2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の前回は、和田一族が挙兵するところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の以下をまとめています。
- 第41回のネタバレあらすじ
- 見どころと「どこまで史実?」解説
- ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
\ついに完結編/
【鎌倉殿の13人】第41回ネタバレあらすじ(10/30)
和田義盛が挙兵に驚く
- 和田一族の挙兵の報せを受け、義時が「甘かった」と後悔する。
- 館に帰った和田義盛は、息子の義直が出陣したと知り驚愕する。
- 他の息子たちは、「いま北条を倒さなければ、必ず仕掛けてくる」と主張。
この戦、鎌倉殿に弓引くものではない。
それだけは肝に銘じておけ。
- 和田義盛は、三浦義村の本心を確認しに行く。
- 義村は「北条につく」と言って、八田たちと和田館を引き揚げる。
御所が戦場に
- 和田勢は、三手に別れて「大江広元の館」「義時の館」「御所」を襲撃。
- 義村が、和田情報を義時に伝える
われらは御所に行き、鎌倉殿をお守りする。
- 義時が御所へ行くと、広元と鉢合わせした。
- 広元は、重要文書を鶴岡八幡宮へ移そうとしていた。
- 実朝が「戦はしないはずでは」と義時を問いただす。
- 義時は、「義盛に謀られました」と主張。
- 西門をまかされた泰時は、泥酔していた。
- 和田勢は、南門から御所へなだれ込み、三浦勢と大混戦。
実朝が鶴岡八幡宮へ避難
- 義時と実朝たちは、無事に鶴岡八幡宮へ避難した。
- 御所から火の手があがる。
- 実朝は「鎌倉殿の証」のドクロを御所へ忘れたことに気付く。
- 大江広元が、御所へ戻ってドクロを取って来る。
- 和田勢は、由比ガ浜で態勢を立て直す。
巴は生き延びろ。
鎌倉の行く末を見届けろ。
それがお前の役目だ。
義時と広元が御家人に根回し
- 広元たちが、西相模の御家人が、和田に加勢するかもと心配する。
- 御家人たちに、鎌倉殿の名前で味方するよう書状を出す。
- 和田の敵は北条なのに、と実朝が花押をためらう。
和田は御所を攻めたのです。
これは謀反です。
- 義時と広元に押し切られて、実朝は花押する。
和田義盛の最期
- 若宮大路の参道を挟んで、和田勢と幕府勢がにらみ合いに。
- 西相模の援軍が寝返ったと知り、義盛が激怒。
- 徐々に幕府勢が優勢となる。
鎌倉殿に陣頭に立っていただきます。
- 実朝は、義盛を説得するのと引き換えに、義時に条件を出す。
命だけは取らぬと約束してくれ。
- 実朝が、降参するよう義盛を説得する。
- 義盛が説得に応じて、攻撃の構えを解いた途端、三浦勢が矢を射かける。
- 義盛は、射られて絶命する。
- 和田合戦は、大勢の死傷者を出して終結。
力を持つ者を人は恐れる。
恐れることで人はまとまる。
あなたのお父上から教わったことです。
- 実朝は、今後は後鳥羽上皇を頼みとして、安寧の世をつくると決意する。
義時が和田義盛の職を引き継ぐ
- 義時は、侍別当だった義盛の職を引き継ぐ。
- 妻のえは、義時が向かうところ敵なしとなったと大喜びする。
- 義盛の死から18日後、大地震が起こる。
【鎌倉殿の13人】第41話の見どころ・史実解説
第41話の見どころ
・和田義盛の最期
・戦場となる鎌倉御所
ついに、「鎌倉殿の13人」のひとりである和田義盛も、一族郎党滅ぼされてしまいます。
歴史にいう「和田合戦」ですね。
鎌倉の町が戦場になった大合戦です。
かなり切羽詰まったシリアスな内容です。
しかしそんな時も「ドクロ忘れた」と笑いを挟んでくるのが、さすがです。
【解説】史実とドラマの違い
どこからどこまでが史実なのか、確認してみましょう。
・和田勢が、大江広元邸・義時邸・御所を襲撃した
・挙兵時に、三浦勢は北条についた
・義時は、義盛の侍所別当の職を引き継いだ
・大江広元が、燃える御所へドクロを取りに帰った
・実朝の名前で、相模の御家人に書状を出した
→史料では、義時と広元の名前で招集した模様
・実朝が、義盛の助命歎願した
・実朝が、陣頭に立って和田を説得した
・和田義盛は、三浦勢の射殺された
→江戸義範の郎党に討ち取られた
和田合戦は、2日間にわたって鎌倉の市街の各所で繰り広げられました。
和田勢で、獅子奮迅の戦いぶりを見せたのは、三男の朝比奈義秀でした。
惣門を打ち破って南庭に乱入して、幕府側の御家人をバッタバッタと斬ったそう。
『吾妻鏡』には、朝比奈義秀の戦いぶりが次のように書かれています。
神の如き壮力を明らかにし、彼に敵する軍士に死を免れる者無し
引用元:『吾妻鏡』
2日目の18時頃、義盛の息子・義直が討ち取られます。
今は戦う甲斐もなし
義盛が大号泣しているところへ、江戸義範の郎党が襲って討ち取ったと伝わっています。
合戦後、固瀬川には和田一族の首がさらされました。
その数なんと、234。
一族郎党、ことごとく討たれたことが分かりますね。
大河ドラマの和田義盛は、朴訥なお人好しで、愛されキャラでした。
義盛ロスになる人も多いのでは。
畠山重忠も死に、和田義盛も死んだとなると、ドラマはどんどん殺伐となっていきそうですね。
【鎌倉殿の13人】第41話の感想
巴御前が義盛の服を着てる#鎌倉殿の13人 pic.twitter.com/BVWnGT07F0
— 弾正 (@naoejou) October 30, 2022
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【鎌倉殿の13人】41話ネタバレあらすじと感想まとめ
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