大河ドラマ『鎌倉殿の13人』のタイトル画像

2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の第15話は、義時が上総広常に頼みごとをするところで終わりました。

この記事では、『鎌倉殿の13人』の

  • 第15回のネタバレあらすじ
  • 見どころ解説
  • ドラマの感想

を、源平マニアのブログ主がまとめました。

ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください

1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。

【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!

この記事は、主に公式ガイドブックを資料にまとめました。

  \裏話が満載/


【鎌倉殿の13人】前回の振り返り・今回の要点

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1465928652017778704

前回のプチ振り返り

前回の内容を簡単に振り返ってみましょう

第14話プチ振り返り
  • 木曽義仲勢が、京で乱暴狼藉を働く
  • 頼朝軍が上洛のため、出陣
  • 反頼朝派の坂東武者が、集まる

まだ平家を倒していないうちから、反頼朝派の御家人たちが集まるという事態になりましたね。

第15話の要点

今回の要点をまとめました。

要点
  • 三浦勢の謀反が失敗に終わる

  • 頼朝と大江広元が、上総広常を陥れる

  • 上総広常が、殺される

くわしいあらすじは、次章をご覧ください。

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【鎌倉殿の13人】第15回ネタバレあらすじ(4/17)

https://twitter.com/nhk_kamakura13/status/1468795042001297412

義仲が墓穴を掘る

1183年、義経の軍は近江まで進軍してきました。

木曽義仲としては、源氏同士で戦いたくありません。

「法皇様の御身がこちらにあるかぎり、あちらは手出しできまい」

と考えて、後白河法皇の身柄を拘束し、京に立てこもります。

三浦勢が謀反を企てる

三浦義澄の館には、反頼朝派の御家人たちが集まり、議論を重ねていました。

鍵を握るのは、嫡男の万寿

文覚「足固めの儀式を行うのじゃ」と妙案を出します。

万寿が初めて歩いたことを祝う儀式を催し、警戒が降るんだ隙に万寿の身柄を押さえることに。

頼朝を御所から追い出す切り札にしようと考えたのです。

梶原景時は、頼朝に罠だと知らせようとします。

しかし、梶原景時が密告すると察知していた和田義盛らに、捕らえられたのでした。

万寿の儀式は、鶴岡八幡宮にて催されることになりました。

謀反の当日

儀式の当日には、三浦義澄の館に御家人たちが集結。

三浦義澄や義村は、坂東から平家を一掃した頼朝に恩義を感じて、気乗りしません

義時は、万寿の儀式と同じ日に、三浦勢が大がかりな鹿狩りをすると知ります。

嫌な予感がした義時は、範頼や比企能員、大江広元、安達盛長らに意見を聞きます。

そして、義時は鶴岡八幡宮に異変がないか確かめに行きました。

比企能員は、三浦の動きにおかしなところがないか、三浦館に行って探ることに。

比企能員が三浦館に行くと、人々は武装してものものしい雰囲気に。

能員が引き返そうとすると、引き止められます。

千葉常胤は、「義高を担いで、義仲と和睦する。坂東は安泰じゃ」と言います。

比企能員は寝返って、「三浦に謀反はない」と伝えるため、御所に戻ることに。

そんな能員に、上総広常は「鹿狩りは、上総広常が仕切るから案ずるな」と義時への伝言を頼みます。

一方の義時は、文覚の言動は怪しいとにらみます。

さらに、病気を口実に三浦勢から抜けた土肥実平から、謀反の企てがあると知らされるのです。

大江広元は、頼朝に「三浦勢は万寿を奪って、鎌倉殿に降伏を迫るつもりでは」と見抜きます。

頼朝は憤り、安達盛長を八幡宮へ向かわせます。

北条義時と大江広元は、

  • 三浦勢を説得するため
  • 戦を回避するため

に、上総広常を見込んで、あえて三浦勢についてもらったのでした。

義時が、三浦勢を説得

鶴岡八幡宮で、万寿の儀式が催されました。

そこへ突然、和田義盛や畠山重忠などの武装集団が現れます。

北条義時や安達盛長も駆けつけて、一触即発の状態に。

義時は、

  • 三浦勢も頼朝勢も、平家を倒したい志は同じ
  • 坂東武者が一丸となるには、強い指導者が必要

として、頼朝の必要性を懸命に説きます。

和田義盛と畠山重忠は納得し、刀を収めたのでした。

義時が三浦館に向かうと、千葉常胤は企てがとん挫したために、自害を覚悟していました。

義時は「鎌倉殿は、兵をすべて引けば許すと仰せです」と諭します。

