2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』は、鎌倉幕府の2代目執権となる北条義時が主人公です。
ドラマなので仕方ありませんが、「ホントは何歳?」と年齢設定が気になる時がありますよね。
ドラマ中盤は、キャストが役柄の年齢に追いつきますが、
前半は老けすぎ、終盤は若すぎると感じてしまします。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の
放送回ごとの登場人物の年齢
を、分かりやすくまとめています。
【年齢設定】第1話(1/9)
第1話の時代設定は、1175年です。
第1話の主な登場人物の年齢は、以下の通りです。
歴史とドラマで違和感があるところは、赤字にしてみました。
- 北条義時 13歳
- 北条政子 19歳
- 北条時政 38歳
- 源頼朝 29歳
- 三浦義澄 49歳
- 三浦義村 8歳
ドラマでは、北条義時(小栗旬)も三浦義村(山本耕史)も、いまでいう小中学生のはずですが、立派な坂東武者でしたね。
ドラマの時政は、シニア感がでていましたが、歴史的には38歳です。
- 八重
- 北条宗時
- 伊藤祐親・祐清
【年齢設定】第2話(1/16)
第2話の時代設定は、1176年です。
頼朝と政子が結婚した年ですね。
第1話の主な登場人物の年齢は、以下の通りです。
北条義時 14歳
北条政子 20歳
北条時政 39歳
源頼朝 30歳
三浦義澄 50歳
三浦義村 9歳
義時も義村も、まだ年齢的にだいぶ違和感がありますね。
- 八重
- 北条宗時
- 伊藤祐親・祐清
【年齢設定】第3~10話(1/23~3/13)
3話~10話の時代設定は、1178~1180年です。
- 頼朝と政子に大姫が生まれる
- 石橋山の合戦や富士川の戦い
がドラマで描かれます。
この3年間に8話を使っているので、前半のクライマックスとも言えそうです。
ドラマチックな場面が、繰り広げられるでしょう。
3話~10話の主な登場人物の年齢設定は、以下です。
北条義時 16~18歳
北条政子 22~24歳
北条時政 41~43歳
源頼朝 32~34歳
三浦義澄 52~54歳
三浦義村 11~13歳
梶原景時 39~41歳
仁田忠常 12~14歳
和田義盛 22~24歳
畠山重忠 15~17歳
武田信義 51~53歳
源義経 20~22歳
阿野全成 26~28歳
義円 24~26歳
文覚 39~41歳
北条義時が18歳くらいになると、若武者としてだいぶ違和感なくなってくる頃です。
仁田忠常(高岸宏行)や三浦義村(山本耕史)は、まだ小中学生くらいなので、やっぱり違和感ありますね!
和田義盛(横田栄司)も実際には22歳なので、「ん?」という感じですが、いかにも坂東武者っぽいです。
武田信義(八嶋智人)は51歳、こちらは実際よりだいぶ上なんですね。
- 八重
- 亀
- 北条宗時
- 伊藤祐親・祐清
- 大庭景親
- 上総広常
- 阿野全成
【年齢設定】第11話(3/20)
第11話の時代設定は、1181年です。
平清盛が亡くなり、平家が傾き始めます。
11話の主な登場人物の年齢は以下です。
北条義時 19歳
北条政子 25歳
北条時政 44歳
源頼朝 35歳
三浦義澄 55歳
三浦義村 14歳
梶原景時 42歳
和田義盛 25歳
畠山重忠 18歳
源行家 41歳
この頃になると、義時もドラマと歴史でそれほど違和感はなくなってきます。
- 八重
実衣
伊藤祐親・祐清
- 阿野全成
【年齢設定】第12~13話(3/27・4/3)
第12~13話の時代設定は、1182年です。
頼朝と政子に、待望の男児・万寿(のちの源頼家)が誕生します。
第12~13話の主な登場人物の年齢は、以下です。
北条義時 20歳
北条政子 26歳
北条時政 45歳
源頼朝 36歳
三浦義澄 56歳
三浦義村 15歳
梶原景時 43歳
大江広元 35歳
源行家 42歳
武田信義 55歳
源範頼 33歳
木曽義仲 27歳
木曽義高 10歳
一番違和感を感じるのは、10歳の木曽義高を市川染五郎さんが演じていることですね!
父親の木曽義仲の歴史的な年齢は、27歳。
木曽義高が27歳より年上に見えます。
さすがにちょっと、年齢差が気になりますよね。
- 八重
実衣
- 阿野全成
亀
比企能員
牧宗親
りく
【年齢設定】第14~17話(4/10~5/1)
第14~17話の時代設定は、1183~1184年です。
- 北条義時に息子(のちの泰時)が生まれる
- 木曽義仲が倶利伽羅峠の戦いで勝つ
- 源頼朝が、鎌倉に公文所を設置
- 木曽義仲が、源範頼・義経に討たれる
- 一ノ谷の戦い
など、盛りだくさんあった頃です。
第14~17話の主な登場人物の年齢は、以下です。
北条義時 20~21歳
北条政子 26~27歳
北条時政 45~46歳
源頼朝 36~37歳
木曽義仲 28~29歳
木曽義高 11~12歳
大姫 5~6歳
源範頼 34~35歳
大江広元 36~37歳
安達盛長 49~50歳
梶原景時 44~45歳
一番気になるのは、大姫(難波ありさ)が5歳で、木曽義高(市川染五郎)が11歳であること。
大姫が義高を大好きだったのは事実で、よく知られています。
泣いて両親の頼朝や政子に命乞いをしたろうとは思います。
しかし、ドラマのように懐刀で迫って、という感じではなかったでしょうね。
比企能員
【年齢設定】第25~29話(6/26~7/31)
第25~29話は、1198年の年末~1202年です。
- 源頼朝が、落馬して急死
- 源頼家が、18歳で二代目鎌倉殿に就任
- 十三人の合議制が始まる
- 梶原景時の変が起こる
- 源頼家が征夷大将軍に就任する
と、大河ドラマも後半に突入する辺りです。
北条義時 35~39歳
北条政子 41~45歳
北条時政 60~64歳
- 北条泰時 15~19歳
源頼朝 51歳(死亡)
- 源頼家 16~20歳
源実朝 6~10歳
- 阿野全成 45~49歳
- 三浦義村 30~34歳
大江広元 50~54歳
安達盛長 63~67歳
梶原景時 58~59歳(死亡)
- 仁田忠常 31~35歳
【年齢設定】第30~32話(8/7~8/21)
第30~32話は、1202~1203年です。
- 源頼家が征夷大将軍になる
- 比企の乱が起こる
- 源実朝が征夷大将軍になる
という、政変が続いた頃でした。
北条義時が、どんどん腹黒くなっていく頃です。
北条義時 39~40歳
北条政子 45~46歳
北条時政 64~65歳
- 北条泰時 19~20歳
- 源頼家 20~21歳
源実朝 10~11歳
- 阿野全成 49~50歳(死亡)
- 三浦義村 34~35歳
大江広元 54~55歳
安達盛長 67~68歳
- 仁田忠常 31~35歳(死亡)
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鎌倉殿の13人の年齢設定まとめ
- 北条義時は、1163年生まれなので第1話の時は、13歳
- 初登場時点で、年齢的に特に違和感のあるキャスティングは
北条義時(小栗旬) 13歳
三浦義村(山本耕史) 8歳
仁田忠常(高岸宏行) 12歳
木曽義高(市川染五郎) 10歳
大姫(難波ありさ) 5歳