映画『ハリーポッター』シリーズのタイトル

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』では、100年ぶりに三大魔法学校対抗試合が開催されます。

代表選手になるには、17歳以上という条件がありました。

しかし、炎のゴブレットは14歳のハリーも「4人目の代表選手」として選びましたね。

映画では、種明かしがサラっとしていたので、

炎のゴブレットにハリーの名前を入れたのは誰?」

「優勝カップがポートキーになって、墓場に連れてったのはなぜ?」

とちょっと分かりにくかったです。

この記事では、

  • 炎のゴブレットが、ハリーを選んだ理由は?
  • なぜ優勝カップがポートキーになってた?
  • クラウチ・ジュニアは、いつからムーディだった?
  • クラウチ・ジュニアの策略の内容は?

について、詳しく解説しています。

【解説】炎のゴブレットにハリーを選ばせた仕掛け人はクラウチjr

『炎のゴブレット』は、映画だとサラっとしか種明かしされないので、

「どうしてハリーが代表選手になったの?」

「どうして優勝カップがポートキーになってた?」

など、よく分からないところがありますね。

結論から言うと、すべてムーディに変身したバーテミウス・クラウチ・ジュニアの仕業でした。

炎のゴブレットには、「錯乱の呪文」をかけていたのです。

炎のゴブレットにハリーを選ばせたのは、ヴォルデモート復活のため

バーテミウス・クラウチ・ジュニアの父親は、魔法省の役人です。

しかし息子は、死喰い人でヴォルデモートの手下でしたね。

クラウチ・ジュニアは、同じく死喰い人のイゴール・カルカロフに密告され、アズカバン送りになります。

カルカロフは、『炎のゴブレット』では対戦校・ダームストラング専門学校の校長でしたね。

ヴォルデモートは、自分の復活のために、クラウチ・ジュニアをホグワーツに送り込むのです。

ヴォルデモートの復活のためには、

復活の儀式に必要なもの
  • トム・リドルの父親の骨
  • 忠誠を誓うしもべの肉
  • 敵のハリー・ポッターの血

が必要でした。

ヴォルデモートは、復活成功のための作戦を練ったのですが、要となったのがクラウチ・ジュニアだったのです。

クラウチ・ジュニアがムーディに変身

最強の魔法使いダンブルドアの目を欺いて、ハリー・ポッターの血を手に入れるのは至難の業。

そのため、

  • クラウチ・ジュニアがホグワーツに侵入
  • ポリジュース薬で、アラスター・ムーディに変身

とい手順を踏んでいます。

ムーディは、ダンブルドアに依頼されて、闇の魔術の防衛術の新任教師として、赴任してきたばかりでした。

赴任のタイミングを狙われてしまったわけですね。

ポリジュース薬は、

ポリジュース薬
  • 飲むと他人に変身できる魔法の薬
  • ジュースに、変身したい人物の体の一部(髪の毛など)を入れて飲む
  • 飲むと1時間だけ変身できる
  • ハーマイオニーが間違って、猫に変身したことがある
  • 『秘密の部屋』『謎のプリンス』『死の秘宝』でも登場

という薬です。

1時間しか変身できないので、クラウチ・ジュニアは1日に何度も飲んだのでしょうね。

『炎のゴブレット』だと、スネイプ先生は、ハリーが薬の材料を盗んだと誤解して問い詰めるシーンがありました。

「ポリジュース薬を使って、ホグワーツに忍び込んでる者がいる」ことを匂わせる伏線だったわけですね。

クラウチ・ジュニアがムーディとすり替わったのはいつ?

映画には、クラウチ・ジュニアがムーディに変身するシーンは出てきません。

一体、いつの間に入れ替わったのでしょうか?

炎のゴブレットに、ハリーの名前を入れたのはクラウチ・ジュニアです。

原作小説では、ムーディが赴任する前日(つまり映画の最初から)に入れ替わっています。

また、映画の中では、ムーディがハリーを自分の研究室に呼ぶシーンがありました。

対抗試合の作戦を練ろうという名目でしたね。

研究室には、海賊映画にでてきそうな、アンティークな大きな木箱がありました。

木箱はガタガタ動いていましたのは、ムーディと入れ替わっていることの伏線だったのです。

映画の最後に、本物のムーディが木箱に監禁されていたことが明かされましたね。

ハリーはなぜクラウチ・ジュニアに気づいた?

