2022年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の前回は、頼家が伊豆に幽閉され、実朝が鎌倉殿になるところで終わりました。
この記事では、『鎌倉殿の13人』の
- 第33回のネタバレあらすじ
- 見どころと「どこまで史実?」解説
- ドラマの感想
を、源平マニアのブログ主がまとめました。
ドラマを予習したい方、他の人の感想を知りたい方はぜひご覧ください
1話~最終話まで、以下のリンクで全放送回のネタバレあらすじを読めます。
【鎌倉殿の13人】来週のネタバレあらすじを最終回まで!考察や解説まとめも!
\裏話が満載/
【鎌倉殿の13人】第33回「修善寺」ネタバレあらすじ(8/28)
鎌倉では政子(小池栄子)の次男・源実朝(嶺岸煌桜)を鎌倉殿とする新体制が始まりました。
北条時政(坂東彌十郎)が執権別当に就任します。
時政を裏で支えるりく(宮沢りえ)は実朝の正室を京から迎えることを進言。
娘婿である平賀朝雅(山中崇)を通じて後鳥羽上皇(尾上松也)に願い出たのでした。
しかし、御家人たちは派手に権力をふるう北条を敬遠します。
三浦義村(山本耕史)の忠告に義時(小栗旬)も苦笑。
一方、失意の源頼家(金子大地)は…
ここが気になる!
NHKは、あらすじをここまでしか公表していません。
しかしタイトルが「修善寺」ですので、頼家はこの回で殺害されると思います。
源氏の嫡流がどんどん減っていきますね。
頼家殺害の史実については、次の章で解説します。
『鎌倉殿の13人』の公式ガイドブック完結編は、10月7日発売予定です。
そのため、申し訳ありませんが、それまでのあらすじは簡易版で紹介します。
【鎌倉殿の13人】第33話の見どころ・史実解説
第33話の見どころ
第33話のみどころは
- りくの出しゃばり
- 頼家が修善寺で殺害される
ではないでしょうか。
宮沢りえさん演じる「りく」は、歴史的には牧の方と呼ばれており、悪妻として有名です。
なにかと時政に指図して、政治に介入。
何かと頭の回る人だったのでしょうが、りくが政治に出しゃばるために、人生が狂ってしまった人はたくさんいます。
今回の辺りから伊豆に追放されるまでが、りくの出しゃばり具合のピークになっていく演出だろうと思います。
りくの画策ぶりが、今後しばらくの見どころになるでしょう。
また、おそらく頼家はこの回のラストで殺害されるでしょうから、どうぞお見逃しなく!
史実解説
第33回の時代設定は、1204年です。
起きた主な出来事は以下です。
- 3月に、義時が従五位下・相模守に就任
- 7月に、頼家が殺害され、義時が頼家の家人の反乱を鎮圧
- 12月に、実朝が正室を迎える
義時は出世するんですね。ドラマでは、ちらっとナレーションが入るくらいかもしれません。
ちなみに、義時は比奈と別れた後、伊賀の方を継室に迎えますが、日時が分かっていません。
1205年6月に伊賀の方は出産します。
なので、33回か34回で義時は再婚するはずです。
たぶん次回の34回ではないかと予想します。
また、ドラマだと、りくが張り切って、実朝の正室を京から迎えようとするようです。
ここら辺も史実では詳しく分かっていません。
『吾妻鏡』には、実朝が京から嫁を欲しがったみたいに書かれているようですが、当時まだ12歳くらいですからね。
「京から正室を」は、政子や時政の要望と考えるのが自然でしょう。
ドラマでは、京出身のりくが一役買う演出になったようです。
実朝の妻子については、別の記事にまとめたのでご参照ください。
さて、今回の見どころは頼家の最期ですが、これがまた殺され方が壮絶なのです。
殺害したのは北条の兵なのですが、『吾妻鏡』には7月18日に頼家が死んだことが短く書かれてるだけ。
北条家が、血縁の頼家を殺したとは書きにくいですよね。
一方、『愚管抄』には次のように書かれています。
修禅寺にてまた頼家入道を刺殺してけり。
とみに、えとりつめざりければ、頸に緒をつけ、ふぐりを取りなどして殺してけりと聞えき。
引用『愚管抄』
要約をまとめるとこういうことです
- 修善寺で、入浴中に頼家を刺し殺した
- すぐには取り押さえられなかった
- そのため、首にひもを巻き、睾丸を押さえて殺した
頼家の享年は23歳(満年齢だと21歳)でした。
妻も子も殺され、自分も非業の死を遂げることになったのでした。
確かに未熟な2代目鎌倉殿だったでしょうが、こんな目に遭わなければならないほど酷かったとも思えません。
しかも殺したのは身内ですから、恐ろしい時代、恐ろしい人たちですよね。。。
ドラマでは、入浴中に善児かトウが頼家を刺し殺すという演出になるのではと予想しています。
北条家の黒い部分は、すべて善児とトウが背負っていく感じなのでは。
主人公の北条義時が視聴者から嫌われるわけにはいかないですからね。
宿敵の比企が滅亡した後も、北条家の権力争いはまだまだ続きます。
年表的に言えば、来週は「○た○や○し○た○」が死にますよ~。
【鎌倉殿の13人】第33話の感想
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【鎌倉殿の13人】解説・考察記事の一覧
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【鎌倉殿の13人】33話ネタバレあらすじと感想まとめ
- 実朝の正室を京から迎えようとする
- 頼家が、修善寺で殺害される