
シリーズ二作目『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』の最後で、グリンデルバルドはクリーデンスに、「ダンブルドアが兄で、お前を殺そうとしている」と告げました。
ダンブルドア一族の窮地を救いにやってくるという不死鳥も現れました。
この記事では、
クリーデンスは本当にダンブルドアの弟なのか?
- クリーデンスの母親は誰?
どうして不死鳥が現れたのか?
についてまとめています。
【記事の内容】★いつどこで出会ったの?★恋愛関係になったのは何故?★「「血の誓い」とは?★決別したのは何故?★恋愛シーンはどこ?
【記事の内容】★クイニーが闇落ちした理由は?★なぜノーマジと結婚できないの?★クイニーはグリンデルバルドのどこに魅力を感じた?★クイニーは今後どうなる?
【ファンタビ考察】クリーデンスの正体は?母親がダンブルドア家?
二作目『ファンタスティックビーストと黒い魔法使いの誕生』では、最後に驚きの展開がありましたね。
アルバス・ダンブルドアが、クリーデンスと血を分けた実の兄だと、グリンデルバルドが告知しました。
にわかには、信じられない人も多いのではないでしょうか。
クリーデンスの出生で分かっていること
クリーデンスの出生に関して、分かっていることをまず確認してみましょう。
生年月日:1901年(日付けは不明)
アメリカに向かう船の中で、リタ・レストレンジの弟とすり替えられる
リタの弟と間違えられたまま、アメリカに養子に出される
メアリー・ベアボーン(新セーレム救世軍のリーダー)の養子になる
養母メアリーに虐待されて、オブスキュリアルになってしまう
母親が魔女である可能性あり?
クリーデンスは、メアリー・ボーンの養子として、虐待されて育ちました。
一作目でメアリーは、クリーデンスの実母について「邪悪で異常な女」と言っています。
これは魔女と言っているように聞こえます。
メアリーは、レストレンジ家の息子を養子にしたつもりのはず。
レストレンジ家は、フランスの純血の魔法使い一族です。
もしメアリーが、「クリーデンスは純血の魔法使い一族」と知っていたら、父親についても何か言いそう。
でも母親についてしか、語っていません。
また、メアリーは、反魔法族団体のリーダー。
純血の魔法使いを、わざわざ養子するとは考えにくいです。
なので、クリーデンスの実母について、養子縁組後に何か知った可能性があります。
アメリカ行きの船に乗っていた女性が母親?
リタと半妖精のアーマ、乳児のコーヴァスは、アメリカ行きの船に乗っていました。
泣き止まないコーヴァスを、リタがよその赤ん坊(クリーデンス)とすり替えます。
クリーデンスを抱きかかえた女性が、母親なのでしょうか?
船は沈没し、沈んでいく赤ん坊を助けようとしたこの女性が、その後どうなったのかは不明。
ちなみに、ハリー・ポッターwikiでは、母親ではなく「クリーデンスのおば」とされていますが、やはり詳細は不明です。
ダンブルドア家の女性がクリーデンスの母親?
グリンデルバルドは、クリーデンスに
本当の名前は、アウレリウス・ダンブルドア
実の兄のアルバス・ダンブルドアが、殺そうとしている
ダンブルドア一族の窮地には不死鳥が現れる
と言います。
本当に、ダンブルドアが血の繋がった兄なのでしょうか?
ダンブルドアの両親ですが、
父親は、1890年頃にアズカバンで獄死
母親は、1899年に娘アリアナの魔力の暴発で死亡
しています。
クリーデンスは、1901年生まれです。
年齢的に、全然合わないんですね。
『ハリー・ポッター』シリーズを含め、ダンブルドア家の女性として分かっているのは、母親の他に
ダンブルドアの妹アリアナ
ダンブルドアのおばオノリア
の2名だけです。
妹アリアナは、不幸な事故で、1899年に14歳で亡くなっています。
オノリアは、父方・母方どちらのおばに当たるのか不明ですが、若い頃に婚約破棄して生涯独身でした。
仮に、オノリアがクリーデンスの母親だったとしても、「ダンブルドアが実の兄」とは言えないですよね。
なので、グリンデルバルドは、クリーデンスを利用するために、「ダンブルドアが実の兄」だと嘘をついたのではないかと、個人的に推測しています。
【ファンタビ考察】クリーデンスの正体が「ダンブルドアの弟」は嘘?
