2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の前回は、三浦義村が公暁を焚き付けるところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の以下の内容をまとめています。
- 第44回のネタバレあらすじ
- 見どころと「どこまで史実?」解説
- ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
\ついに完結編/
【鎌倉殿の13人】第44回ネタバレあらすじ(11/20)
公暁が実朝暗殺を計画する
- 実朝は、左大将から右大臣に昇進した。
- 義時は不吉な夢を見て、薬師堂を建立する。
- 健保7(1219)年1月、公暁が三浦義村たちに実朝暗殺計画を話す。
右大臣の拝賀式の帰りを襲う
- 義時や泰時たちは、拝賀式の警護の打ち合わせをする。
- のえが、源仲章とおしゃべりしてたと知り、義時が叱った。
- 拝賀式の日が近づき、公暁の世話役・駒若丸が、太刀や蓑を準備。
- 平盛綱が、蓑を運ぶ駒若丸を目撃して怪しみ、泰時に報告する。
- 泰時が、三浦館を偵察して武装兵に気づき、義時に報告。
拝賀式は取りやめた方が良いかもしれません。
- 義時は、義村に公暁に不審なところはないか確認する。
- 義村は、「公暁殿は千日の参篭の真っ最中」と嘘をつく。
- 義時は、義村の嘘を見抜き、実朝と仲章に拝賀式の中止を進言。
今さら中止にはできません。
- 実朝は、なぜ公暁が自分を狙うのか不思議に思う。
- 実朝は、「いずれは京に行きたい」と義時に明かす。
義時が仲章の暗殺を決意する
- 仲章が「のえから、頼家の死の真相を聞いた」と義時にかまをかけた。
私の望みは一つ。
目障りな執権が消え、親王様を将軍にして、私が支える。
- 義時は、大江広元に仲章のことを相談。
仲章には死んでもらいましょう。
- 義時は、トウに仲章の殺害を命じる。
義時が実朝に愛想をつかす
- 拝賀式は、公卿・殿上人・御家人のみで行われることに決定した。
- 泰時が、義村を訪ねて「三浦勢は拝賀式に参加しないで下さい」と依頼。
- 義村は、北条に勘づかれたと気づき、公暁に襲撃計画を取りやめるよう伝える。
やめるわけにはいかぬ。
このような機会は二度とない!
- 母親のつつじが心配して、公暁に自分の道を生きるよう諭す。
- 泰時は、警護を強化するよう進言するが、義時は拒否。
- いずれ京へ行くつもりの実朝を、義時は守るつもりがなくなった。
公暁が鎌倉殿を斬ったら、その場で私が公暁を斬る。
実朝が公暁に詫びる
- 実朝は、公暁が「鎌倉殿」に執着する理由を調べる。
- 兄の頼家の死の真相を知り、政子を問い詰める。
- 公暁が自分を恨むのは当たり前だと思った実朝は、公暁を呼ぶ。
すまぬ、公暁。さぞ私が憎いだろう。
お前の気持ちは痛いほど分かる。
- 公暁は「私の気持ちなど分かるはずがない」と激怒。
- 実朝は、力を合わせようと公暁に頼む。
- 公暁は「だまされるものか」と自分に言い聞かせた。
政子が義時に実朝を頼む
- 政子が義時を呼び、実朝に責められたことを告白。
実朝には、頼家みたいになってほしくない。
小四郎、それだけは約束して。
- 義時は約束せず、代わりに「鎌倉殿はわれらの誇りです」と答えた。
- 拝賀式に源仲章が参列しているのを見て、義時は暗殺失敗を知る。
泰時が公暁の本当の狙いに気づく
- 平盛綱が、公暁が参篭していないことに気付き、残された図面を持ち帰る。
- 泰時は、図面を見て公暁の狙いに気付く。
公暁の本当の狙いは鎌倉殿ではない。
父上(義時)だ!
【鎌倉殿の13人】第44話の見どころ・史実解説
第44話の見どころ
・暗殺される前の実朝と、周囲の動き
・公暁の苦悩と葛藤
三代目鎌倉殿の実朝が、甥の公暁に殺されたのは、歴史的にも大事件で有名ですよね。
根気はその「暗殺前夜」とも言える内容を、丁寧に展開しています。
- 恨みつらみでいっぱいの公暁
- 公暁を利用して一族を盛り立てたい義村
- 暗殺を止めようと頑張る泰時
- 途中で実朝に愛想をつかす義時
- 実朝を守りたい政子
- 公暁に詫びて、ともに鎌倉をより良くしたい実朝
それぞれの想いが交錯して人間味あふれる展開が見どころでしょう。
この頃になると、義時は邪魔者を消すことにためらいがないですね。
【解説】史実とドラマの違い
・実朝が、右大臣に昇格した
・右大臣昇格を祝う拝賀式が、鶴岡八幡宮で執り行われた
・公暁が、実朝暗殺を計画した
・三浦義村が、実朝暗殺計画に加わった
・泰時が、実朝暗殺計画に気づいた
・義時が、仲章の暗殺を計画した
・義時が、実朝に愛想をつかした
・式の前日に、実朝が頼家の死の真相を知った
・公暁の本当の狙いは、実朝ではなく義時だった
上記については、史料を見つけられませんでした。
史実では、実朝暗殺後に、義村は公暁に討ち手を差し向け、殺害しています。
なので、ドラマでも義村が公暁を殺害する流れになるでしょう。
「公暁の本当の狙いは義時だった」というのは、『愚管抄』をベースにしていると思われます。
実朝とともに、源仲章も殺害されたのは、「北条義時と間違われた」という記述があるのです。
北条家の筆頭である義時が、公暁に恨まれた可能性は十分あります。
ただ、「本当の狙いは実朝ではなく、義時だった」というのはドラマ演出かなと。
また、実朝暗殺後、公暁が義村に「我こそは東国の大将軍である」と書状を送っています。
実朝を殺害している結果や発言から見ると、やはり公暁の本命は実朝だったのではないでしょうか。
【鎌倉殿の13人】第44話の感想
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【鎌倉殿の13人】解説・考察記事の一覧
【北条義時】
【のえ】
【北条政子】
【三浦義村】
【源実朝】
【北条時政・りく】
【畠山重忠】
【比奈】
【善児・トウ】
【キャスト】
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【鎌倉殿の13人】44話ネタバレあらすじと感想まとめ
・公暁が、三浦義村たちと実朝の暗殺計画を立てる
・義時が、仲章の殺害をトウに命じる
・泰時は実朝を守ろうとするが、義時は実朝を見放す