2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の前回は、泰時が公暁の本当の狙いに気づくところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の以下の内容をまとめています。
- 第45回のネタバレあらすじ
- 見どころと「どこまで史実?」解説
- ドラマの感想
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
この記事は、主に公式ガイドブック(完結編)を資料にまとめました。
\ついに完結編/
【鎌倉殿の13人】第45回ネタバレあらすじ(11/27)
公暁が実朝を殺害
- 健保7(1219)年1月27日、実朝は拝賀式を終えて本宮の廊下に出た。
- 庭に巫女のおばばがいた。
天命に逆らうな!
- 大階段下には、御家人たちが控えていた。
- 太刀持ちだったはずの義時は、直前に実朝の指示で、源仲章と交代していた。
- 義時は、義村に公暁がどこにいるか、そっと尋ねる。
鎌倉殿は私に憤っておられる。
公暁殿が討ち損じたら、私は終わりだ。
- 泰時が、公暁は義時の命を狙っていると知らせに来る。
- 楼門を出る実朝を見て、泰時が助けに行こうとするが、義時が止める。
覚悟!
- 公暁が大太刀持ちの源仲章に斬りつけた。
- 実朝は小刀を取り出すが、おばばの言葉を思い出し、逆らわなかった。
- 公暁が実朝を斬り、声明文を読み上げようとする。
斬り捨てよ!
- 義時が命じて、警護の兵が公暁たちに殺到した。
公暁が政子に会いに行く
- 政子は訃報を聞いて動揺するが、公暁を助けたいと考える。
- 義村は、公暁との関りを示すものを全て処分した。
謀反に加担していたことをしゃべられたら三浦は終わりだ
- 公暁は御所に忍び込み、政子にかくまわれていた。
- 謀反人の自分は御家人には信頼を得られないと、公暁は分かっていた。
- 公暁は、実朝の部屋にあった鎌倉殿の証のドクロを抱えて去る。
義村が公暁を殺害する
- 義時から追及されて、義村は公暁を焚き付けたことを認めた。
今のお前は、力にしがみついて、恨みを集め、怯え切ってる。
そんな姿を見て、誰が取って代わろうと思う。
- 義村が三浦館に戻ると、公暁が逃げ込んでいた。
- 義村は、公暁を背後から刺殺し、首桶を義時に差し出した。
- 「この先も、三浦一門は鎌倉のために働く」と義村が表明。
泰時が義時を非難する
- 義時は、大太刀持ちの役目を仲章と交代した理由を、宿老たちに説明。
夢に見たのとそっくりな白い犬が現れ、気分が悪くなったので代わってもらった
- しかし泰時や平盛綱たちは、義時の話を信じなかった。
- 泰時は、なぜ義時が実朝の暗殺を止めなかったことを非難。
父上が鎌倉を思い通りにするなら、きっと阻んで見せます。
- 実朝も公暁も失った政子は、生きる望みを失った。
- 自害しようとした政子を、トウが止めた。
親王の下向を督促する
- 実朝暗殺の話が、後鳥羽上皇にも伝わった。
恐ろしや。鎌倉なんぞに親王様を行かせてはなりません
- しかし親王が下向しなければ、鎌倉は北条の天下になると、慈円は危惧した。
- 鎌倉でも、親王をこのまま迎えるべきか、意見が分かれた。
- 義時は、もっと扱いやすい別の人物がいいと考える。
- しかし、話を持ちかけた鎌倉から反故にはできないと、三善康信らが主張。
- 義時は、朝廷から断るよう仕向けるために、早く下向するよう督促。
義時が運慶に仏像を造らせる
- 傷心の政子は、伊豆に帰ろうとしたが、義時が止める。
頼朝様のご威光を示せるのは姉上だけです。
立場は今まで以上に重くなります。
我らは一心同体です。
- 義時は、運慶に「私に似せた仏像」を作らせる。
- 建立の理由は、「神仏と一体になった己の像を作って、頼朝がなしえなかったことをしたいから」だった。
【鎌倉殿の13人】第45話の見どころ・史実解説
第45話の見どころ
・実朝と公暁の最期
・似た者同士の義時と義村
・運命共同体の義時と政子
今回は、非常にドラマチックな回ですね。
実朝が暗殺される直前に、巫女のおばばが登場するとは思いませんでした!
