細田守映画『竜とそばかすの姫』タイトル画像

細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』では、普通の高校生・鈴がUでは大人気シンガーのベルとして活躍します。

素性を隠していたにも関わらず、映画終盤では幼なじみのしのぶも合唱隊メンバーも、ベル=鈴だと気づいていました。

「なぜ、しのぶや合唱隊は、ベルが鈴だと気づいたの?」

と不思議ですよね。

この記事では、

しのぶと合唱隊が、ベルの正体に気づいた5つの理由

について、考察をまとめています。

【竜とそばかすの姫】なぜしのぶと合唱隊にベルの正体がバレた?

しのぶや合唱隊メンバーは、ベルの正体は鈴だと気づいていました。

駅で会った時、しのぶは鈴に「鈴、ベルだろ」とズバリ言ってましたね。

合唱隊メンバーも、Uで大勢のAsに囲まれたベルを見て、助けるか迷います。

「今、鈴のところに行ったら、実は知ってたってバレちゃう」と言ってました。

なぜ、ベルの正体が鈴だと気づいたのでしょう?

4つの理由を考察しました。

【理由1】ベルの声が同じだから

ベルの正体がバレたのは、5つの理由を総合的して「ベル=鈴」と分かったのだと思います。

まず最大の原因は、声の可能性が高そうです。

人の声って、実はかなり特徴があって、割と気づかれやすいのです。

ベルは、Uの新しいディーバとして注目されていました。

けれど、鈴は人前では歌ったことがないはず。

しのぶも合唱隊も、鈴の歌声は聴いたことがなかったと思います。

ただ、ベルはUで歌っていただけではありません。

コンサートに竜が乱入した時も、ヒロちゃんと地声で会話したりしてました。

なので、歌っていない時のベルの声などから、「鈴の声だ」とバレた可能性があります。

ひとつ実例を挙げます。

知り合いが、顔は出さずに有名なTV番組の相談コーナーに出演しました。

声はボイスチェンジャーをかけず、本人の声で放送されました。

すると、放送日当日、番組を見た知人たちから「今日TVに出てたでしょう?」と何本も電話がきたそう。

顔や姿を隠しても、声であっさり身バレしてしまうんですね。

【理由2】ベルが日本人だから

ベルが日本語で歌っていた、というのも結構大きかったと思います。

アカウント総数50億のUの中で、日本人は1億未満のはず。

それだけでも、ベルの正体がかなり絞り込まれたことになります。

【理由3】ベルのそばかす

Uのボディシェアリングでは、本人の特徴がAsにも反映されます。

ベルの顔はルカちゃんそっくりでしたが、そばかすが印象的ですよね。

「そばかすのある日本人の女の子で、歌が上手い」というところまで絞り込めたことになります。

【理由4】鈴の名前を英語にしたらベルだから

アカウント名のベルは、日本語にすると「鈴」「鐘」という意味です。

そばかすのある日本人の女の子で、鈴と声がそっくりで、名前も英語にしたら同じ。

ここまでくると、しのぶや合唱隊も「ベルの正体って、鈴なんじゃない?」と思ったのではないでしょうか。

【理由5】いつも見守ってたから

しのぶも合唱隊メンバーも、いつも鈴を見守っていました。

そのため、ベルの声が鈴と分かったでしょうし、鈴の変化にも気づきやすかったろうと思います。

映画の最初の方で、鈴は「なぜ私はひとりぼっちなのか」と言っていました。

でも、気づいてないだけで、いつも周りの人に見守られていたんですね。

そして最後には、鈴が恵や知くんを守る存在になりました。

鈴が大きく成長した青春映画と言えそうです。

スポンサーリンク

【竜とそばかすの姫】解説・考察記事の一覧

スポンサーリンク

細田守監督の作品を無料で観る方法は?

アニメ映画『時をかける少女』を観て、細田守監督の他の作品を観たくなった人もいそうです。

2022年7月1日現在、細田守監督の作品を最もお得に観られるのはHuluです!

5本の作品が、見放題で配信中です。

見放題配信中
  1. 『時をかける少女』2006年
  2. 『サマーウォーズ』2009年
  3. 『おおかみこどもの雨と雪』2012年
  4. 『バケモノの子』2015年
  5. 『未来のミライ』2018年

『竜とそばかすの姫』+スペシャル映像は、550円の有料で視聴できます。

サービス名月額料金無料期間特徴
Hulu1026円2週間日テレ系

\2週間無料/

※当記事の情報は、2022年7月1日現在です。
最新情報は、公式HPからご確認ください。

スポンサーリンク

【竜とそばかすの姫】しのぶにベルの正体がバレた理由まとめ

まとめ

しのぶや合唱隊は、5つの理由を総合してベル=すずと気づいた
(1)ベルの声が、すずの声だったから
(2)ベルが日本人だから
(3)ベルのそばかす
(4)ベルは日本語で「鈴」の意味だから
(5)いつも見守っていたから気づけた

スポンサーリンク
スポンサーリンク