2022年前期の朝ドラ『ちむどんどん』の序盤は、沖縄が舞台。
山原村の人々が登場しますが、善一さんといつも一緒にいる男性はまもるちゃん。
しかし、まったくしゃべりません。
「まもるちゃんは、何者なの?」
「まもるちゃんは、なぜ話さないの?」
と気になりますよね。
この記事では、
- まもるちゃんは、一体何者?
- なぜしゃべらないの?
- 名前の由来は、宮古島まもる?
- 演じてるキャストは誰?
について、解説と考察をまとめました。
【ちむどんどん】まもるちゃんが話さないのはなぜ?正体はキジムナー?
まもるちゃんは何者?
朝ドラ『ちむどんどん』の山原村の村人として登場する「まもるちゃん」。
少し変わった感じの人物です。
だいたいいつも善一さんと一緒
全くしゃべらない
年齢不詳
苗字も不明
いつもTシャツにオーバーオール
『ちむどんどん 公式ガイドブック Part1』には、まもるちゃんについて次のように説明されています。
地域の役員である前田善一の手伝いなどをしている。
暢子たちが暮らす村の共同売店でも働く。
無口な性格で、村の景色に溶け込んでいる。
引用元:「ちむどんどん」公式ガイドブック Part1
主要キャラではないため、解説も少しだけ。
定職についているわけでは無さそうですが、お金や生活に困って切羽詰まってる感じはありません。
村に家族がいるというわけでもなさそう。
まもるちゃんは何者かと聞かれると、「山原村の村人」くらいにしか答えようがないかもしれません。
まもるちゃんはなぜ話さない?いつ話す?
一番気になるのは、まもるちゃんが全く話さないこと。
しかし、まもるちゃんはいつも誰かの側にいますよね。
善一さんと一緒に村を回ったり、共同売店で村の人たちと一緒にいたり。
暢子たちの運動会にも来ていました。
誰とも話しませんが、人間嫌いというわけではなさそうです。
「声が出ない病気なの?」と思うくらい、話しませんが理由についてはわかりません。
しかも、演じている松原正隆さんにも、こまかい設定は明かされていないようなのです。
さん、でも、くん、でもなく、ちゃん。“まもるちゃん”
子どもから大人まで、村中の人からそう呼ばれる年齢不詳のおじさん。
しかもしゃべらない。台本をもらった僕は頭を抱えます。
役名に“ちゃん”がついてる。どうしたものかと……。
そんな折、大きなヒントとなるプレゼントが届きます。それは“衣装”。
このすてきな帽子が、シャツ、ズボン、はたまた手拭いが、ばっちり似合うよう、頑張ります。
引用元:「ちむどんどん」公式ガイドブック Part1
キャストも「衣装」から感じる人柄を手掛かりに、まもるちゃんを演じているようです。
暢子が上京するのは第4週なので、沖縄編も5月のGWくらいで終わります。
まもるちゃんは、それまでに1回くらい話すのか気になりますよね。
演じている松原さんのコメントからして、「まもるちゃんは、一度も話さない」のではないかと思います。
ある日突然話し出したら、それはそれで驚きますね!
まもるちゃんも戦争体験者でしょうから、いろいろとつらく悲しいことがあったろうと思います。
まもるちゃんが話さないのは、もしかすると戦争が関係しているのかもしれませんね。
まもるちゃんの正体はキジムナー?
