映画『ファンタスティックビースト』シリーズのタイトル画像

人気シリーズ1作目の『ファンタスティックビースト魔法使いの旅』では、ラストでどんでん返しがあります。

「ニュートは、いつからグレイブス長官がグリンデルバルドと気づいてた?」

と不思議に思った人も多そうです。

結論を先に言うと「ニュートは、初対面の時から疑っていた」のでした。

この記事では、

  • ニュートは、なぜ初対面の時から、グレイブスが怪しいと気づいたのか?
  • ニュートが勘づいてから、変身の魔法を解くまでの流れ

について、分かりやすく解説します!

【ファンタスティックビースト魔法使いの旅】グレイブスを怪しんで変身を解くまでを解説!

映画では、ラストで魔法議会のグレイブス長官が、実はグリンデルバルドだったことが分かります。

ニュートが、捕まえたグレイブス長官に「リベリオ(現れよ)」の魔法をかけると、グリンデルバルドになりました。

観ていて、「ニュートは、いつから気づいてたの?」と思った人も多いでしょう。

ニュートは、グレイブス長官に初めて会った時から疑っていました

ニュートは取り調べ時点でグレイブスを怪しんでいた

ニュートとグレイブス長官が初めて会ったのは、魔法議会での取り調べの時です。

アメリカ上院議員の選挙候補だったヘンリー・ショーが、演説中に死亡します。

クリーデンスのオブスキュラスに襲われたんですね。

しかし、魔法議会は魔法動物の仕業だと疑います。

ヘンリー・ショーの遺体の様子を見たニュートは、「オブスキュラスだ」とすぐ見抜きました。

すると、「オブスキュラス」という言葉に反応したグレイブスが、画面に映し出されます。

ピッカリー議長は「アメリカには、オブスキュラスを生む者は、200年存在しない」と却下。

グレイブスは直ちに魔法で、ニュートら3人を拘束したのでした。

グレイブスは、取り調べでニュートの経歴を見て、

ダンブルドアのお気に入りの生徒だったことに気づきます。

グリンデルバルドからすると、ダンブルドアは宿敵であり邪魔者。

オブリキュラスに詳しいダンブルドアの生徒は、いずれ邪魔になると思い至ります。

グレイブスは、

「魔法の存在を知らしめ、人間界との戦争をあおるため」

「大義のためなら虐殺も辞さず」

など、自分の策略をむしろニュートに押し付けます。

ニュートは「僕はグリンデルバルドの信奉者じゃない」と否定。

グリンデルバルドは、ニュートが味方になりそうにないことをはっきりと認識します。

グレイブスは、ニュートのトランクから押収したオブリキュラスを出しました。

ニュートは「研究のために持ち帰った。外では生きられないから害はない」と説明します。

するとグレイブスは「役立たずか」と、うっかり尻尾を出してしまったのです。

没収して、利用しようと考えていたのでしょう。

違和感を覚えたニュートは

「役立たず?なぜそんな…。少女に宿り命を奪ったんです。何に利用すると?」

とすぐ訊き返します。

内心慌てたグレイブスは、立ち上がってしまうんですよね。

そして「とぼけるな。死刑に処す。すぐ執行しろ」と、取り調べを打ち切ったのでした。

自由の国アメリカなのに、ろくに裁判もせず、長官の権限だけで処刑するというのも、おかしな話です。

いつも動物を注意深く観察しているニュートは、グレイブスの奇妙さにすぐ勘づいたのでしょう。

初対面の時点で、ニュートは「グレイブスは怪しい」と気づいていたのでした。

情報屋ナーラックにもグレイブスを質問

何とか処刑を免れたニュートとティナは、酒場で情報屋のナーラックと接触します。

ニュートのトランクから逃げ出した、オカミーを見つけるためでした。

ニュートは、木の枝のような相棒ピケットを譲る条件で、情報を得ます。

そして「マクーザのグレイブスの経歴は?」と追加で質問していました。

ニュートが、グレイブスを疑っていることがよく分かるシーンでしたね。

ニュートがグリンデルバルドと確信して魔法を解く

オカミーをティーポットに捕獲した後、ニュートたち4人は動物の世話をしながらひと息ついていました。

しかし、サンダーバードが危険を知らせ、様子を見に街へ出かけます。

すると、ニューヨークの街をオブリキュラスが暴走していたのでした。

ニュートが止めようと追いかけると、そこにいたのはグレイブス

「クリーデンス、君は生き延びた。これを内に抱えながら。奇跡だ!

 わたしと来い。一緒に偉業を成し遂げよう」

と、オブスキュラスに話しかけているグレイブスを見て、

ニュートは「グリンデルバルドだ」と確信したと思います。

オブリキュラスを利用しようとする魔法使いは、グリンデルバルドくらいのものです。

闇の魔法使いグリンデルバルドが失踪したことは、ニュースで大きく報じられていました。

ヨーロッパもアメリカも魔法界は、大問題がおきるのではないかとピリピリしていたのは、映画冒頭で出てきましたね。

ニュートは、グリンデルバルドがグレイブスに変身していることを見抜きます。

それで、グリンデルバルドを捕縛するとすぐに「リベリオ(現れよ)」と、変身の魔法を解いたのでした。

以上が、ニュートがグレイブスを怪しんで、グリンデルバルドに気づき、魔法を解くまでの流れでした!

グリンデルバルドは「どうやって変身したか」「いつグレイブスと入れ替わったのか」などについては、

別の記事にまとめたのでご参照ください。

グレイブスの目的や正体は?いつからグリンデルバルドだった?

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※本ページの情報は2022年3月28日時点の情報です。
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【ファンタスティックビースト魔法使いの旅】ニュートはいつグリンデルバルドにきづいたか・まとめ

まとめ
  • ニュートは、グレイブスと初対面の取り調べの時から、怪しいと勘づいていた

  • 気づいた理由は、ニュートが研究用に持ち帰ったオブリキュラスを、グレイブスが「役立たず」と言ったから

  • オブスキュラスに「一緒に偉業を成し遂げよう」と誘うグレイブスを見て、グリンデルバルドだと確信したと思われる

  • グリンデルバルドがグレイブスに変身していると見抜き、捕縛するとニュートはすぐに魔法を解いた

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