アニメ映画『時をかける少女』では、ラストに1回増えた分で真琴がタイムリープし、7月13日に戻ります。
そして、千昭にタイムリープを知っていることを打ち明けます。
真琴が黙っていれば、千昭は絵を観てから未来に帰れたかもしれませんよね。
「なぜ、真琴は最後にわざわざ千昭に打ち明けたの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
この記事では、
真琴は、なぜ最後に千昭の正体を知ってると告白した?
について、考察をまとめています。
\原作は魔女おばさんが主人公/
【時をかける少女】真琴は最後になぜ千昭の正体を知ってると告白した?
真琴が最後にわざわざ打ち明けた理由は?
真琴は、ラストで「千昭が全部話してくれたよ。千昭の住む時代のこととか」と千昭に打ち明けます。
過去の住民がタイムリープを知ってしまうと、「もう会ってはいけない」というペナルティがあります。
真琴が黙っていれば、ペナルティも受けずに済んだかもしれません。
何より、千昭は絵を観てから未来に帰れたかもしれません。
真琴は、千昭がどうしても絵を観たかったことを知っています。
なぜ、真琴はわざわざ「千昭が全部話してくれた」と打ち明けたのでしょう?
理由は、「千昭が、確実に未来に帰れることを最優先したから」ではないでしょうか。
なぜ真琴は急いで千昭を帰らせた?
では、なぜ真琴は、千昭が未来に帰ることを最優先したのでしょう?
真琴は、千昭が絵を観るために過去に来たことを知っていました。
観てからでも良かったですよね?
千昭は、「白梅ニ椿菊図」という絵に、とても思い入れがありました。
どれだけ遠くにあっても、どれだけ危険でも見たかった絵なんだ。
どうしても、自分の目で一度見て観たかったんですね。
一方で、次のようにも言っています。
でももう意味ないけどな 何もかも。
帰れなくなった。
俺のいた時代に戻れなくなった。
もし絵を観られたとしても、未来に戻れなければ意味をなさなかったようなのです。
つまり、千昭にとっては絵を観ることよりも、未来に帰ることの方が重要だったと言えます。
けれど、功介が死に、真琴が罪悪感で泣き叫ぶという事態になってしまいます。
千昭は、友達を助けることを優先しました。
結果的に、千昭にとっての優先順位は、
- 友達の命
- 未来に帰ること
- 絵を観ること
だったと言えそうです。
真琴は、「どうすんのよ?何で使っちゃうのよ?使い時ってもんがあるでしょ!」と千昭を責めました。
けれど、どうでもいいことでタイムリープを使い果たしたのは、真琴の方です。
魔女おばさんは、真琴に忠告していました。
真琴がいい目を見てる分、悪い目を見てる人がいるんじゃないの?
真琴は、寝坊のごまかしや、食べ放題やカラオケの延長に、タイムリープを使いました。
その大きなツケを払ったのは、一番親しい功介や千昭だったのです。
一度死んだ功介と果穂は、千昭が助けてくれました。
真琴は、何とかして千昭を未来に帰してあげたかったのでしょう。
「あたしが何とかする」は真琴の口癖ですしね。
千昭を確実に未来に帰すためには、7月13日に戻って「今すぐ未来に帰った方がいい」と告げるのが一番です。
そのため、わざわざ打ち明けたのだと思います。
「こういうことが起きたから、帰れるうちに帰った方がいい」と説得したのでしょう。
「白梅ニ椿菊図」が観られるようになるまで、もうしばらく時間がかかりました。
絵を待つ間のリスクは、それなりにあります。
それまでに何か起きて、またタイムリープを使い果たしてしまうかもしれません。
未来に帰れないという最悪の事態を避けるには、7月13日に戻って、千昭を説得するのが最善だと真琴は考えたのでしょう。
千昭が、真琴が何とか守った絵を、未来で観られるといいですね。
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【時をかける少女】真琴の最後まとめ
- 真琴が、わざわざタイムリープを知ってると千昭に打ち明けた理由は、千昭が確実に未来に帰れることを最優先したから
- 千昭にとって、絵を観ることは重要だったが、未来に帰ることはもっと大切だったから