映画『竜とそばかすの姫』には、クリオネのような姿をした「天使」と呼ばれるAs(アバター)が登場します。
すずが仮想世界Uに初めてログインした時、「君はきれい。君は素敵」と話しかけてきたAsですね。
Asには必ずオリジンが存在します。
この記事では、
- 天使のAsの正体(オリジン)は誰?
- 天使が、強い竜に格闘試合で勝てたのはなぜ?
- なぜ天使の姿をしているの?
について、解説と考察をまとめました。
【竜とそばかすの姫】クリオネ(天使)の正体は?試合で竜に勝てたのはなぜ?
映画『竜とそばかすの姫』には、仮想世界Uで天使のAs(アバター)が登場します。
クリオネみたいな姿をしていましたね。
- ベルに「君はきれい。君はすてき」と話しかける
- 乱暴者の竜に、格闘技の試合で勝った
- 竜の城でバラを育てている
- 竜しか知らないはずのベルの歌を知っていた
というキャラクターでした。
天使の正体は、竜のオリジン恵の弟・トモ君です。
映画の最初で、天使がベルに「君はきれい。君は素敵」と話しかけました。
映画の最後で、トモ君がすずに同じセリフを言ったことから、天使のオリジンがトモ君であると分かります。
恵の弟なので、竜といつも一緒にいたんですね。
また天使は、369勝3敗2引き分けという竜に勝った、数少ない3人の勝者の一人でした。
ヒロが「どうして勝てたの?」と質問した時、天使は「……」と無言でした。
竜の弟ということは、秘密だったのですね。
おそらく竜が負けてあげたので、格闘技の試合で勝てたのでしょう。
【竜とそばかすの姫】トモ君のAsはなぜクリオネ(天使)なの?《考察》
アカウントを取得すると、仮想世界UではAsというアバターで活動します。
イヤホンタイプのデバイスを装着すると、生体情報が読み取られ特殊な変換がなされて、Asがつくられます。
映画では、「こういうアバターでいいですか?」とAsが提案されて、OKするかキャンセルするか選べました。
キャンセルすると、違うアバターが提案されるのでしょう。
自分でパーツを選んでアバターをつくる方式ではありませんでした。
さて、トモ君のAsは「冠をつけたクリオネ」みたいな姿で、天使と呼ばれていました。
クリオネが、その可愛らしい姿から「流氷の天使」と呼ばれていることに、ちなんでいるのでしょう。
トモ君のAsは、なぜ天使の姿だったのでしょうか。
トモ君の生体情報から、次の特徴が読み取られたのではないかと思います。
- 素直であどけない
- 純粋無垢
- 大切に守られる存在
これらの特徴から、「冠をつけたクリオネ」という姿になったのでしょう。
「君はきれい」と話しかけた時の様子などからも、トモ君が素直で優しい少年であることがわかります。
また、兄の恵が「竜」のAsであることから、
守る側と守られる側
という対照的な点も強調されているように思います。
【竜とそばかすの姫】解説・考察記事の一覧
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【竜とそばかすの姫】クリオネ(天使)の正体まとめ
映画『竜とそばかすの姫』には、「天使」と呼ばれるAs(アバター)が登場します。
- 天使の正体(オリジン)は、恵の弟のトモ君
- 天使が、竜との格闘試合に勝てたのは、おそらく竜が負けてあげたから
- 素直であどけなく、純粋無垢というトモ君の特徴から、天使のAsになったと考えられる
- 兄の「竜」のAsとの対比で、対照的な兄弟であることが協調されている