映画の最後で、ハリーはムーディが偽物だと気づきます。

どうして気づいたのでしょうか?

ハリーが墓場から戻った後、クラウチ・ジュニアはハリーを研究室に連れ込みます。

ムーディは「あの方は、墓場でどんな感じだった?」とハリーに尋ねましたね。

ハリーは「墓場なんて、ひと言も言ってない」と怪しみました。

するとムーディに扮するクラウチ・ジュニアは、次々と種明かしをしたのでした。

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【解説】炎のゴブレットがハリーを選んだ理由は錯乱の呪文!ポートキーは最後の仕掛け!

さて、クラウチ・ジュニアがホグワーツ魔法学校に忍び込んで、実際にやったことを確認してみましょう。

クラウチ・ジュニアの役割は、ハリーをヴォルデモートの復活の舞台であるリトル・ハングルトンの墓場に連れて行くことです。

そのために対抗試合を利用したのですね。

何としても、

  • ハリー・ポッターを優勝させる
  • ポートキーにした優勝カップをつかませる

という手順を踏まなければなりませんでした。

そのために、クラウチ・ジュニアは以下の事を仕組んでいます。

クラウチjr.の作戦
  1. ポリジュース薬で、ムーディと赴任前日に入れ替わる
  2. 炎のゴブレットに「錯乱の呪文」をかけて、ハリーを選ばせる
    (錯乱して代表資格のないハリーも選出)
  3. ハグリッドがハリーを森へ誘うよう仕向ける
    (第1課題はドラゴンだと知らせるため)
  4. セドリックに、第2課題の卵の謎を解くヒントを与える
    (セドリックがハリーにヒントを伝えた)
  5. ロングボトムに、第2課題をこなすための「エラ昆布」を教える
    (ロングボトムがハリーに助言した)
  6. 父親のバーテミウス・クラウチに気づかれ、殺害
  7. 3課題の迷路で、クラムが勝たないように魔法をかけた
  8. 優勝カップを魔法でポートキーに変えておいた
    (ヴォルデモートの復活の儀式の場へ移動させるため)

クラウチ・ジュニアは、炎のゴブレットに「錯乱の呪文」を使いました。

3校ではなく4校対抗だと錯乱させたのです。

そのためゴブレットは、4人目の代表にハリーを選んだのでした。

クラウチ・ジュニアの計画は、ほぼ順調に進みます。

しかしハリーは、迷路でセドリックに「一緒に優勝カップをつかもう」と持ちかけました。

同時優勝ということですね。

クラウチ・ジュニアからすると、セドリックまで墓場に来るのは誤算でしたね。

ヴォルデモートの復活にセドリックは必要ないため、すぐにヴォルデモートが殺してしまいます。

ヴォルデモートの冷淡さ、残酷さがよく表れていたシーンです。

自慢の息子セドリックを亡くして、父親のエイモスの嘆き悲しむ姿が、かわいそうでしたね。

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※本ページの情報は2021年11月時点の情報です。
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炎のゴブレットがハリーを選んだ理由の解説まとめ

『ハリーポッターと炎のゴブレット』では、対抗試合の代表資格のないハリー・ポッターも選ばれました。

  • 炎のゴブレットがハリーを選んだのは、クラウチ・ジュニアが「錯乱の魔法」をかけていたたから
  • 死喰い人のクラウチ・ジュニアは、ハリー・ポッターを復活の儀式の場に連れ出す役目だった
  • クラウチ・ジュニアは、ポリジュース薬で。教師のムーディになりすました
  • クラウチ・ジュニアは、様々な策略を仕掛けて、ハリーを対抗試合で優勝させることに成功
  • ポートキーに変えた優勝カップで、ハリーを儀式の墓場へと移動させた

というのが、この記事のまとめです。

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