グリンデルバルドは、「ダンブルドアが実の兄」とクリーデンスに嘘をついたと、個人的に思います。
それは次の理由からです。
グリンデルバルドは「血の誓い」のために、ダンブルドアと戦えない
ダンブルドアと戦って勝てるのは、クリーデンスしかいない
クリーデンスは、まだ心を決めかねている状態だった
クリーデンスをダンブルドアと戦わせるには、十分な理由が必要
ダンブルドアと互角以上に戦えると思わせなければいけない
だから、「ダンブルドアが実の兄で、クリーデンスを滅ぼそうとしている」と嘘をついたのではないでしょうか。
ダンブルドアとグリンデルバルドの力は互角で、史上最強の魔法使いと言われています。
しかし、グリンデルバルドはダンブルドアと戦えません。
また、頼んでもダンブルドアと戦ってくれる人もいないと分かっています。
ダンブルドアや自分より強いパワーのある者なんて、そうそういませんよね。
しかしクリーデンスは、ニューヨークを半壊させるほどの力がありました。
しかも自分が誰なのかも分かっていない状態です。
どうしてもクリーデンスを利用したいですよね。
しかし一作目で、グリンデルバルドはクリーデンスを裏切っています。
クリーデンスに信頼されなければいけない
普通は頼んでも、偉大な魔法使いダンブルドアと戦う者はいない
だから、「自分の意思で(グリンデルバルドの元に)来ることが重要」なんですね。
また、二作目の最後に、オーストリアのヌルメンガード城で、クイニーがグリンデルバルドに忠告します。
「ご用心を。まだ心を決めかねてる。どうか優しく接してあげて」。
それでグリンデルバルドは、嘘をついたのではないかと思います。
また、ダンブルドアがニュートに、クリーデンスの保護を頼む場面がありました。
その時、ダンブルドアは、クリーデンスのことを「フランスの純血一族の最後の一人」と言っています。
ダンブルドアが、ニュートに嘘を言う理由は特にないはず。
後で嘘がバレたら、ニュートの信頼を失ってしまいますよね。
むしろ「弟だから助けたい。協力してほしい」と言った方が、もっと説得力が出ますよね。
グリンデルバルドには、クリーデンスを利用したい理由があった
ダンブルドアには、嘘をつく理由がなかった
という点から、やはりグリンデルバルトが嘘をついたと思います。
しかしそうすると、ダンブルドア家の窮地に現れる不死鳥の謎が残りますよね。
不死鳥については、次の章で説明します。
【ファンタビ考察】クリーデンスの正体と不死鳥の関係は?
個人的には、「ダンブルドアがクリーデンスの実の兄」というのは、嘘だと思います。
しかし、ダンブルドア一族の窮地を助けるという不死鳥が現れました。
クリーデンスが屋根裏で育てていたヒナが、不死鳥になりましたね。
これについては、3つの仮説を考察してみました。
【仮説1】ダンブルドアが不死鳥フォークスを送った?
仮説の一つ目は、「ダンブルドアが、自分の不死鳥フォークスを、クリーデンスのところに行かせた」というもの。
グリンデルバルドと直接戦えないものの、不死鳥フォークスにクリーデンスを守らせようとしたのではないか、と思いました。
不死鳥が、ダンブルドア一族以外を守るのかというと、守ります。
『ハリー・ポッターと秘密の部屋』では、ハリー・ポッターが不死鳥を呼びよせましたね。
トム・リドルとの闘いの最中に不死鳥が現れ、ハリーを助けてくれました。
ダンブルドアは、「君は誠の信頼を示してくれた。そうでなければ、フオークスは呼び寄せられまい」と説明しています。
『ファンタビ』の場合、クリーデンスが不死鳥を呼び寄せたとは思えません。
しかし、
ダンブルドア一族以外でも、不死鳥を呼び寄せられる
不死鳥は、ダンブルドア一族以外でも助けてくれる
という事実は、見落とせませんね。
なので、ダンブルドアが、クリーデンスを守らせるために、フォークスを行かせた可能性があると思いました。
【仮説2】「血の誓い」により、グリンデルバルドも不死鳥を呼びよせられた?
二つ目の仮説は、「『血の誓い』により、グリンデルバルドも不死鳥を呼び寄せられるようになった」というもの。
特別な関係になると、似た力をもつことがあります。
例えば、ハリー・ポッターは、ヴォルデモートの分霊箱でした。
そのため、ヴォルデモートの兄弟杖を使っていましたし、同じように蛇語を話せました。
まったく異なる思想を持ちながら、特別な関係になると、同じような力を持つんですね。
「血の誓い」も、互いの血を使った魔法であり、非常に特別なものです。
そのため、グリンデルバルドも、不死鳥を呼び寄せられるようになった可能性があります。
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【仮説3】不死鳥が現れたのは魔法?
三つ目の仮説は、「ヒナが不死鳥になったのは、魔法だった」というもの。
クリーデンスと話していた時、グリンデルバルドは杖を持っていませんでした。
なので
- クイニーがドアの陰から魔法をかけた
という可能性を考えました。
魔法で不死鳥の幻を見せるのは、そんなに難しくないかなと思います。
ダンブルドア一族ではないクリーデンスの元に、不死鳥が現れたのは、何らかの理由があるはずですが、個人的にはこの3つのうちのいずれではないかと推測しました。
三作目以降には、謎が解けると思いますが、楽しみですね!
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【ファンタビ】クリーデンスの正体や母親についての考察まとめ
一作目に引き続き、二作目でもクリーデンスの正体や、母親については謎が深まるばかりでした。
ダンブルドアが、クリーデンスの実兄というのは嘘
ダンブルドアの両親は、クリーデンスの誕生前に死んでいる
ダンブルドアのおばが母親だとしても、「実兄」とは言えない
不死鳥が現れたのは、3つの可能性(仮説)が考えられる
仮説1「ダンブルドアが、不死鳥フォークスをクリーデンスの元に行かせた」
仮説2:「『血の誓い』で、グリンデルバルドも不死鳥を呼び寄せられるようになった」
仮説3「魔法で、ヒナを不死鳥に変えた」
というのが、この記事のまとめです。
三作目では、クリーデンスの出生の秘密が分かるといいですね。