【#沖縄 の紙芝居で #ちむどんどん 】#キジムナーにあったサンラー 。#キジムナー は沖縄で古くから伝わる精霊で、ガジュマルの木に住み赤髪で背丈は人間の子供程度だと言われています。
— 【公式】「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト (@chimudontsurumi) April 19, 2022
キジムナーと仲良くなるといい事があると言われ、本物語はキジムナーと出会った主人公の話です pic.twitter.com/yrybCTLDZa
SNSを見ていると、「まもるちゃんは、キジムナーではないか?」と考えている人が結構います。
ちょっと笑ってしまいますが、確かにそれくらい、まもるちゃんは浮世離れした感がありますね。
キジムナーとは、沖縄に言い伝えられている精霊ですね。
たぶん水木しげるさんだと「妖怪」って言いそうですが…。
- 体が真っ赤な子供
- 髪が赤い子供
- 顔が赤い子供
など、言い伝えでは「見た目が赤い子供」と伝わっているところが多いです。
その他の特徴としては、以下の点があります。
- ガジュマルの木に棲んでいる
- 怖がる人はあまりいない
- 飛び跳ねるように歩く
- 男女の性別があり、大人になると結婚して家族をもつ
- 魚の目玉が好物
- 海に潜って魚を獲るのが得意
- 水面を駆け回れる
キジムナーと仲良くなると、お金持ちになれるとも言われていて、ちょっと座敷童っぽいところがあります。
しかし、キジムナーの住む古木を切ったりすると、家畜を全滅させられたり、船を沈めて溺死させたりも。
怖い一面も持ち合わせているのです。
まもるちゃんは、人と一緒にいるけど口を利かない不思議なキャラクター。
浮世離れしたところが「人間というより精霊っぽい」と感じる人もいるのでしょう。
名前は宮古島まもるが元ネタ?
来間大橋近くの交差点でお勤め中の宮古島まもる君♪ 宮古島のあちらこちらで島の交通安全を見守ってくれています #宮古島 pic.twitter.com/kr22ZCpuYB
— オリオンビール[公式] (@orionbeer_info) April 10, 2022
ブログ主としては、「山原村のまもるちゃんの名前は、宮古島まもるが元ネタ?」と考察しました。
宮古島に行ったことがある人は、たぶん観たことがあると思うんですよね。
カカシみたいにあちこちに立って、宮古島をまもっているのです。
もちろん話しません。
しかし、「いつもどこかで見かける」んですよね。
そして、寡黙に島を守っているのです。
山原村のまもるちゃんも、静かに村人たちを見守っているのかもしれません。
博多大吉の「スナフキン」説(4/27追記)
「そのうち」なんて当てにならないな。いまがその時さ
— CBDでワンランク上の美容&健康ライフECS正規代理店 (@yuripon1225) April 26, 2022
by スナフキン pic.twitter.com/KB1ROLYxjz
4/27(水)の放送回の後に「あさイチ」で、まもるちゃんが話題になりました。
博多大吉さんは、「彼のことはスナフキンだと思ってる」と発言。
スナフキンは、『ムーミン』に登場するキャラクターですね。
風来坊というか、よく旅に出る、ムーミンの友達です。
スナフキンというのは英語で、「嗅ぎタバコ」という意味です。
スウェーデン語の原作では、スヌス・ムムリクという名前なのです。
やはりスウェーデン語で「嗅ぎタバコ」という意味。
確かに、スナフキンはタバコ吸ってますもんね。
ちなみに華丸さんは、まもるちゃんを「妖精?」と言ってました。
まもるちゃんのキャストは松原正隆
『ちむどんどん』でまもるちゃんを演じているのは、松原正隆さんです。
氏名:松原正隆(まつばら・まさたか)
生年月日:1968年7月12日
年齢:53歳(2022年4月現在)
出身地:福岡県
身長:178cm
体重:73kg
趣味:ギター、ボクシング
松原正隆さんは、NHKだと大河ドラマに何度も出演されています。
- 2007年『風林火山』望月新六役
- 2009年『天地人』池上彦五郎役
- 2010年『龍馬伝』住谷虎之介役
- 2014年『軍師官兵衛』佐久間盛政役
- 2015年『花燃ゆ』中川宇右衛門役
- 2021年『青天を衝け』伊之吉役
民放だと『ハケンの品格』とか『クライマーズ・ハイ』とかに出演されてますよ。
時代劇に多く出ていると、まもるちゃんの役はつかみどころがなくて困ったでしょうね!
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来週のネタバレあらすじを最終回まで!解説・考察記事の一覧も!
【ちむどんどん】まもるちゃんは何者まとめ
- まもるちゃんは、山原村の村人
- まもるちゃんは、人嫌いではなさそうだが全く口を利かない不思議な人物
- 視聴者から「キジムナーではないか」と言われるほど浮世離れしている
- まもるちゃんを演じているのは松原正隆