

阿久津は再びイギリスへ行き、俊也の叔父・曽根達雄から、「ギン萬事件」の全容を取材することに成功。

曽根達雄の取材レポートを俊也に読んでもらい、犯行に声を使われた子供の行方を一緒に追うことになりました。

ようやく見つけ出した生島聡一郎は、「ギン萬事件」によって人生が大きく変わってしまっており、阿久津は愕然とします。

阿久津の「ギン萬事件」記事はスクープとなりました。

生島聡一郎と記者会見を開いて、行方不明の母親・生島千代子の情報提供を呼び掛けます。

社会部が嫌になって文化部へ異動した阿久津は、この一件を期に、ふたたび社会部へ戻ることになったのでした。

生島聡一郎(宇野祥平)

「罪の声」で生島聡一郎を演じた宇野祥平

生島秀樹と千代子の息子。望の弟。

父親・生島秀樹は「ギン萬事件」の犯人グループの主要メンバーでした。

そのため、聡一郎は自分の声を録音したテープを、犯行に使われてしまうんですね。

犯人グループが仲間割れし、父親が殺害された後は、曽根達雄の手引きで夜逃げ。

関西を転々とするものの、最後は生活に行き詰った母親・千代子とともに、父と姉を殺した犯人仲間の青木龍一の建設会社で働いていました。

ある日、唯一兄と慕っていた津村と、会社に放火してそのまま逃亡

広島、宮崎、岡山を転々として、阿久津や俊也と会った時は東京・八王子で暮らしていました。

阿久津の説得で記者会見を開き、提供された情報により、施設で暮らす母親・千代子とようやく再会できたのでした。

ネットでは、生島聡一郎を演じる宇野祥平さんの演技が絶賛されています。

名脇役として活躍する宇野祥平さんは、140本以上の映画に出演してるんですね。

中でも、白石晃士監督のホラー映画などに多く出演していますよ。

宇野祥平さんのプロフィールやオススメ映画については、別の記事にまとめたのでご参照ください。

曽根達雄(宇崎竜童/川口覚)

『罪の声』で曽根達雄を演じる宇崎竜童と川口覚

曽根俊也の叔父で、「ギン萬事件」の犯人の一人。

学生時代に、ギンガ社員だった父が、学生闘争の仲間と勘違いされ殺されるという事件が起きます。

この事件を機に、達雄は革命活動にのめり込むも、仲間が間違って無関係な一般人を殺害する場面に遭遇。

活動が嫌になった達雄は仲間と距離をおくために、海外と日本を行き来する生活を始めるんですね。

イギリスにいる時に、子供の頃から知り合いの生島秀樹が尋ねてきて、金儲けのための犯罪計画を練ってくれと頼まれます。

達雄は、オランダのハイネケン誘拐事件を手本にしようとするも、身代金受け渡しはアシがついてしまうと判断。

株価操作で金儲けする犯罪スキームを計画するのです。

(↑この辺は映画では説明していない部分です)

事件後、何十年もたってからやって来た阿久津に、達雄は取材に応じ、事件の全容を語るのでした。

生島秀樹(阿部亮平)

映画「罪の声」の犯人・生島秀樹を演じる阿部亮平

生島聡一郎と望の父親で、千代子の夫

元滋賀県警本部の刑事でしたが、収賄が発覚し警察を辞めることに。

曽根達雄とは、子どもの頃に柔道教室が同じだったため、古くからの知り合い。

「ギン萬事件」の発起人であり中心メンバーだったが、金の配分でもめて、青木龍一に殺されてしまいます。

生島望(原菜乃華)

生島秀樹と千代子の娘で、聡一郎の姉。

洋画の字幕翻訳家になりたいという夢を持っていました。

しかし、父親が殺害されてからは、身を隠すために関西を転々とし、学校にも行けない状態に。

夢を叶えたい一心で、親友を頼って逃亡しようとしますが、犯人の一人・キツネ目の男に気づかれ、殺されてしまいます。

ちなみに、キャストの原菜乃華さんは、人気ドラマ『MIU404』の第7話にも出ていました。

ヘヴィメタ好きの女の子役でしたね。

下のTwitterでは左の女の子。

映画『罪の声』は、主演が星野源さん、脚本が野木亜希子さんと、『MIU404』のキャストとスタッフ。

映画『罪の声』に出演した関係で、『MIU404』にも起用されたのかもしれませんね。

生島千代子(篠原ゆき子)

『罪の声』の生島千代子を演じる篠原ゆき子

生島秀樹の妻で、望と聡一郎の母

映画では説明されていませんが、千代子の父親と犯人グループのリーダー・青木龍一が知り合いです。

そのため、生島秀樹は滋賀県警時代から、青木龍一の暴力団と関係をもっていました。

夫・秀樹が殺害された後は、関西を転々とするも生活に行き詰り、青木の建設会社で働くことに。

息子の聡一郎が会社に放火して逃げた後は、警察で事情聴取されたその足で逃げ、北陸の住み込み旅館で働きました。

曽根真由美(梶芽衣子/阿部純子)

『罪の声』で曽根真由美を演じる梶芽衣子と阿部純子

曽根俊也の母

社会問題への関心が強く、中学生の頃から学生運動に参加。

曽根達雄とも、学生運動の中で知り合いました。

運動をやめた後、曽根光雄と結婚し、達雄と再会します。

達雄から「ギン萬事件」の話を聞き、「奮い立った」真由美は、幼い息子・俊也の声をカセットテープに録音するのでした。

曽根亜美(市川実日子)

『罪の声』で曽根亜美を演じる市川実日子

曽根俊也の妻

原作では、姑の曽根真由美との関係はあまり良くありません。

俊也が阿久津と一緒に、生島聡一郎を探すことには、反対せず同意しています。

鳥居雅夫(古舘寛治)

『罪の声』で鳥居雅夫と演じる古舘寛治

大日新聞社の社会部のデスク

原作では、強烈なパワハラ上司として描かれています。

年末の特集記事で、「ギン萬事件」を扱うことに。

文化部の阿久津を無理やり引き込んで、英検準一級だからと有無を言わせず渡英させます。

水島洋介(松重豊)

『罪の声』で水島洋介を演じる松重豊

大日新聞社の記者

35年前は元社会部で、「ギン萬事件」の担当だったことから、阿久津に協力しています。

青木龍一(キャスト不明)

青木組組長で、犯人グループ「くら魔天狗」のリーダー

映画では名前も出てこないものの、原作では生島秀樹を殺害したり、生島千代子を自分の会社で雇ったりと、それなりに重要人物です。

生島千代子の父親と古くからの知り合いであるため、生島家との関わりも深かったのです。

犯人グループについては原作を元に、別の記事にまとめているので、ご参照ください。












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【罪の声・相関図】登場人物の経歴・関係やキャスト紹介まとめ

映画『罪の声』の主要登場人物12人について、相関図をまじえながら解説しました。

この記事のまとめは、

  • 映画はおおむね原作小説に忠実な内容

  • 俊也の声を録音したのは、叔父・達雄ではなく、母親の真由美だった

  • 犯人の一人の青木龍一は、映画では名前も出てこないが、知っていた方が内容がよく分かる

  • 生島望役の原菜乃華さんは、『MIU404』にも出演している

です。

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