上総広常は「そうと決まったら、解散だ!」と陽気に笑い、場を丸く収めたのでした。

その夜、頼朝は上総広常を招いて、労をねぎらいました。

「上総広常を敵方の懐に入れて、説得してもらう」という大江広元の筋書きに、広常は見事にこたえてくれたからです。

酔った広常は「御家人なんざ使い捨ての駒だ。お前は己の道を行け」と頼朝に豪語するのでした。

頼朝と大江広元が、上総広常を陥れる

翌朝、義時は頼朝に

  • 御家人たちに寛大な裁きをしてほしい
  • 所領が増えるなどの褒美があれば、積極的に兵を出すはず

と進言します。

頼朝は承諾しますが、大江広元は「おとがめなしでは、示しがつかない」と主張。

広元は「誰か一人を見せしめにして、罪を負わせては」と、上総広常の名を挙げます。

義時は驚き、強硬に反対。

しかし、頼朝は「最も頼りになる者は、最も恐ろしい」と言います。

広元と頼朝は、坂東で最も力をもつ上総広常を、はじめから陥れるつもりだったのです。

頼朝は「上総介は、御家人は使い捨ての駒と言った。あいつも本望だろう」と冷淡です。

義時は、初めて頼朝を怖ろしいと感じるのでした。

上総広常を斬る役割は、密偵をしくじった梶原景時が命じられます。

上総広常が殺される

翌朝、御所に集まった御家人たちは、それぞれ楽し気に談笑していました。

梶原景時は、上総広常を双六に誘います。

そして突然、広常に斬りつけたのでした。

「御所に攻め入り、鎌倉殿を亡き者にせんと企んだ。その咎によって成敗いたす」

広常は「謀りやがったな」と悔しがるも、瀕死。

義時が半泣きで駆け寄ろうとすると、頼朝は「来ればお前も斬る」と言い放ちます。

頼朝は、御家人たちに「わしに逆らう者は、何人も許さぬ。肝に銘じよ」と怒鳴ったのでした。

義時に嫡男が誕生

同年の1183年、義時に嫡男が誕生します。

のちの北条泰時ですね。

義時は、八重の手を握ってねぎらい、赤ん坊をそっと抱きしめるのでした。

<第16回あらすじ第14回あらすじ>

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【鎌倉殿の13人】第15話の見どころ解説

第15話のみどころ

第15話の見どころは

第15話の見どころ
  • 頼朝の恐ろしさ

ではないでしょうか。

ドラマでは、「頼朝と大江広元が、上総広常を陥れた」というストーリーになっています。

上総広常が殺されたのは、「もっとも頼りになる者は、もっとも恐ろしい」という理由からでした。

上総広常は坂東一の武力をもっていたため、いずれ頼朝を脅かすことになるのではないかと恐れたのです。

『鎌倉殿の13人』の頼朝は、お茶目なところが目立つので、恐ろしさが際だつ感じですね。

さらには、三浦義澄が義時に「お前、最近鎌倉殿に似てきたぞ」と言っていました。

これは後半への伏線ですね。

今回は、上総広常の死に涙を流していましたが、いずれ涙を流さなくなるのではないでしょうか。

そこらへんも「変わっていく義時」の過程として見どころだったと思います。

どこまで史実?

上総広常に関しては、事実と演出が入り混じっているので、整理しましょう。

史実では

上総広常の死(史実)
  • 頼朝は、上総広常が謀反を企てたと思った
  • 梶原景時に命じて、上総広常を斬らせた
  • 上総広常の所領を、千葉や三浦に分配した
  • その後、広常の鎧から頼朝の武運を祈る文書が発見された
  • 上総広常に謀反の意思がなかったと判明
  • 頼朝は広常殺害を後悔し、一族を赦免した

という流れです。

ドラマでは、謀反の気配もないのに上総広常は殺されました。

頼朝と大江広元の計算高さと、恐ろしさが強調されていましたね。

伊豆時代の頼朝は、一人では何もできない流罪人でした。

1183年頃には、源氏の棟梁らしくなってきたよという演出かもしれませんね。

上総広常については演出ですが、実際に頼朝は「結構、血も涙もないな」と思う、冷酷な采配をすることがありました。

なので、ドラマの頼朝が100%演出かと言われると、そうでもないのです。

史実では、謀反の意思があるかどうか、よく確認もせずに上総広常を討っていますね。

「ちゃんと本当かどうかよく確認しない」という頼朝の性格は、「密告屋」の梶原景時に付け込まれてしまうのです。

梶原景時のタレコミ屋ぶりは、今後もドラマで何度も出てくるでしょうから、お楽しみに!

<第16回あらすじ第14回あらすじ>


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【鎌倉殿の13人】15話ネタバレあらすじと感想まとめ

まとめ
  • 木曽義仲が、後白河法皇を拘束して、京に立てこもる
  • 三浦勢の謀反が失敗する
  • 頼朝と大江広元が、上総広常を陥れる
  • 上総広常が、殺される
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