ドラマならではの演出ですね。
義時も義村も、公暁の実朝暗殺計画を知っても、止めようとしません。
思惑は違っても、結局のところ似た者同士です。
そんな父親の態度に泰時が激怒。
後に名君と謳われた北条泰時は、このようにして作られていったんだなあと思わせますよね。
実朝は覚悟して抗わず討たれ、公暁もすぐに義村に討たれてしまいます。
政子は義時に嫌気がさしますが、義時は「われらは一心同体」と釘をさします。
承久の乱での二人の伏線になっているのでしょう。
承久の乱は、『鎌倉殿の13人』の最大の見どころでしょうから、楽しみですね!
【解説】史実とドラマの違い
・公暁が、実朝や源仲章を討った。
・公暁もすぐに討たれた。
・義時は、死なずに済んだ。
・義時が、運慶に仏像を造らせた。
・義時は、実朝暗殺計画を知っていたが、止めなかった。
・実朝は、討たれる時に覚悟して、公暁を促した。
・公暁は、実朝暗殺後に政子に会った。
・義村が、公暁を焚き付けたことを認めた。
・義村が、公暁を討ち取った。
→(史実)義村が仕向けた追手が、討った。
・政子が自害しようとした。
・義時が「私に似せた仏像」と注文をつけた。
今回は、ドラマの演出が多いですね。
つまり、それだけドラマチックなシーンや展開になってるということです。
源仲章は義時と間違われた?
「源仲章は間違われて斬られ、義時は助かった」というのは、『愚管抄』を元にしています。
『愚管抄』では、「源仲章は、義時と間違われて斬られた」と記述しているのです。
一方『吾妻鏡』では、「当日急に体調不良になったので、仲章と交代してもらい、自邸に帰った」と記述しています。
当日になって直前で交代したので、公暁は知らなかったのでしょうね。
三浦義村は公暁を焚き付けた?
また、三浦義村が公暁を焚き付けたと認めるはずないですよね。
認めた時点で謀反なので、三浦は討ち取られてしまうことになるはずだからです。
史実では、公暁は実朝を討ち取った後に「我こそが東国の大将軍だ。準備せよ」と義村に書状を送ってます。
義村は承諾したと見せかけて、追っ手を差し向けて公暁を討ち取ったのです。
義村本人が、公暁を討ったわけではありません。
しかしドラマでは義村が討つ方が、ドラマチックですよね。
実朝も公暁も死んでしまい、頼朝の嫡流は同じ日に絶えてしまったのでした。
義時は自分に似た仏像を造らせた?
義時が運慶に仏像を造らせたのは、事実です。
理由ときっかけは、「戌年の義時の夢枕に、十二神の戌神が立ったから」でした。
十二神は、薬師如来の眷属です。
・義時は、覚園寺を建立した。
・運慶に仏像を彫らせた。
・薬師三尊と十二神将を納めた。
ということで、「私に似せた仏像」という注文は、ドラマ演出ですね。
ドラマの21話で、時政は運慶に願成就寺の仏像を彫らせます。
運慶は「自分の母親に似てしまった」と言っていました。
第21話を伏線として、義時が「自分に似せた仏像」を彫らせたという流れになっているのですね。
【鎌倉殿の13人】第45話の感想
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【鎌倉殿の13人】45話ネタバレあらすじと感想まとめ
・公暁が、実朝と源仲章を討つ。
・義時は、悪運強く死なずに済む。
・公暁は、義村に討たれる。