細田守映画『竜とそばかすの姫』タイトル画像

細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』では、高知の高校生のすずが、仮想世界Uで歌姫ベルとなり、世界的有名人になります。

「自分のために歌ってくれてるみたいに感じる」とくらい、人を惹きつける歌声。

劇場の大スクリーン・大音量で聞くと、胸が震えるくらい素晴らしい歌声ですよね。

しかし、すずはリアルの世界では歌うことができません。

「なぜ、すずは普通に歌えないの?」

「どうして、Uではすずは歌えるの?」

と思った人も多いでしょう。

この記事では、

  • すずが、リアルでは歌えないのはなぜ?
  • すずが、Uでは歌えるのはなぜ?

について、解説します。

【竜とそばかすの姫】すずが歌えなくなった理由は母親のトラウマ!

https://twitter.com/studio_chizu/status/1398564771297853442

すずは心因性発声障害?

すずは、人前で歌おうとすると声が上手く出ません。

カラオケボックスで、クラスメイトに歌を勧められて、逃げ出していましたね。

橋の上で歌った時は、息があがり音程が不安定で、嘔吐までしました。

人前で歌おうとすると、ちょっとしたパニック状態になり、強く緊張してしまうようです。

「心因性発声障害」とか、ジストニアの一種である「けいれん性発声障害」とかを患っている可能性がありそうだと思いました。

すずはなぜ人前で歌えない?

すずが歌えなくなった理由は何でしょうか?

スタジオ地図の公式アカウントでは「母の死をきっかけに歌えなくなった」とあります。

劇中では、幼いすずと母親の思い出がいくつか描かれていました。

すずは、母親のスマホの鍵盤アプリを使って、一緒に音楽を楽しんでいましたね。

母親は、すずに歌や歌うことの楽しさを教えてくれた人。

そのため、すずの中で、歌と母親は心理的にダイレクトにつながっているのでしょう。

すずの母親は、名前も知らない女の子を助けに行き、死にました。

「行かないで」とすがるすずを、そっちのけでしたね。

母親の死は、すずの心の大きな傷になっています。

小学校で泣いてばかりで、クラスメイトが怖がって近寄れなかったと言ってました。

歌おうとすると、母親を思い出すのかもしれません。

心理的にストップがかかって、歌えないのではないかと思います。

スポンサーリンク

【竜とそばかすの姫】すずがUで歌えるのはなぜ?

https://twitter.com/studio_chizu/status/1400014323045396483

すずは、リアルの世界では歌うことができません。

けれど、インターネットの世界Uでベルになると、スムーズに歌えます。

すずは、なぜUでベルになると歌えるのでしょうか?

Uで歌える理由

Uでは、ボディシェアリングをしているから

「ボディシェアリングは、その人の隠された能力を無理やり引っ張り出す」からなのです。

すずは、子どもの頃から歌が好きでした。

Uのボディシェアリングで、すずの潜在的な歌唱能力が引き出されて、Uではのびのびと歌えるんですね。

Uの売り文句は「Uならやり直せる。さあもう一人のあなたを生きよう。さあ新しい人生を始めよう」です。

自分でも気づかない能力を引き出してくれるのなら、確かにUなら違う人生を生きられそうですね。

スポンサーリンク

【竜とそばかすの姫】解説・考察記事の一覧

スポンサーリンク

細田守監督の作品を無料で観る方法は?

アニメ映画『時をかける少女』を観て、細田守監督の他の作品を観たくなった人もいそうです。

2022年7月1日現在、細田守監督の作品を最もお得に観られるのはHuluです!

5本の作品が、見放題で配信中です。

見放題配信中
  1. 『時をかける少女』2006年
  2. 『サマーウォーズ』2009年
  3. 『おおかみこどもの雨と雪』2012年
  4. 『バケモノの子』2015年
  5. 『未来のミライ』2018年

『竜とそばかすの姫』+スペシャル映像は、550円の有料で視聴できます。

サービス名月額料金無料期間特徴
Hulu1026円2週間日テレ系

\2週間無料/

※当記事の情報は、2022年7月1日現在です。
最新情報は、公式HPからご確認ください。

スポンサーリンク

【竜とそばかすの姫】すずがUで歌える理由まとめ

  • すずが、Uでは歌えるのはボディシェアリングが、歌の能力を引き出してくれるから
  • すずが、歌を歌えなくなったのは、歌と母親が心理的につながっているためと推測できる
  • すずは、「心因性発声障害」や「けいれん性発声障害」などを患っている可能性がある
スポンサーリンク
スポンサーリンク